素敵なクリスマス映画、観てみませんか?
クリスマスキャロル (1970)
チャールズ・ディケンズの小説が原作。長年愛され続けているクリスマス映画の定番
スクルージは思いやりが全くない人間で、ボブを安い給料で働かせてクリスマス休暇も1日だけ。そんなある日、7年前に死んだ共同経営者のマーレイの亡霊が現れた。マーレイは「過去、現在、未来の亡霊が来る」と言い残して消えてしまった...。
無慈悲なスクルージを演じるのはイギリスの俳優アルバート・フィニー。「ボーン・アルティメイタム」や「007 スカイフォール」などにも出演しています。ハートフルなミュージカル作品なのでとても見やすく、音楽も素敵。何度も見たくなる心温まる作品になっています。
ホリデイ(2006)
ホームエクスチェンジで恋が始まる!?大人の恋愛を描いたラブコメディ
豪華キャストが描く心温まる大人のロマンティックコメディ「ホリデイ」。この作品の監督は「恋愛適齢期」などでも有名なナンシー・メイヤーズで、大人の恋をハートフルに描いています。映画のどのシーンを切り取っても素敵な本作。人との出逢いを大切にしたいと改めて思える作品です。
ロンドンに住むアイリスは恋人が他の女性と婚約して失恋、ハリウッドで映画予告編製作会社の社長をしているアマンダは恋人の浮気で別れることに。失恋した2人は家を交換する「ホームエクスチェンジ」を利用して、それぞれの家で過ごすことになったのだが...。
キャメロン・ディアスのキュートなはじける笑顔、ジュード・ロウの優しさ溢れる佇まいが印象的。甘くて切ない大人の恋心を丁寧に描いています。ケイト・ウィンスレット演じるアイリスと昔脚本家だったおじいちゃんのエピソードも心温まります。新しい土地での人との出会い、大切にしたいですね。
ストーリーだけでなく、音楽やインテリアなどもとても素敵なんです。ぜひ、そちらにも注目してみてください♪
素晴らしき哉、人生(1946)
感動の映画ランキングで堂々の1位。一度は見ておきたいアメリカ白黒映画の名作
「アメリカ映画協会が選ぶ感動の映画ベスト100」で見事に1位を獲得した「素晴らしき哉、人生」。監督や俳優などのファンも多いことで知られています。一度は観て欲しい名作中の名作です。
いつもツキに見放されるジョージ。しかし結婚して子供に恵まれ、家族で幸せに暮らしていた。クリスマスに大金を紛失し、絶望したジョージは自殺を決意。橋から飛び降りようとしたのだが...。
生きることの素晴らしさ、人の温かさを感じることの出来る本当に素晴らしい映画です。名監督スティーブン・スピルバーグは、映画を撮る前に必ずこの作品を観るほど大好きなんだそう。映画史に残る名シーンなど、何度観ても泣けます。
ラブ・アクチュアリー(2003)
カップルのおうちデートにおすすめ!さまざまな恋をオムニバス形式で描いたラブストーリーの決定版
クリスマスが近くなると観たくなってしまう映画「ラブ・アクチュアリー」。19人の恋愛模様をオムニバス形式で静かにロマンティックに、ときにコミカルに描いています。豪華キャストにも注目の作品です。
秘書に片思い中の首相、恋人が自分の弟と浮気しているのを目撃したジェイミー、妻を亡くして悲しみに暮れるダニエル、親友の奥さんに恋するピーターなど、19人の登場人物の恋模様をクリスマスの5週間前から描いています。ヒット曲も多数使われているので、劇中の音楽にも注目してみてください♪
落ちぶれたロックスターを演じた名優ビル・ナイは、この作品で英国アカデミー助演男優賞を受賞しました。特におすすめなのが、小学生の男の子サムの初恋のエピソード。好きな女の子のために頑張るピュアな姿にほっこりします♪
幸せのポートレート(2005)
アメリカで大ヒット!恋人や家族を描いた心温まるハートフルストーリー
全米で「ラブ・アクチュアリー」を超える興行収入を記録した「幸せのポートレート」。世界の女性が憧れる女優サラ・ジェシカ・パーカーや名女優ダイアン・キートンなどをキャストに迎え、個性的な家族とその恋人のクリスマスを描いています。サラ・ジェシカ・パーカーはこの作品でゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされ、全米で大ヒットしました。
メレディスは恋人・エヴェットの実家を訪れることになった。しかし、エヴェットの家族は個性的で自由な人ばかり。話が噛み合わなくて家族と打ち解けられず、空回りしてばかりのメレディス。自分の妹を呼んだのだが...。
クリスマスにいろんなトラブルを巻き起こして、ストーン一家は大騒ぎ!主演のサラ・ジェシカ・パーカーは神経質で堅物な都会の女性の役。「SEX and the CITY」のキャリー役で有名になった彼女ですが、こちらもはまり役。トラブルを次から次に引き起こしてしまう彼女は必見です。
ホーム・アローン2(1992)
クリスマスといえばこの洋画!家族で一緒に笑える大人気コメディ
