出典: お家でゆったりと過ごしたり、仕事をしたり…どんな時にも相棒となってくれる家具が「チェア」ですよね。でも本当に座りやすいチェアを選べているのか…ふと考えることはありませんか。
出典: 気に入って選んだものだけど、長時間座っていると何だか辛くなる、作業がしにくいなど違和感を感じているなら、自分に合ったチェアを探してみるのも良いかもしれません。
出典: そこで今回は、チェアの「種類」や「選ぶ時のポイント」をわかりやすくご紹介します。座る目的によっても選ぶチェアは変わるもの。
あなたのライフスタイルに合うチェアを選ぶ参考にしてみてくださいね。
出典: 「作業いす」とは、事務仕事やパソコンなどの作業をするためのいすを指します。いすの種類のなかでも、背もたれの傾斜角度が最も小さいタイプ。背筋がピンと伸びるようなイメージで座ります。
出典: 「軽作業いす」とは、食事用や会議用に使われるものなど軽作業に使われるチェアを指します。作業用チェアより、やや背もたれが傾いているのでラクな姿勢で座ることができます。
出典: 軽休息いすとは、喫茶用や応接会議用などに使われるいすを指します。背もたれが110度くらいに傾いたゆったりと座れるいすです。
出典: 休息いすは、ソファなど体を休めるときに使ういす。リラックススペースに置くいすとして適しています。
身体を預けてゆったりと座りたい時に「まくら付休息いす」
出典: まくら付休息いすは、リラクゼーションを目的としたいす。リクライニングシートや、ハイバックチェアなどを指します。足元にはオットマンをつけて体全体をいすに預けて座ります。背もたれが大きく傾いたいすなので、首や頭を支えるヘッドレスト(まくら)が必要になります。
出典: チェアを選ぶとき、好みのデザインであることはもちろんですが、他にもいくつかチェックしておきたいことがあります。これからご紹介するポイントを意識すれば、より自分に合ったチェアが見つかるはずです。
出典: いすの座り心地は、以下のようなことに大きく左右されます。
・座面の高さ、奥行き
・傾斜角度
・背もたれの位置
特に背もたれは座り心地に大きくかかわる要素。角度や寸法などにより、先ほどご紹介した「作業いす・軽作業いす・軽休息いす・休息いす・まくら付休息いす」の5種類に分けられます。
出典: 座面のクッション性も忘れてはならない大切なポイント。柔らかすぎると体が沈み込んでしまい、疲れてしまうもとになるのだそう。単に柔らかいものを選ぶのではなく、「姿勢がしっかりと安定すること」を意識してみてください。
出典: 肘置きの有無は、お好みによって選んでみてください。肘置きがないメリットは、デスクやテーブルの天板などに引っかからずスマートに出し入れできること。すっきりとした見た目で、圧迫感も軽減されます。
出典: 肘置きがあるタイプは、包まれるようなリラックス感が得られることがメリット。腕を肘置きに置いておけるので、ラクな姿勢を保ちやすくなります。見た目もよりラグジュアリーな印象を与えますね。
出典: チェア選びで特に悩むのが、テーブルとのバランスではないでしょうか。テーブルやデスクとチェアの高さが合っていると、読書や書き物などがラクになります。
出典: 適切なデスクの高さは、イスの座面の高さ+差尺(デスクの天板の高さとチェアの座面の高さの垂直距離)で決まります。
まずは、適切ないすの座面の高さを算出したあとに、デスクの高さを考慮してみることがおすすめです。
以下のことを参考にしてみてはいかがでしょうか。
・いすの座面の高さは身長の1/4程度
・差尺は座高×1/3程度
上記から…
・机の高さは、いすの座面の高さ+差尺で求められる
このように、自分の身体を改めて測りチェア選びに活かすと自分に合ったタイプが見つかるはずです。
出典: 気に入って手に入れたチェアも、身体に合わなければ長く愛用することはできませんよね。お家時間をより心地よくするために、ポイントを意識しながら自分に合ったチェアを探してみてください。きっと、あなたの暮らしをより豊かにしてくれることでしょう。
「作業いす」とは、事務仕事やパソコンなどの作業をするためのいすを指します。いすの種類のなかでも、背もたれの傾斜角度が最も小さいタイプ。背筋がピンと伸びるようなイメージで座ります。