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フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ

おいしい料理づくりに欠かせないのが、いいお鍋。キナリノでも人気の鋳物ホーロー鍋「ストウブ」が、今年創業50周年を迎えました。いつもの料理がおいしく仕上がるだけでなく、食卓にそのまま出しても華やかになる、名品ストウブ。今回フランス・メルヴィル地方にあるストウブの工場にお招きいただき、職人さんたちが丹精込めて作る現場でそのおいしさのひみつを伺いました。 取材協力:STAUB(ストウブ)

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2024年05月18日作成

おいしい料理と華やかな食卓をかなえるお鍋

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
食材本来のおいしさを引き出し、いつもの料理を格上げしてくれると人気の鋳物ホーロー鍋「ストウブ」。機能性はもちろん、キッチンや食卓にあるだけで華やかになるその洗練されたデザインも印象的ですよね。
キナリノでもお世話になっている料理家さんやインフルエンサーさんのご自宅でも、複数サイズのストウブがおしゃれに並んでいるのをよく目にします。

そんなストウブが今年で創業50周年を迎えました。長く愛され続けているその魅力とは?

フランスのシェフたっての要望で開発

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
ストウブは、50年前に美食の街・フランスのアルザス地方で生まれました。"料理をおいしく仕上げる鍋がほしい"というシェフの声に応えて作られたのが、ストウブの定番「ココット」です。
現在では、形もカラーもサイズも幅広くラインナップし、三ツ星レストランのシェフから一般家庭まで、世界中で愛用されています。実はフランスの次にファンが多いのは、日本なんだとか。

おいしく仕上がる秘密は、フタにあり

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
おいしさの秘密は、ホーローの熱伝導・保温性のよさに加え、食材の水分と旨みを閉じ込めるストウブならではの作り。フタの裏にある突起「ピコ」を介して、食材から出た水分を食材へと戻すことが可能なので、野菜はより甘く、お肉はよりジューシーに仕上がるんです。

また、ホーロー加工も特徴的で、鍋の内側はザラッとした仕上がりなので、食材をより香ばしく仕上げることが可能。だから「煮る」だけなく、「焼く」にもピッタリ。またほかにも、無水料理や炊飯・揚げ物まで活躍するので、ひとつあるだけで毎日の料理の幅が広がります。

優れた耐久性と生涯保証だから、たくさん使いたい

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
ガス・IH・オーブンといった、さまざまな熱源で使用できるのもうれしいポイント。途中までコンロで調理してオーブンで仕上げ、そのまま食卓に出す。なんてこともできるので、とても便利。

また耐久性にも優れており、日本で購入する場合は、日本独自の追加検品を行っているうえ生涯保証もついてくるので、安心してずっと使うことができます。長く使えば使うほど愛着も湧いて、料理がより一層たのしくなるかもしれません。

職人の手でひとつひとつ作るこだわり

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
ストウブの製品は、よく見るとひとつひとつ風合いが異なります。それは職人さんたちがひとつひとつ丹精込めて作っている証。1つのココットが完成するまでに、なんと25人のもの職人による作業と100の工程がかかるそう!
今回は特別に、その製造の流れを見学させていただきました。
フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
お邪魔したのは、フランス北部メルヴィル地方の工場。創業者フランシス・ストウブ氏が1974年フランスの北東部アルザス地方で立ち上げ、その後2002年にできたのがこちらの工場。単に製造の一部を担うのではなく、新商品開発や、製造も原料を溶かすところから完成品を箱詰めするところまですべて一貫して行う、ストウブの要ともいえる場所です。

ここで、1日におよそ4,500個もの鋳物ホーロー鍋が製造されています。その工程をご紹介します。

1.鋳鉄などの材料を1400℃で溶かす

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
まずは原料となる鋳鉄など3つの金属を溶解炉で溶かし混ぜます。1400℃という高温で真っ赤に溶けた金属は、遠くから見ていてもその熱さが伝わります。

