自分用でも、心ときめくごはんが食べたい！
なにげなく食べるいつものトーストだって、焼く道具ひとつ変えるだけで、美味しさがアップ！
優秀なキッチンアイテムを取り入れて、ひとり暮らしでも憧れご飯を叶えましょう＊
カリ！ふわ！な「トースト」が食べたい。
『辻和金網』手付き焼き網
平安時代より京都で愛されてきた、「雅」な手作りの金網細工。創業以来八十余年、この地で伝統の職人技を守り続けているのが「辻和金網」です。
パン好きさんで話題になっている、こちらの焼き網。野菜やお餅、干物などを焼くのはもちろんですが、食パンを焼くと、外はカリ！外はふわ！と、絶品のトーストが出来上がります。
細かく編みあげられた受け網がついているので、パン屑をキャッチしてくれるのもうれしいですね。
サイズが「小」「大」と二種類あり、「小」は一人分の食パンを焼くのにぴったり。一人暮らしでも取り入れやすいですね。
『金網つじ』セラミック付き焼き網
『金網つじ』も京金網のお店。高台寺で昭和3年に創業以来、京料理を支える調理道具として金網細工を生み出しています。
パンを焼くのにオススメなのが、「セラミック付き焼き網」。プレート型になっている受け網がセラミック製なので、遠赤外線の効果を発揮。食材を早く、美味しく焼くことができます。
網はステンレスなので、とっても丈夫。2種類展開で、左は「機械編み」、右は「手編み」です。
「手編み」は亀甲模様に、職人の手で編み上げらた逸品。「手編み」のほうがちょっとお高いですが、どちらにしようか悩みますね。
まん丸でかわいい「パンケーキ」をいただきます。
『小笠原陸兆』ふた付きミニパン
温度が全体に均一に伝わるのでムラがなく火を通せて、冷めにくい「鉄」。そんな優れた特性で、使い勝手がよい、鉄のミニパンを使いこなしませんか。自分用のパンケーキを焼けば、テンションがあがりますね。
おすすめは、江⼾時代から受け継がれる「南部鉄」で、シンプルでモダンなデザインの⽇⽤雑器を手がける、「⼩笠原陸兆（おがさわらりくちょう）」のミニパンです。ちゃんとふた付きなのが嬉しいですね。
ミニパンは、手のひらサイズ。コロンとした丸さで、蜂蜜、バターを添えれば、そのままテーブルに出せる可愛さです。目玉焼きを焼いてもよさそうです。
『釜定』イグ鍋
こちらも、「南部鉄」の逸品。岩手県盛岡市で100年以上の歴史を持つ「釜定（かまさだ）」のイグ鍋です。
丸い持ち手のデザインがなんともおしゃれ！デザインを手がけたのは、「釜定」の三代目である宮伸穂氏で、フィンランド在住経験も。南部鉄ならではの黒色の重量感活かしつつ、シンプルでモダンにデザイン。北欧デザインに通じる魅力を感じますね。
パンケーキを焼けば、SNSにあげたくなること必至！
実はイグ鍋、卵料理をそのまま食卓に出せるようにという想いで、デザインされたものだそうです。目玉焼きやスクランブルエッグなど、朝の食卓をイグ鍋で楽しんでみてはいかがでしょう。
「釜定」はフライパンのほか、栓抜きも北欧風でかわいいので、あわせてチェックしてみてくださいね。
『sowaca』フライパン（S）
美濃焼の窯元で生まれた『sowaca』。直火調理ができるミニサイズのフライパンでありながら、オーブンやトースターへ、そのまま入れてOK。もちろん「器」としても使える、耐熱陶土の魅力がつまった逸品です。小さなパンケーキやミニグラタンなど、一人サイズの料理にぴったり。
北欧風のコロンとしたフォルムがかわいく、カラーバリエーションが豊富♪好きな色のトーンを集めて、食卓コーデを楽しんで。
「直火で炊いたご飯」で、幸せが香る食卓を♪
『かもしか道具店』ごはんの鍋（一合炊き）
ちょっとした自分用の食事でも、土鍋で炊いたご飯を食べたい！そんな想いを叶えてくれるのが、こちらの三重県・萬古焼の土鍋「ごはんの鍋」です。愛らしい一合炊きサイズを展開しており、約12分で炊き上がるそう。始めチョロチョロ、なかパッパ……と直火調理を楽しんでいれば、きっとあっという間♪
