毎日使うキッチン。人によって使う頻度や時間はさまざまですが、大切な食事をつくる場所だから、お気に入りの空間にしたいですよね。
出典: お気に入りのモノだけに囲まれれば、キッチンは自然と居心地のいい空間になるはず。
ですが、今まであり合わせのモノですませてきた分、すべてを買い換えるのは時間もお金も必要です。
それなら、"飾ると素敵なモノ"からお気に入りにしていきましょう。キッチンをおしゃれにしてくれる演出力があるので、ひとつあるだけでもキッチンの雰囲気がぐっとおしゃれになりますよ。
やかんは、変色したり、焦げ目がついたり人前に出せない状態になりがち。目立つ場所にあえて飾っておきたくなる、素敵なデザインを選べば、使い方も丁寧になるかもしれません。さあこんなやかんはいかが?
出典: いわずとしれた南部鉄瓶のやかんは、お値段もそれなり。でも存在感はすごい。キッチンの見えるところにレイアウトしておけば、必ず褒められるはず。
鉄瓶は手入れが大変というイメージですが、この鉄瓶は"使ったあと中に水を残さない"、"錆がでても内部をこすらず、湯垢がつくように特に最初の1ヶ月は毎日使う"この2点を守れば大丈夫。
飲み比べればわかる、まろやかな水の味。使ってよし、飾ってよしのこのやかん、ぜひ試してみてください。
出典: 渋い!銅のおやかん。昭和の台所を思わせる風情。こちらも"お湯を沸かすならなんでもいいや"という考え方の人には向かないお値段。でもそれだけの価値がある一品です。
使い込めば使い込むほど、銅の味がでて半永久的にその価値は続いていきます。サイズ感もジャスト。お茶を入れるのに一リットルはちょうどよく、丸みもかわいい。やかんっていちいちしまわないでしょう?ずっと出しておくものだから、このくらいの価値ある品を揃えてもいい、そう思える方におすすめしたい。
出典: 一転してカラフルなかわいいやかん、その名も「ポトル」。"ポット + ケトル"のいいところを集めてできたおやかんだから、この名がついています。
琺瑯の艶やかな感じとかわいいカラー。地味な色合いになりがちなキッチンに華を添えてくれること間違いありません。
それに使い勝手のよさも、おすすめポイントのひとつ。やけどしない心遣い、水を入れやすい広い給水口、なにより琺瑯だから匂い移りが少ないのもうれしい点です。
キッチンがちょっと地味だなーと思う方は、ぜひこのポットを。お好きな色をおひとついかが?
出典: 日本を代表するコーヒーメーカーのKalita (カリタ)のケトル。ホーロー製で匂い移りがないので、このケトルでお湯を沸かせば、お茶を美味しく淹れられます。使い勝手もKalitaだけあってこだわりがたくさん。その名が示すペリカンのくちばしのような特徴ある注ぎ口は、ほそーくお湯を注ぐのに最適な細さに絞られています。
シンプルだけど機能的、そしてちょっとほんわかとさせられるユニークな姿できっとキッチンを素敵に見せてくれるはず。
コーヒーツールにはオシャレなものが多いんです。なぜなら、コーヒーを愛する人は素敵なこだわりを持っている人が多いから。ほっとひと息…を楽しむためのオシャレな道具があるとちょっと素敵です。
出典: 1940年代アメリカの科学者"ピーター・シュラムボーム"により開発されたコーヒーメーカーCHEMEX(ケメックス)。科学者が考えただけあって、なんとなく実験器具を思わせます。手吹きガラスの透明性と温かさを感じる木や革の部分が絶妙にマッチした素晴しいデザイン。その美しさはニューヨーク近代美術館に永久展示されるほどの代物。
手作りなだけあって、細かい部分までよく作りこまれています。棚に飾ってあったとしても、つい手に取って眺めてみたくなる、そんなコーヒーメーカーです。
"SLOW COFFEE STYLE"はゆったりとした優雅な時間を楽しむためのコーヒーウエア。中でもこうやってスタンドを使ってコーヒーをドリップする姿がオシャレです。ステンレスのスタンドに耐熱ガラスのかわいいフォルムのジャグ。淹れているときも楽しいけれど、飾っておいてもいい感じです。
出典: なんとも優美な曲線でできたシンプルなガラスのデカンタ。それにぴったりはまるステンレスフィルター。挽いた豆をさらさらと入れお湯を注ぐとどうなるか?滴る様子も溜まっていく様子も想像するだけでワクワクします。
ステンレスを使ったフィルターは、コーヒーのうま味成分を逃さず抽出する優れもの。雑味がなくコクのあるコーヒーが淹れられます。
使用後もカラフェにフィルターをセットして置いておけば、それだけでインテリアになりそうですね。こちらは300mlタイプで、カップ二杯分たっぷり入ります。
出典: こちらはさきほどのデザイン違い。カラフェの部分がジャグになっていて、カップに注ぎやすい。目盛りがあるのも便利だし、その文字もデザインとしておしゃれ度をぐっと上げています。同じくフィルターはステンレス。ジャグかカラフェかお好みでどうぞ。
お鍋を、使うたびに出し入れするのはちょっと手間。できればいつもそこに置いておきたいですね。そんなときには、少しがんばってこんなハイセンスなお鍋を買ってみてはどうでしょう?
