部屋作りのお手本は映画から
【北欧モダン】愛着が沸く洗練されたデザイン
「エデンより彼方に」大人な北欧ヴィンテージ空間
【この映画について】
ジョージ・クルーニーが制作指揮を取り、2002年のアカデミー賞4部門ノミネート、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞をした名作エデンより彼方に。人種差別が色濃い時代に、上流階級の主婦の心の揺れ方を描いた作品です。
「ストックホルムでワルツを」感性を刺激する可愛い北欧デザイン
【この映画について】
スウェーデンの世界的ジャズシンガーであるモニカ・ゼタールンドの半生を映画化した作品で、スウェーデンのアカデミー賞にあたるゴールデン・ビートル賞で監督賞、主演女優賞など4部門を獲得しました。
「オンネリとアンネリのおうち」明るくファンタジックな北欧ポップ
【この映画について】
1960年代に児童文学として発表されて以降、フィンランドで長く愛され続けるマリヤッタ・クレンニエミ原作本を実写映画化したもの。、魔法が使えるおばあさんたちと交流しながら、可愛いオンネリとアンネリが二人で生活を送るファンタジックな作品です。
【カントリースタイル】居心地が良い素朴であたたかな空間
「赤毛のアン」木のぬくもり溢れるアメリカンカントリー
本、アニメ作品でも多くの人に親しまれている赤毛のアンの世界は、カナダの豊かな自然の中を舞台にしているため、植物や木のぬくもりを感じる温かみのあるインテリアで、ナチュラル好きにはたまらない憧れが詰まっています。室内はもちろん家周りのアプローチ作りの参考にもなりますよ。
【この映画について】
カナダの作家L・M・モンゴメリが1908年に発表して以降、世界で愛され続けている赤毛のアン。作者の孫娘にあたるケイト・マクドナルド・バトラーの製作総指揮で、2015年に映画化されました。
「グローリー 明日への行進」高級感のあるクラシックカントリー
舞台となっているのは60年代。アメリカンクラシック好きにとっては、目を惹くような鮮やかな壁紙やシックな家具の色使いが印象的です。暗めのトーンの家具は、重厚感がありホテルのような高級な雰囲気を出すことができます。
【この映画について】
アメリカ公民権運動が盛り上がりを見せる中、アラバマ州セルマで実際に起きた“血の日曜日事件”をテーマにした作品で、ドキュメンタリーのような緊迫感のある内容となっています。
「ムーンライズ・キングダム」アウトドアな雰囲気のワークカントリー
シャビーなワークアイテムと木製の家具の組み合わせがレトロで可愛いインテリアが並びます。アウトドア好きにとっては、キャンプグッズも可愛いアイテムが目白押しで登場しますよ。
【この映画について】
ブルース・ウィルスなど豪華キャスティングで、第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて高い評価を得た、ウェス・アンダーソン監督によるコメディ映画。60年代を舞台に、ボーイスカウトに所属する一組の少年少女のと大人たちの姿をユニークに描いています。
【ミッドセンチュリーモダン】斬新な色使いで個性的に
「時計仕掛けのオレンジ」デザイナーズ家具で未来的に
近未来をテーマに、劇中で使われている斬新なインテリアの色使いや無機質なデザインの家具の配置は、ミッドセンチュリーモダンならではの個性を放っています。芸術的なインテリアの魅せ方も、根強いファンを獲得したポイントとなっているので注目です。
【この映画について】
1971年に公開されたスタンリー・キューブリック監督の作品で、不良グループの首領アレックスが仲間に裏切られ、攻撃性を絶つ洗脳の実験台にされてしまうというセンセーショナルな内容です。
「グッバイ・ゴダール!」フレンチポップな可愛い空間
【この映画について】
キューブリックと並び、気狂いピエロや勝手にしやがれにより、奇才として名を轟かせたフランスの映画監督ジャンリュック・ゴダールと妻アンヌ・ヴィアゼムスキーの日々を描いたコメディ作品。
「シャイニング」アクセントカラーを取り入れてハイセンスな部屋に
作品の中では、狂気的な世界観の要にもなっている幾何学なデザインたちですが、インテリアのレトロさと色使いは見事なセンス。映画のような個性的な部屋に仕上げたい場合は、サイケなカラーデザインを取り入れましょう。
インテリアにさりげなく、シャイニングの世界観を取り入れたい方は、部屋の印象を大きく変えてくれるラグマットに、印象的な色を取り入れてみると◎。ミッドセンチュリーらしいチーク材の家具との調和をもたらすオレンジ系ならかっこよくまとまります。
【この映画について】
80年代公開のスティーブンキング原作。こちらもスタンリー・キューブリックが監督を務め、家族を惨殺するといった狂気の世界を見事に作り上げたホラー映画です。近年後編としてドクター・スリープが公開されると、再び話題となり注目が集まりました。
50年代を舞台にした映画のため、北欧家具デザインが活気に満ちていた時代を感じる家具たちは、おしゃれで大人の洗練さが漂います。デザイナーズ家具として、今でも人気が高いアイテムも出てくるため、素敵なインテリア選びの参考になります。