マンションのベランダは、居住者の専用使用権が認められていますが、あくまで「共用部分」であるということを覚えておきましょう。共用部分とは、廊下やエントランスなど、住民が共用で使用するスペースのこと。ベランダも共用部分となるため、避難の邪魔になるような物を置いてはいけないということなど、利用の際には一定の制約があります。避難ハッチの上や隔て板の前に、大型の家具や植物を置くなど、非常時の移動を遮るような使い方はやめましょう。

広くてゆったりとしたバルコニー。ユーカリやオリーブなどの大き目の木の鉢植えを中心に、さまざまな植物が。お花ではなくあえて緑の植物を飾ることで統一感が生まれます。

お料理に使えるハーブも育てているそうです。アンティーク感のあるイスをスタンド代わりに使い、高低差を出すことで、ディスプレイに躍動感が生まれます。

雑貨とグリーンがにぎやかにディスプレイされた楽しいベランダ。雑多な印象にならないのは、厳選されたアイテムだけ飾っているから。

さわやかなホワイトの木のラティスを設置。気になるお隣との目隠しになりますし、ラティスの壁面にお気に入りの雑貨を飾ることができて一石二鳥ですね。

せっかくおうち時間が増えたから、ベランダで家庭菜園を始めるのもいいかも。バジルやパセリ、ローズマリーなど少しあるとうれしいハーブ類などをプランターで育てて。

育てる楽しみ、収穫する楽しみ、食べる楽しみを味わえてお得な気分。ベランダに少しグリーンがあるだけで心が安らぎ、ホッとします。

窓をオープンにして、ベランダをお部屋の一部として使用。ガーデンテーブル＆チェアを置いて、リラックスできる空間に。

鉢植えの植物に加えて、ガラスの花瓶に無造作にアレンジしたグリーンをプラス。おもてなしのときや記念日など、特別な日にベランダが華やかになっていいですね。

シンプルでミニマムな暮らしを心掛けているという家主さん。おうちの中でもキャンプ用品で暮らしているそうです。お天気のいい日には窓辺にアウトドアチェアを設置して足だけ出して日光浴。なにもせずボーッとしてリセットする時間も必要ですね。

木の端材とレンガを組み合わせてミニテーブルに。ベランダでまったりするときにコーヒーカップやボウルを置くのにちょうどいいサイズ感。無駄に物を買って増やすより、あるものを活用したり、工夫したりして賢く生活したいですね。