出典: 1852年創業の"及源鋳造"のお鍋。"及源鋳造"は歴史ある南部鉄器の窯元です 。いかついイメージのある鋳物鍋ですが、丁寧に仕上げられていてとても滑らかで美しい。重厚な中に上品さが隠れています。
見た目がよいだけでなく、使い勝手も折り紙つき。保温性が高く、表面温度にムラができないため、料理に均一に火が通ります。IHにも対応しているのもうれしい。
キッチンにこのお鍋がデンと座っていたら、お料理上手の雰囲気もしてきそう♪
出典: 「デンマーク風」という意味合いがある社名の”DANSK(ダンスク)”社。1954年に設立してから北欧を中心としたデザイナーたちがスカンジナビアモダンアートをコンセプトに製品を作っています。
シンプルだけど丸みを帯びた優しい雰囲気のデザインが北欧らしい。持ち手もホーローだから、鍋ごとオーブンにいれることもでき、お料理の幅も広がります。蓋はクロスのツマミがついていて、返して鍋敷きになるようになっています。
出典: さてこれ何に見えますか?実はお鍋なんです。しかも”土鍋”。いわゆる土鍋とはあまりにかけ離れたスタイリッシュさですね。名前も”do-nabe”とシャレがきいています。レッツ鍋(DO NABE!)の意味が込められているんです。
このお鍋を作ったのは古くから焼き物の町として知られる愛知県瀬戸市の陶磁器ブランドceramic japan(セラミックジャパン)。確かな技術を駆使して、現在のライフスタイルにあった機能的な磁器、そして高いデザイン性を誇る品々を作っています。
この土鍋なら見えるところに飾っておきたいですよね。
保存するため、さっと取り出しやすいため、調理するため、キャニスターにはいろいろな役割があります。で、そこでもうひとつ、”飾って絵になるアイテム”という役割を。そう考えて選べば、たんなる”入れ物”ではなくなります。
さあどんなキャニスターがお好みですか?
