最近よく聞く「インダストリアルインテリア」って、どんなスタイル?
いったいどんなインテリアなのでしょうか?
「インダストリアル」の意味から紐解くインテリアのカギ
コンクリートやアイアンといった工場ライクな素材を使った空間デザインが特徴で、無機質で無骨な印象が強い空間。
最近ではカフェデザインやDIY分野でも人気のインテリアテイストとなっています。
インダストリアルインテリアのポイント
では、インダストリアルインテリアの空間を作る際は、どういったポイントでお部屋づくりをすればよいのでしょうか?インテリアスタイリングのポイントをみていきましょう。
ポイント1. 壁はレンガorコンクリート
インダストリアルインテリアを考えるなら、まずお部屋でも大きな面積を使っている「壁」からコーディネートしてみましょう。
インダストリアルの場合、壁は「レンガ」か「コンクリート」がぴったり。工場感が感じられる印象のテクスチャーでお部屋の広い部分を変えるとスムーズですね。
壁を変える際は、手軽な壁紙を使うと便利。
レンガやコンクリートの色は、お部屋の家具か床のカラー・トーンに近いものを選ぶと失敗が少ないですよ。
お部屋の家具や床のカラー・トーンに合わせて壁のカラーを決めると空間が広く見え、目にもやさしいというメリットもあります♪
ポイント2. レザーのソファ・小物
ポイント3. アイアン(メタル)×ウッドの家具・照明
工業用品をイメージすると思い浮かぶのが金属(アイアン)やウッドでしょうか。
照明や家具など、アイアンを取り入れたものが最近多く販売されていますので、お部屋のサイズにあったものを選ぶと良いですね。
ポイント4. 気分はカフェ!ヴィンテージ系雑貨・レトロデザイン家具
工業といえば、こういった無駄を一切排除した扇風機などのプロダクトアイテムを想像される方もいらっしゃるかもしれませんね。
こうした「工業」を連想させるヴィンテージライクな家具や雑貨もお部屋をきれいにまとめてくれます。
メタル・アイアン系アイテムに関しては、カラーリングもシルバーからマットブラックまで様々。
お部屋のカラーリングに合わせて選んでみてくださいね。
リビングからキッチンまで。インダストリアルな空間をみてみよう
小物は「ライトカラー」を多用するとより明るい空間に
こちらはレトロ感あるレザーソファやレトロ小物を散りばめた空間。
採光が良いのはもちろん、ライトや時計をはじめ、小物類やウッドアイテムをライトカラーメインでコーディネートしているため、空間も明るくナチュラルな印象に仕上がっていますね。
同じブラウンでも、ライトブラウンやダークブラウンなどトーンが異なるものを組み合わせているため、空間がより立体的に見えるのもぜひマネしたいポイントです。
ごちゃつきがちな棚・キッチンまわりは「質感」「カラー」を統一
カーテンは「ウッドブラインド」で空間をシャープに
インダストリアルインテリアのワークルームも、落ち着いたカラー・トーンでコーディネートすっれば作業に集中しやすい環境に。
家具が全てアイアン×ウッドで統一されておりとてもきれいですね。
また、カーテンをブラインドにしておくことで空間の膨張感も防げています。
デスク周りはグリーンの癒しも取り入れて
モダンなお部屋作りを考えるなら、ダークトーンでまとめても◎
インダストリアルインテリアは、リビングルームをもっと大人っぽい印象にしたい場合にも最適。
ややダークトーンで統一することでよりモダンな印象にも演出できますね。
ベッドルームは、目に優しいトーンのアイテムでまとめよう
ベッドルームは、他の部屋よりもカラー数をひかえめにしておくとより安らげる空間が作れそうですね。
クッションカバーの色味も、木目カラーに寄せたアースカラーで統一されているため、視覚的にもやさしい印象に。
意外と難しくない♪インダストリアルなお部屋作り
今回ご紹介したポイントや実例インテリアがお部屋作りのご参考になれば幸いです♪
最後に……
インダストリアルインテリアのアイテムを揃えるのに便利なページをまとめてみました。
素敵なリノベーション情報やインテリアの知識・写真がたくさん掲載されていますよ。
インダストリアル(industrial)は、英語で「工業的な」「工業用の」「産業の」といった意味をもつワード。
その意味が示すように、工業要素が感じられるアイテム・質感を随所に取り入れたインテリアです。