何度観ても楽しめる大人気の「ホームアローン2」。大人から子供まで楽しめるクリスマス映画の定番ですよね。子供のときは爆笑だけたっだかもしれませんが、大人になってもう一度じっくり観ると感動したという人も多い作品なんですよ。
クリスマスに家族や親戚とマイアミ旅行に行く予定だったケビン。しかし、全員寝坊してしまい急いで空港へ。家族とはぐれてしまったケビンは飛行機を乗り間違えて、ニューヨークに行ってしまう。ケビンの天敵の泥棒2人組が脱獄し、ニューヨークに潜伏。おもちゃ屋に強盗に入る計画を立てていて...。
ケビンに歩み寄る2人の泥棒。ケビンとこの泥棒2人組が出会えば何も起こらないはずがない!ニューヨークのクリスマスの風景も素敵です♪
ホワイトクリスマス(1954)
クリスマスの音楽が楽しい♪何度見ても楽しめるミュージカル映画の傑作
1954年に公開された「ホワイトクリスマス」。初めてビスタビジョンで製作された映画としても知られています。歌手で俳優のビング・クロスビーが主演を務め、アーヴィング・バーリンの曲が映画を美しく彩っています。
第二次世界大戦の戦友のボブとフィルはコンビを組んで、ブロードウェイで大成功を収めた。プロデューサーを務めるミュージカルの公演中に、あるナイトクラブに出演していた姉妹を好きになってしまったボブとフィル。姉妹を連れてパインツリーに行ったが、宿泊先のホテルのオーナーは戦時中にお世話になったウェイヴァリー将軍だった...。
主題歌は名曲「ホワイト・クリスマス」です。音楽やダンスがとにかく素晴らしく、一度は見ておきたいミュージカル映画の名作です。
クリスマスクロニクル(2018)
子供も楽しめる!2018年Netflix(ネットフリックス)配信のアメリカンコメディ
2018年に公開されたNetflixオリジナル映画『サンタクロニクル』。「ホーム・アローン」「ハリーポッター」の監督を務めたクリス・コロンバスがプロデュースを手掛けています。サンタクロースとの夢のある大冒険は、幅広い世代で楽しめる新定番になりそうなクリスマスムービーです。
クリスマスイヴにピアース兄妹はサンタクロースの姿を撮るために、そりに忍び込んだ。しかし、2人に驚いたサンタクロースはバランスを崩し、墜落してそりが壊れてしまった。トナカイもプレゼントもなくなったサンタクロースを手伝うことになって...。
この作品のためにNetflixに入った方もいるくらい魅力的な本作。大人も子供も一緒にドキドキわくわくしてしまうクリスマスのアドベンチャー映画で、夢のあるクリスマスを過ごしてみませんか?
大停電の夜に(2005)
邦画も見逃せない!日本映画が贈るクリスマスの感動ラブストーリー
クリスマスの映画というと洋画を見ることが多いのではないでしょうか?数こそ少ないですが、日本にも上質な作品があります。「大停電の夜に」は、豊川悦司、原田知世、寺島しのぶなど12人の男女が主人公。第18回東京国際映画祭特別招待作品です。
クリスマスイヴに東京が大停電になってしまった。昔の彼女を思い続ける男性、不倫関係を終わらせた女性、死を考えている少女など、さまざまな悩みや想いを抱えている12人の男女が大停電の夜に繰り広げるファンタジックなラブストーリーです。
それぞれの登場人物の想いを繊細に描いた本作。深夜でも光り輝く東京が暗闇に包まれているからこそ、普段は気付けなかった本当の想いに気づく人々。ろうそくの灯りが全体を温かく包み込み、優しい気持ちにさせてくれる映画です。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(2009)
独特の世界にハマるアニメの名作!人形が繰り広げる大人気ファンタジー
ティムバートン監督の不気味でユニークな世界観が魅力的な「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」。最新技術やストップモーションアニメーションを使用したアニメの名作として愛されています。ジャックやサリーなどちょっと不気味で個性的な人形達の魅力の虜になる人も多い作品です。
ハロウィンタウンに住むカボチャ大王のジャック・スケリントンは、ハロウィンの準備に飽きていた。ある日、森で見つけた不思議なドアを開けたジャックはクリスマスタウンに迷い込んだ。その明るく美しい世界の虜になったジャックは、クリスマスの計画を立て始める...。
最初は不気味でダークな雰囲気のアニメに感じるかもしれませんが、見ていくうちにティムバートンならではの不思議でユニークな世界観に魅了されるはずです。映像や音楽どれを取っても最高ななので、クリスマスの夜に楽しんでみてください♪
クリスマス映画の定番「クリスマスキャロル」。1843年に出版されたイギリスの文豪・ディケンズの小説を映画化した作品です。1951年に始めてアメリカで映画化されて現在までに9作品が制作されています。このクリスマスキャロルは1970年にイギリスで制作された映画で根強い人気を誇っています。