「チェア」とは、腰をかけるための家具の総称。

特に、背もたれのある一人用のものを指し、肘掛けがついていたり、折り畳めたり、キャスターがついていたりと種類もさまざま。

ダイニングテーブルや学習机と一緒に使われることが多いようです。

対して、「スツール」とは背もたれや肘掛けのない椅子のことを指します。

座ったときの安定性はチェアよりも劣りますが、スペースを取らずに置くことができます。

このような違いがあるため、ゆったりと長時間座るならチェアを、ちょっとした腰掛けやインテリアとして活用したい場合はスツール、といった具合に目的別に選ぶといいでしょう。

普段はインテリアとして置いておいて、来客のときにスツールとして利用することもできます。

素敵なスツールをひとつ用意しておくと、暮らしの色々なシーンで活躍してくれます。

スツールは、荷物の一時置き場にも便利。

バッグや買い物袋などをちょこっと置いて、靴を脱ぎ履きしたり、忘れたくないモノを置いておいたり、玄関にあると活躍します。

スツールは背もたれがない分、狭いスペースにも置きやすく、踏み台の代わりにもなるのでひとつ持っておくと重宝します。

例えば、玄関まわりで使用する雑貨をバスケットに入れて、クロスで目隠しすれば、玄関の素敵なアクセントに。

下のスペースには、梅シロップを。玄関は涼しい造りになっていることが多いので、保存しておく場所としても使えるケースが多いですね。

ふいに置いてしまい、どこにいったのかわからなくなりがちなスマホやメガネ。スツールを定位置にしておけば、探す手間も省けます。

デザイン性の高いスツールなら、さりげなくアイテムを置いた様子も様になります。

もちろん、食べ物やドリンクを置く場所にも。
普段はスツールとして利用しながら、映画鑑賞や読書のときだけサイドテーブルにしても◎

テーブルよりもコンパクトな分、リビングを広く使うことができます。

スツールなら、ベランダへの持ち運びもらくらく。
スツールを二つ並べれば、テラスのイスとテーブルに早変わり。
自分だけのリラックス空間をすぐに作ることができます。

座面下に棚のあるタイプならちょっとした収納スペースに。
読みかけの本や次に観たいDVDを置くことができ、賑やかなデザインの装丁もさりげなく隠せます。

スツールはオーディオを置く場所としても使えます。
下のスペースにかごを置くと、雰囲気が出るうえ収納力もアップ。

オープン棚に鏡とスツールを組み合わせると簡易ドレッサーに。
天然素材のアイテムでそろえることで、空間にマッチしています。

ころんとしたカゴバッグは、可愛いけれど伸縮性のないタイプもあり、収納場所に意外と困るもの。
そんなときにも、スツールの下が活躍。組み合わさることで、ディスプレイのような雰囲気になります。

天然素材のスツールとカゴも、異なる質感同士が組み合わさることで、素敵な雰囲気に。
キッチンの食材を入れたり、リビングの小物入れとしても活躍します◎

アイアンの脚がスタイリッシュなスツールも、グリーンによく映えます。
軽いので模様替えをしたいときや、窓辺で日に当てたいときにも移動しやすいので便利です。

高さの異なる2つのスツールにグリーンを並べて。やわらかな雰囲気のもの、クールな雰囲気のものをそれぞれまとめると、統一感がありながら奥行のあるスペースの完成です。
蔓がのびるほどに、スツールのデザインと調和されていきます。