愛媛県砥部町（とべちょう）の「梅山窯（ばいざんがま）」でつくり続けられている、伝統的な飯碗「くらわんか」。大きくて高さのある高台は安定感抜群で、持ちやすいのが特徴。ぽてっとした厚手のつくりで熱が伝わりにくいので、熱々のごはんをよそっても、しっかりと持つことができます。丈夫で壊れにくく、食洗機や電子レンジにも対応しているから、日常使いにぴったり。

大きさは「小」と「大」の２サイズ。「小」は、一般的なお茶碗1杯分で、子どもでも片手で軽々と持つことができる大きさです。「大」は男性や、たくさんごはんを食べたい方に。サイズ違いや色違いで、夫婦茶碗として揃えると素敵です。

柄は全部で10種類。フリーハンドの手描きによる絵付けは、どれも伸びやかで、親しみやすいものばかり。和風の伝統的な柄なのに、どこか北欧チックなお洒落感があるのも魅力です。

東北最古の焼き物と言われる「会津本郷焼」の佐藤大寿（だいじゅ）さんによる飯碗。ころんとした丸みのあるかたちが素朴な雰囲気で、指先に伝わるざらりとした陶土の触感と、どっしりとした存在感は日常の何気ない風景に溶け込んでくれそう。

全体的に厚みのある本体にかかるのは、薄い青や白、グレーなど複雑な色合いを見せる女性的な雰囲気の「灰釉」と、キャラメル色で美味しそう、プツプツとした表情が雄々しい雰囲気の「飴釉」の２色です。

側面がしっかりと立ち上がり深さのあるフォルムなので、汁物やおかゆを入れてもOK。どんなに熱々の炊き立てごはんやお茶漬けを入れたとしても、安心して手にすることができます。

福井県鯖江市を拠点とする「ろくろ舎」の漆の汁椀。汁椀としては珍しい、すっきりとした直線的なフォルム。高めの高台は持ちやすく、安定感があります。普段の食卓で使うだけで、民芸品のようなどこか懐かしい佇まいがあります。

色は、漆の地色を活かした「生漆拭き漆仕上げ」と、黒漆を擦り重ね、絶妙な色合いを表現した「黒漆拭き漆仕上げ」の2種類。どちらも漆が染み込んで浮き上がる天然の木目模様が美しい。

神奈川県小田原市の地場産業である「小田原木製品」を基にものづくりをしている「薗部産業」が手掛けたお椀。完成までに数カ月という時間を要し、職人さんがひとつひとつ丁寧に手作業で仕上げています。

手にしっくりと馴染む、ぽってりとした丸みのあるシルエット。材料が温かみのある木だけに、口当たりがやさしいのが特長。また、和食洋食問わず、どんなものを入れてもサマになるのもうれしいポイントです。

2000年にグッドデザイン賞を受賞したまげわっぱのビアカップです。均一で繊細な天然の秋田杉の木目が美しい一品です。容量約340mlの大サイズと、約180mlの小サイズ。ペアでプレゼントしてもいいですね。

石川県輪島の地から、伝統的な漆の技術を現代的なスタイルで提案する「輪島キリモト」の蒔地箸。施されている漆は、地元で産出される珪藻土と漆を合わせたオリジナルの「蒔地（まきじ）仕上げ」と呼ばれるもの。マットでざらりとした質感で、つるつるした麺類もしっかり捉えます。

四角形の面の部分が指にフィットして握りやすい、安定した使用感の「蒔地四方箸」と、丸みのある優しい楕円型の「蒔地楕円箸」の2種類。

普段使うアイテムをちょっといいものにすると、気分が上がりますね。漆塗りのお箸を日常使いすると、毎日の食事の時間が特別なものになりそうです。

100年以上も京都で竹細工をつくり続けている老舗メーカー「公長斎小菅（こうちょうさいこすが）」の色箸。しなやかで丈夫な竹材を使い、10の色に塗り分けられた箸は家族分色違いで揃えたくなるほど。

軽くて丈夫、口当たりがなめらかな竹製なので、日常で使いやすい。「食い先一寸」と言われる、丸く細く仕上げられた箸先で、すべりやすい豆や小さな米粒でもしっかりと掴むことができます。

サイズは、大人の手にちょうどいい「大（約23cm）」と、小ぶりな「小（約20cm）」の2種類。お子さんからお年寄りまで、お好みのサイズ・色を選ぶことができます。