冬はお気に入りのうつわで、あたたかいスープを楽しもう
そんな大活躍のスープですが、その器もこだわりを持って選んでみませんか？デザインの美しい器は使うと愛着がわくうえ、テーブルの上が華やいだり、スタイリッシュに見えたり…。さらに上質な時間が過ごせるはずです◎
今回は、使いやすいだけでなく⾒て楽しい、触れて楽しい、オススメのスープ向けカップをご紹介します。冬ならではの、スープのある食卓を楽しんでください♪
スープを美しく引き立てる◎“シンプルなデザイン”のうつわ
KOZLIFE／KOZマグ
北欧デザインを扱うショップ「KOZLIFE（コズライフ）」オリジナルのスープマグ。上のほうに付いた取っ手や少し反り返った飲み口は、しなやかな曲線が美しく、品のある印象を添えてくれます。
カラーは「グレーマット」と「アイボリーマット」の2色展開。マット系の色みなので主張しすぎず、中に入れているスープを引き立ててくれます。和洋中どの料理とも相性が良く、使い勝手抜群。
木のお皿と合わせると、北欧風の雰囲気に。上品ながらも、横から見ると少しぽてっとしたフォルムは、いつものティータイムや食事のときに、やすらぎを添えてくれそうです。
HASAMI／「ブロックマグ」シリーズ
長崎県波佐見町の陶磁器ブランド・HASAMI（ハサミ）のテーブルウェアシリーズのなかで、どこかノスタルジックな雰囲気がただようのが、こちらの「ブロックマグ」シリーズ。それもそのはず、“60年代アメリカのレストランで使用された大衆食器”がコンセプトになっているとのことです。
シリーズのなかでも、両手ですっぽり包めるサイズの「スープ」タイプが今回のおすすめ。ボウルのような深さがあるので、大きな具材が入ったスープを満喫したり、たっぷりのカフェオレを入れて、冬の夜長を楽しんだり…。マグとボウルのおいしいとこ取りの器は、使い方無限大！
ホワイト、レッド、ブルー、グリーン、イエロー、グレー、ブラウン…。カラーバリエーションが豊富なので、シリーズで揃えておけば、大人数の来客時にも活躍してくれます。冬ならではの鍋パーティーで、とりわけ皿として出してみてはいかがでしょう。
その名のとおり、ブロックのように積み重ねられるスタッキング仕様。重ねても美しいデザインにまとまり、複数の色のコントラストが目を楽しませてくれます。食器棚が一段と華やかになりますね。
iittala／「ティーマ」シリーズ
生活感あふれる食卓をスタイリッシュに見せたい方は、フィンランドのテーブルウェアブランド・イッタラ（iittala）のティーマ（TEEMA）シリーズを選んでみてはいかがでしょう。どんな料理でも形と色のシンプルさですっきりとした印象にまとめてくれる、優秀な食器です。
シリーズのなかでもスープ向けのおすすめは「シリアルボウル」。横から眺めると、無駄を削ぎ落としたシンプルな美しさが引き立ちます。口が広いので、大きな具がごろごろ入ったポトフやシチューなどを楽しみたいですね。
鮮やかなライトブルーやホワイト、グレー、ブラックなど、カラーラインナップが豊富で選ぶのが楽しいのもTEEMAの特徴。同シリーズで他にプレートやマグも展開していますので、同じ色みで食器を揃えれば、レストランのようなスタイリッシュな食卓を楽しめそうです。
食卓を華やかに♪“美しい柄”が映えるうつわ
ARABIA／「ピーロパイッカ」シリーズ
イッタラと並び、北欧を代表する食器ブランド・アラビア（ARABIA）の「ピーロパイッカ（Piilopaikka）」シリーズ。花をモチーフとした模様が有名ですが、このようにかわいいシロクマが描かれた器もあるんです。北欧の森林で隠れんぼをする動物や少女たちが描かれているとのことで、フィンランドの物語に想いを馳せる、素敵な食事を楽しめそうです。
反対側には、銀世界に染まった森に舞う雪の結晶や冬の訪れを心待ちにしていた動物たちが♪。黒とブルーの線画でまとめらたイラストは、どこかビンテージ感も漂います。手にフィットするころんとした形で、容量はたっぷり入る300ml。やや浅めなので、具がすくいやすいのも嬉しいですね◎
