スツールってどんなもの？
スツールとは一般的に背もたれのないコンパクトな椅子のこと。背もたれのあるチェアよりも、軽やかな印象の椅子で、テーブル代わりに使うことも多いアイテムです。
同じシリーズのスツールはスタッキングできることが多いので、使わないときは重ねておくこともできます。同じシリーズでもカラーの違いによって、受ける印象は大きく変わります。自分のお部屋にはどんなカラーのスツールが似合うのか、研究してみるのも楽しいですね。
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
まずはベーシックに植物を飾る
頻繁にカットしたい切り花に
頻繁にお水を換えたり、お花をカットして手入れしたりする必要がある切り花は、いつもあるというわけではないので、飾りたいときだけスツールの上を定位置にするというのがおすすめ。
スツールならお花の丈や花瓶の大きさによって、飾りたい場所をチェンジしていくことだって簡単です。スツールごと移動してみて、似合う場所を探してみましょう。
花瓶とスツールのカラーリンクを楽しむのも面白いですね。素材感やカラーを合わせることで、まとまりのある空間を作ることができます。
いくつかのアイテムをひとつのスツールに置くときは、高低差をつけてあげるとバランスよくおさまります。
ガラスの花器に切り花を生けたら、自然の光が入るところに置いてみて。差し込む光がガラスを通して、スツールに映り込んで一日の時間の変化をやさしく教えてくれます。
植木鉢を置いて、定位置化
植木鉢に植えた植物を置くのにも、スツールは大活躍。観葉植物を置くときは、ある程度、位置を決めてあまり動かさないようにするとお部屋のインテリアの一部として馴染みやすくなります。
階段横などのコンパクトなスペースにもスツール＆植木鉢はよく似合います。ちょっとしたグリーンがあるだけでも、その場の空気感が和らぎます。
壁を背景にして、一枚の絵のように見える素敵なスツールとグリーンの配置です。四角く区切られた空間に見事にはまって、インパクトのあるインテリアになっています。
植物を置いたスツールを窓辺に置くのは、植物にとってもっとも嬉しい定位置です。お水をあげるじょうろもカワイイので、インテリアの一部として機能していますね。
植物を床とスツールの両方に置くと、動きが出きて、空間が広く感じられます。高低差をつけるときは、下側に大きめのグリーンを配置してあげると落ち着きます。
ベッドやソファ横のサイドテーブルとして
ちいさなスペースでもあるとないとでは大違い
ローテーブルほどではないけれど、ちょっとカップを置く場所がほしいと思ったらスツールをセットしてみましょう。コンパクトなサイズ感がソファのサイドテーブルとしてもぴったりなんですよ。
メガネや雑誌など、その時々で置きたいものは変わるから、普段はなにも置かないようにしておくとすっきりとした印象を保てます。
座りやすいように座面がすこしカーブしたタイプのスツール。横に広めのスツールなので、自分が座って、脇に本や漫画を置いておくこともできそうです。広がった脚のラインもとても美しいですね。
ちょっとしたものを置きたいベッドサイドでも大活躍
ベッドサイドのライトは床に直置きしてしまうとすこし高さが足りないということもよくあるものです。そんなとき、コンパクトなスツールがあれば高さの調節も簡単に！手元を明るくするのにちょうどよくなります。
デザイン性の高いライトもスツールに置くと、高さ調節が簡単になります。高さのあるライトをのせるときは、スツールをすこしベッドから離しておくと調節しやすくなります。
ハンドクリームやマグカップなど、寝る直前まで使いたいものを置いておくのにも、スツールは便利です。さっと置いて、すぐに眠ることができるのは心と体にとっても有意義なことですね。
ちいさな棚のように使う
SNSが大流行して、カメラを手にする機会がぐんと増えました。カメラは引き出しにしまってしまうと、なんとなく取り出しにくくて使わなくなってしまいがちですが、スツールにポンと置いておけば、撮りたい瞬間を逃すことがありません。
目覚まし時計はベッドサイドのほか、ソファの近くにあってもいいですね。ブランケットをかけてちょっとお昼寝したいときに目覚まし時計が手元にあったら寝過ごしてしまうことがありません。
インテリア性の高い小物を置くのにもスツールは重宝します。こちらのスツールはフォルムが小さなテーブルのようにも見えるので、小物を置くとしっくりきます。
シンプルなバスケットには充電コードなど軽いものを収納しているそう。そのままだとごちゃごちゃしてしまいがちなコード類をバスケットに収納してスツールに置くというのは、すぐに真似したいアイデアです。
洋書はスツールによく似合うアイテムのひとつ。実用的に読むのではなく、飾っておきたい洋書はスツールに置いてみるとこんなにカッコよく決まります。
こちらはスツールの上に加湿器を置いています。床に直置きするよりも給水のときに、処理が楽になるそう。ほんの小さなことでも不便だなと思ったら、置き方を工夫してみると案外簡単に楽をする方法が見つかるときもありますよね。
近所へのお買い物に使っている市場バッグを置く定位置にするのもいいですね。玄関近くにバッグを置く場所を作ることで、使いやすく、いつでもすっきりと見せることができます。
使っていない花瓶をいくつかのせておくと、素敵なインテリアに。高低差や大きさの大小をつけてあげると収まりがよくなります。
個性的なスツールを壁際に飾る
スツールそのもののかたちがユニークなものは、ただ壁際に飾っておくだけでも様になります。広めの空間にぽつんとスツールを置くとクールな雰囲気に。
お日様の光が入るところなら、こんな風に影が壁に映るのも素敵です。座面が三角のスツールはシャープなイメージを見せてくれますね。
白木のスツールはナチュラルなテイストのお部屋にマッチします。大きな額の下に置いてみると、驚くほどバランスがよくなります。
脚が個性的なスツールはまるで美術館にでもあるようなデザイン性の高さですね。座るよりも飾っておきたくなる素敵なスツールです。
薄い座面と細いスチールの脚が華奢な印象のスツールは、隣のシェルフと同じような感覚で並べてみて。キャンドルや間接照明を置きたくなるスツールです。
テイストの同じチェストとスツールは隣り合わせがよく似合います。広めの座面のスツールは、ブランケットなどのすこし大きなものでもきれいにおさまりますね。
お気に入りのスツールを最大限に活用して
お気に入りのスツールを手に入れたらまずは、いろいろなところで使ってみましょう。用途はひとつではありません。その時々で、しっくりとくる使い方を探しながら、素敵なスツールを最大限に活用してみてくださいね♪
存在感のあるスツールはただ置いておくだけでもカワイイものですが、いろいろな活用法を知ることでもっともっと素敵なインテリアアイテムとして輝いてくれるはずです。お洒落なスツールの使い方を見ていきましょう。