アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)
北欧インテリアに欠かせない名作家具を多く生み出した北欧モダニズムの巨匠、フィンランドの建築家兼デザイナーのアルヴァ・アアルト。自国の木材をふんだんに使い自然とモダニズムをうまく融合させた作品には、家具だけでなく教会や病院、大学や図書館など多くの建築物も。後に紙幣の肖像画になったこともある有名なお方です。
出典:www.flickr.com(@Ninara)
アルヴァ・アアルトがデザインし、戦前に建てられたヴィープリ図書館。第二次世界大戦で損傷したものの現在は修復され、自然光溢れる明るく和やかな空気感に包まれています。この図書館のために作られたのが、かの有名なスツール60。
奥様との共同作品は多数
1935年、Artek(アルテック)社を創業
斬新な「アアルトレッグ」
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出典:www.flickr.com(@pjen)
初期の作品「チェア611」は板張りだったものが、現在はリネンのウェビングテープを丁寧に編み込まれて作られています。
アルヴァ・アアルトの自邸より〜温もり感のある居心地の良い家~
今も現役。Studio Aalto(アトリエ)
冬が長く、日照時間が短い北欧では、自然光を
取り入れる設計手法をとっています。
北欧の人々は光を求め、光を浴びることに喜びを感じるそう。
とりわけアアルトは、光の設計にこだわり、
自然光と人口照明のバランスについて研究を重ねていたと言われています。
北欧インテリアを満喫するならここ。ホテル「helka(ヘルカ)」
北欧まで行かなくても飛騨高山で。「高山フィン・ユール邸」
デンマークの建築家・家具デザイナーであるフィン・ユール(Finn Juhl)。アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナーと共にデンマークの近代家具デザインにおける代表的な人物です。
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アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)
デンマークの建築家。建物から家具、照明や食器類にいたるまでの
デザインを手がけたモダン様式の代表的な人物の一人である。
機能主義をポリシーとした作品には余計な装飾はされずに、
使い手を第一に考えた名作家具作品を多く世に残しており、
代表作となった有名なアントチェア、セブンチェアは没後も人気は衰えることなく、
数多く製造され、多くのファンに愛用され続けています。
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テーブルウエアも魅力的♪
こちらは1936年に建てられた、アルヴァ・アアルトの自邸です。暮らしていた当時そのままに今も大切に保存されています。どことなく日本にあっても違和感のない印象を受けますね。