ARABIA／「ラティッシ」シリーズ
こちらはアラビアの定番、「パラティッシ（Paratiisi）」シリーズのスープボウルです。深さがあるのでスープなどの汁物はもちろん、内側と外側、両方に描かれた柄がどんな料理でも華やかに演出してくれます。
寒い季節でも、華やかな柄を見ていると元気が出ますね。普段使いにしても、おもてなし用の食器としてお客さんに出しても喜んでもらえるボウルです。
Rorstrand／「モナミ」シリーズ
ロールストランド（Rorstrand）の世界中で愛されている人気シリーズ「モナミ（Mon Amie）」。深い青の花柄が、上品に食卓を飾ってくれます。ちなみにモナミ（Mon Amie）とはフランス語で「友達・恋人」という意味。小さな花束のようなこの器は、まさに大切な人と過ごすひと時にぴったりですね。
器の底にも、美しい花模様が。ポタージュなどの濃厚なスープを入れれば、スープを飲み終えるときにその一輪の花が目を楽しませてくれます。大人っぽさとかわいらしさを兼ね備えたデザインですね。
“やさしい手触り”を楽しめるうつわ
薗部産業／銘木椀
神奈川県小田原市で木のうつわを作っている、薗部産業の銘木椀。小田原市の一部の小学校で給食食器として使われているとのことで、地元で愛されている器なんです。また、すべての工程を含めると、ボウル1点ができるまでに数ヶ月かかっているそう。もちろん職人さんの手作業で作られていて、愛着がわきそうです。
手のひらになじむ丸いフォルムで、温かいスープを入れて両手で持つと、木を通してじんわりと優しい熱が伝わってきます。きめ細かく光沢のある「さくら」、堅くずっしりとした材質の「なら」をはじめ、「けやき」、「ぶな」、「くり」、「くるみ」と、6種の豊富なラインナップ。木のキャラクターを見て、自分に合ったものを選べて楽しいですね。
木の優しい色合いや手触りは和洋問わず使える優れものです。スープなどのほかにカレーやシチューなど…。また汁物だけでなく、シリアルやサラダを盛りつけてもナチュラルな木の色が料理を際立たせてくれます。
白山陶器／S型スープボール
白山陶器といえば、平茶碗やブルームシリーズを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、こんなに色とりどりのスープボウルもあるんです。マットな手触りの釉薬が施されているので、両手で持ったとき、スープのあたたかさをじんわりとやさしく手に伝えてくれてくれます。
ほどよく深さがあるので、具たくさんのスープもたっぷり入ります。もちろんカフェオレなどの飲み物を入れたり、ヨーグルトやサラダ、お惣菜なども◎。カップの内側は白マットの色みなので、中にいれている料理を引き立ててくれますね。
あまり主張しない取っ手の丸っこいデザインもかわいいですね。取っ手のスペースは指1、2本が入る程ですが、取っ手の下に小さな突起があるので、片手でも安定して持てます。アツアツのスープを入れても、安心して口元まで運べますよ♪
美濃焼／粉引細削ぎスープカップ
粉引細削ぎを施した、美濃焼のスープカップ。少し浅めのフォルムなので、片手で取ってを持ち、もう片方の手を添えながら、たっぷりスープを飲みたくなりますね。
粉引細削ぎの模様を指でなぞりたくなる、陶器ならではの触り心地の良さも特徴。素地の赤っぽい土が見えるのも美しく、ずっと使い続けたいと思わせる親しみやすさを感じます。
終わりに。
いかがでしたでしょうか？体が寒さにやられているなと感じるとき、スープを入れた器を手にすれば、ゆったりとした気分でリラックスできます。だからこそお気に入りのスープマグを愛用して、この厳しい冬を楽しく乗り切りましょう♪
コンソメやポタージュ、ミネストローネなど…。野菜やお肉などから丁寧にダシをとった、やさしい味わいを楽しめる「スープ」。とりわけこの寒い季節にいただくスープは一段と美味しく感じられて、体も芯からぽかぽかに温まりますよね。