2.ひとつひとつ型を作って、金属を流し込む

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
さまざまなサイズ・デザインがそろうストウブは、それぞれの型に金属を流し込んで作られます。工場内にずらっと並ぶのは、各製品のベースとなる「金型」。この金型から特別に調合された砂で作る「砂型」に、1で溶かした金属を流し込むと、鍋の原型ができあがります。
フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
溶かした金属はなんと職人さんがフォークリフトで運び、型に流す機械にうつします。

3.砂型をはずすと原型がお目見え

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
金属が固まったら、まわりの砂型をはずし、1回目の検品にかけます。ひとつずつ目視でチェックされ、およそ4%がはじかれるそう。ちなみにボロボロになった砂型は97%以上を再利用。また検品ではじかれた鍋も、再度原料として溶かされ、生まれ変わります。

4.特別な砂で研磨する

左が研磨前で、右が研磨後。見た目でも違いがわかるほど

左が研磨前で、右が研磨後。見た目でも違いがわかるほど

3でできた鍋の原型を、特別な砂で2回磨きます。1回目は粗磨き、2回目はより細かな砂で磨き上げます。ツルツルにするのではなく、このあと塗布するホーローが定着しやすいようにザラザラに仕上げているそう。

5.何層にもわたってホーローを塗布

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
まずは鍋・フタの内側に黒のホーローを塗布し、そのあと外側のそれぞれの色を塗布していきます。ストウブのカラーリングはブラックなどのベーシックなものから、グリーンや淡いカラーまでさまざま。その色味によって塗布する回数=層が異なります。さらにロゴや凹凸のあるデザインは、機械だけでなく手作業でていねいに塗り上げるそう。

また使用する塗料は耐久性および安全性を考慮したものなので、安心して長く愛用することにつながります。

6.乾燥後、窯で焼成する

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
塗料を乾かしたあとはいよいよ最終工程、窯での焼成。実は窯で焼くと塗料の色味がガラッと変わるんです。この焼成後の変化を見越し、工場内のラボでは塗料の研究や繊細な調整が行われているそう。
フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
上が焼成前で、下が焼成後。右側の一見ピンクに見える色も、焼くと真逆のブルーに変化するとは驚きです…!

7.持ち手を付け、リボンを巻いて完成

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
ストウブといえばのトリコロールカラーのリボン

ストウブといえばのトリコロールカラーのリボン

焼成後に2回目の検品を経て、クリアしたものだけに、手作業でひとつずつフタのつまみやリボンを付け、箱に詰めてようやく完成。ここフランス・メルヴィルから、ストウブの本社のあるドイツにトラックで輸送し、世界中の料理を楽しむ人たちの手元に届けられます。

自分だけのお気に入りを見つけて

フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
手間ひまかけてていねいに作られる、ストウブのお鍋。実際に製造現場を見ると、"ストウブで食卓を豊かにし、暮らしに寄り添いたい"、そんな気持ちがひとつひとつに込められているのを感じました。

職人さんたちのこだわりとともに作られたアイテムだからこそ、店頭で商品の仕上がりや風合いをチェックして、自分だけのお気に入りを探してみるのもおすすめです。
フランスの名品鍋「ストウブ」【前編】50年続く、職人たちのこだわりで生まれるおいしさのひみつ
「食」は日々欠かすことができないからこそ、少しでも毎日の料理が楽しくおいしいものになるとうれしいですよね。遠くフランスからの思いがつまったストウブのアイテムなら、そんな私たちの毎日に寄り添ってくれるのではないでしょうか。

定番のココットに加えて、日本では炊飯に特化した「ラ・ココット DE GOHAN」も人気です。ほかにも浅型のものやフライパン、ケトルなど幅広くそろいます。私たちのライフスタイルに合わせて選択することで、豊かな暮らしにつなげることができそうです。

キナリノモールでも多数取り扱っているので、気になる方はチェックしてみてくださいね♪
後編では、ストウブゆかりのフランスの街並みをご紹介します。

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