調湿性のある素材なので、「おひつ」代わりになるうえ、あたためるときはレンチンでOK！土鍋なので、スープや煮物にも活躍してくれて、忙しい人の“丁寧な暮らし”を手助けする、頼れる味方になりそう。
粋な「焼きおにぎり」タイムを演出。
『小笠原陸兆』おにぎり焼き器
上のほうでご紹介した『小笠原陸兆』ですが、ミニパンのほか、おにぎり焼器も素敵なのです！茶色い焼き目が美しく、鉄という素材ならでは◎
おにぎりの形が、三角ではなく、丸になる前提でデザインされているのも、なんだか親しみが感じられて魅力的。
ちなみにパンケーキや目玉焼きも焼けますよ。このようにパンケーキをサンドすれば、どら焼きだって作れちゃいますよ。自分用のおやつも、テンションアップ♪
美しすぎる飴色の焼き器でつくる、黄金色の「玉子焼き」。
『ameiro』玉子焼き（12）
銅製なので使うほどに美しい飴色になっていくのが楽しく、また、取っ手カバーが、なんとレザー！乙女心をとことんくすぐるのが、『ameiro』の玉子焼き器です。
おしゃれな見た目だけでなく、しっかりとした実力派。銅は熱伝導にとても優れている素材なので、弱火でも均等に熱が伝わり、栄養をキープしたままプロ仕様のふんわりとした卵焼きが焼けますよ。
一人の料理タイムが、ぐんと楽しくなること間違いなし＊
におい移りしない“琺瑯”で、風味豊かな「コーヒー」を。
グローカルスタンダードプロダクツ『ツバメ』シリーズ
金属の表面にガラスのコーティングをした加工した素材「琺瑯（ホーロー）」。素材本来の匂い、味質が変わらない性質を持っています。
コーヒータイムに一押しなのが、新潟県燕（つばめ）市の老舗琺瑯メーカーがつくる、これらの『ツバメ』シリーズ。もちろん琺瑯製なので、このコーヒードリッパーで淹れたコーヒーは、豆本来の薫りと味を楽しむことができますね。
琺瑯ならではのつるつるとした手触り、口当たりもまた、大きな魅力。ツバメマークも愛らしいですね。職人の手によって作られているので、それぞれの個体差があり、それもまた、味わい深いものがあります＊
【あったら嬉しい＋α】便利な小物アイテムたち。
温活に。ショウガをさっと足せる『UCHICOOK』おろしスプーン
おろし金なのに、スプーンの形状！そのため、かき混ぜることもできるのです。紅茶に生姜を入れたりと、ちょっとした温活で大活躍してくれますよ。
そのほか大根おろしやわさびなど…。忙しい日のご飯でも、美味しいひと工夫を加えてくださいね。
忙しい朝食も美味しく◎固いバターが簡単に塗れる『Nulu』バターナイフ
先端部分の片側は小さな丸い穴が連なっていて、もう片側はギザギザ…。そして、すこし「くの字」型にまがっている形状。機能性抜群×デザイン性も高い、優秀なバターナイフです。
なぜ丸い穴が付いているのかというと、固いバターを簡単に削り取るため。
なぜ、反対側がギザギザしているのかというと、焦げた部分など、ちょっとした気になる箇所を削り取れるようにするため。
「くの字」のワケは、もちろん、塗りやすい持ち手の角度が計算されているからです。忙しい日の朝食も、できるだけ美味く楽しみましょう。
おわりに
あなたのテンションが高まるようなアイテムは見つかりましたか？きっとお気に入りの調理器具を愛用すれば、食事時間が華やぐだけでなく、レシピを考えるのも楽しくなって、食生活もより健康的なものに。いつもの暮らしに、よい変化をもたらしてくれそうです♪
人が家に来る時には、おもてなし料理を真面目に考える。けれど、自分用につくる1食分のご飯は、適当になりがち……という方は多いのでは？
そこで、今回は、「パパッと作って、パパッと食べたい」という一人暮らしさんでも役立つ、キッチンアイテムをご紹介♪