お部屋に名作を招いてみませんか?
ひとりでゆっくりと読書にふけったり、ダイニングで家族や友達と団欒したり、小回りが利いて何かと便利なのがスツールや椅子の存在です。
ソファでももちろんいいけれど、長く使えるスツールや椅子をひとつ持っておけば、インテリアのコーディネート力があがったように感じるはず。
ここでは、名作スツールやキナリノでも人気のブランドとのコラボレーションスツール、こだわりの椅子をご紹介します。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
800万脚以上を売り上げている名作中の名作
Stool60(スツール60)
当時と変わらぬ特殊構造の「L-レッグ」は、まっすぐな無垢材を曲げる「曲げ木」という世界で唯一の製法です。この製法により、シンプルなデザインでありながらも高い耐久性を保つことができるのです。
頑丈なつくりで飽きのこない洗練されたデザインのStool60。
北欧ではモノを大切にして使い捨てをしないという国民性から、このスツールを何十年と使い続けている家がたくさんあります。
スタッキングが可能なので重ねて収納し、来客があったり必要なときだけ出して使えるのも魅力。無駄が一切ないデザインはスタッキングの佇まいさえ美しく感じますね。
Stool60 × minä perhonen(ミナ ペルホネン) dop tambourine
artekのロングセラーStool60と、キナリノでも人気のブランドminä perhonen(ミナ ペルホネン)のコラボレーション。
minä perhonenの両面モールスキンのダブルフェイスによる生地「dop(ドップ)」を張り合わせています。この生地は、Stool60と同じように永く愛用できるようにデザインされたもの。
使い込むうちに糸が擦り減ることで、裏面の色が現れてくる特徴を持っています。擦り減る=劣化ではなく、経年変化を楽しめる生地です。時間をかけて自分だけのStool60にしていくことが出来るのが、嬉しい魅力です。
このスモーキーグリーン×ブラウンは、長く使い込んでいくと、裏面のブラウンが現れてきます。どんな風に現れるのかも楽しめる生地。minä perhonenで大人気のスタンダード柄tambourine(タンバリン)は、刺繍の凹凸感が可愛く、味わいがありますね。
Stool60 × minä perhonen(ミナ ペルホネン) dop choucho
tambourine(タンバリン)と同じくdopの生地で作られた、choucho(チョウチョ)。この柄もminä perhonenの大人気のスタンダードな柄です。椅子の上に、ひらりと舞うようなチョウチョ。インテリアに少し可愛げが欲しいときにピッタリです。
ピンク×パープルは、長く使うと裏面のパープルが現れてきます。色の組み合わせも4種類あるので、はっきりとした色合わせのものや、同系色のものもあって選ぶのも楽しく感じるはず。dop生地のコラボは、タンバリン、チョウチョと、もう一つ無地のものもあります。種類が豊富にあるので、ひとつひとつ揃えていけるのも魅力です。
ヴィンテージチェアのリペア技術と知識から生まれたチェア
Chair Teak & 6Spoke
ヴィンテージのデザインチェアがなくなりつつある中、北欧ヴィンテージ家具のリペアも行うhaluta(ハルタ)が、試行錯誤して作り上げたスポークスチェアです。
今までリペアしたのは何百脚というhalutaの高い知識や技術が生かされていて、一見、繊細なラインが華奢に見えるけれど、座ると包み込まれるような安心感があります。
背もたれ部分のスポークは背中を包み込む角度になっていて、座面もお尻の丸みに合わせて少しくぼみ、ひざ裏のあたる部分も丸みを持たせている作り。細部にまで、やさしい座り心地へのこだわりが詰まっています。また座面は、チークの自然な風合いに仕上げられていて、艶やかな風合いがヴィンテージへと味わい深く変化するので、自分だけのチェアに育てていくことが出来ます。
座り心地も優しく、またコンパクトなので日本の住宅事情にぴったりなのは、さすが考えに考えられたデザインですね。きっとお気に入りの一脚になるはず。
jakkara Stool Teak
こちらもhalutaのオリジナルスツール。
セカンドユースも手に入りにくい北欧の素晴らしいスツールを何とか招きたい。そこでスウェーデンで見かけたスツールをヒントに、halutaが長く使えるスツールを手がけたのだそう。
コンパクトで小回りの効く便利なこのスツールは、キッチンや洗面所、玄関などの腰掛けや、リビングのサイドテーブルなどでも使えるアイテム。デザインもシンプルなのに温かみが感じられ、あるだけで佇まいが絵になるので、色々な場所に置いて楽しむことができます。
お気に入りは見つかりましたか?
作り手の想いや、技術に背筋がピンと伸びそうな気持ちになるはず。
家具を自分で育てる面白さを、ぜひ味わってみてください。
1933年、フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトがデザインし、artek(アルテック)社で800万脚以上を売り上げているロングセラー「STOOL60」。設計以来、80年以上経った今でも世界中の人に愛される名作中の名作です。