出典: 現代的な北欧デザインの食器などを専門に手掛けるフィンランドのデザイン会社”iittala(イッタラ)”。そのiittalaのプルヌッカ(保存瓶)はやっぱりモダン。カイ・フランクという作家がデザインしたもので、1953年から1975年の間作られていました。そのプルヌッカが2011年に復刻!多くの人に愛されていた品だからこそ、といえます。昔より少しオシャレに生まれ変わりました。
出典: きちっと閉まる蓋ではないので、テーブルに使うものを入れてそのまま出すのに向いています。
CASUAL PRODUCT/スタンダードガラスキャニスター
出典: 生活雑貨の商品を企画から手掛け、製造、販売を行っている"CASUAL PRODUCT(カジュアルプロダクト)"。古く戦前から金属の加工で栄えてきた新潟県燕市で、1985年から金属洋食器(カトラリー)の製造を手掛けてきたメーカーです。
ガラスの容器+ステンレスの蓋という組み合わせでスッキリとした佇まい。シンプルでどんな色合いのキッチンにもなじみます。パッキンのついた蓋は、密閉性も高く保存に最適です。容器は耐熱ガラスで電子レンジも煮沸消毒もOKという優れものです。
出典: キャニスターっていろいろありますが、BOTTLIT(ボトル型)のものはめずらしいですね。平たいキャニスターとは違って、スプーンなどは使わず、ボトルを傾けて中身をだします。
150mlのかわいいサイズから、300ml、たっぷり入る600mlと3サイズ展開。いろいろ揃えて並べておくだけでも、インテリアになりそうです。
出典: まるで飾っておくために作られたのか?と思うほど美しいキャニスター。全てガラスでてきていて、フタにはイチョウの葉脈が刻まれています。とっても繊細な感じが素敵。自然素材を活かしたものづくりをてがける雑貨メーカー、AXCIS,INC.(アクシス)らしいデザインです。
出典: こんな風に豆類やスパイス、胡麻などの乾物を入れておくとなんだかちょっとしたインテリアみたい。中身が綺麗にみえるので、何を入れて並べたら素敵かな?と考えるのも楽しいかもしれません。
陶器やガラスなどが大半を占めるキッチン用品。そこに木製のものを添えることで、ちょっとほっとした空気をもたらすことができます。穏やかな空間をつくるためにぜひ木の品をひとつ置いてみてください。
出典: 全国屈指のスギの産地である鳥取県で、智頭杉を使った日用品を作成するMOCKATS(モッカツ)の曲げわっぱ。杉の木目とほんのり色白な佇まいがとても美しい。静けさが漂ってくる感じさえします。
伝統的な杉の育成技術によって育まれた樹齢60~100年といわれる優良な智頭杉。自然の持つ力でごはんの水分がうまく吸収され、時間がたってもふっくら美味しいお米が食べられます。
出典: シェーカーボックスとは18世紀から19世紀にかけてアメリカで活動していた「シェーカー教徒」が作っていた木製品の一つ。”全てにおいて簡素である事”を目指す妥協を許さない彼らの物づくりは世界中のデザイナーたちを驚かせました。
手作りで、接着剤を使っていないのにこの完成度。限りなくシンプルに作られたがゆえの美しさがにじみ出ています。
出典: 使い方は使う人のアイデア次第なんですが、こんな風にキッチンに置くといい感じ。キッチンには意外とまとめにくい小物がありますから、そういったものを入れておくとすっきり片付きます。なにより、主張しすぎずに自然のものの"マイルドなやさしさ"をさりげなく発揮し、空気を穏やかにしてくれそうです。
BRENT ROUKE/シェーカー ディバイディッド キャリアー
出典: シェーカーボックスの中でも持ち手がついて運べるタイプもあります。お茶道具をセットして、もう片手にポットを持って…楽しいティータイムのはじまりです♪
普段からまとめておいてキッチンに置いておいてもいいし、テーブルに出しておいてもいいかもしれません。木目の美しさはもちろんですが、使っていくうちに味がでてくる楽しみも。素朴で美しいものは心を和ませます。カナダ在住のシェーカーボックスの名工、BRENT ROUKE(ブレント・ルーク)氏の作品です。
いかがでしたでしょうか。なにかキッチンに取り入れたいアイテムはみつかりましたか?気に入ったものが見つかったら、まずはなにかひとつ、見えるところに飾ってみてはいかがでしょう。ゆくゆくは、お気にいりに囲まれる生活になるといいですね。
いわずとしれた南部鉄瓶のやかんは、お値段もそれなり。でも存在感はすごい。キッチンの見えるところにレイアウトしておけば、必ず褒められるはず。
鉄瓶は手入れが大変というイメージですが、この鉄瓶は"使ったあと中に水を残さない"、"錆がでても内部をこすらず、湯垢がつくように特に最初の1ヶ月は毎日使う"この2点を守れば大丈夫。
飲み比べればわかる、まろやかな水の味。使ってよし、飾ってよしのこのやかん、ぜひ試してみてください。