お気に入りのアイテムほど、じょうずにお手入れしてずっと長く使い込みたいもの。特に一生モノだと奮発して購入したものや、好きな作家さんの作品、一点ものの貴重なアイテムならなおさらですよね。今回は「修理しながら長く使える」日用品と、お手入れやメンテナンスの方法をご紹介します。エイジングを楽しみたいレザー用品や木のインテリアなど、メンテナンスや修理の方法を知ってお手入れしてあげると、よりいっそう愛着が湧きそうですね。2017年11月09日作成
日用品のよさを計るのは、何も価格だけではないと思う。でも、毎日のように使う身の回りのアイテムは、少しでも自分の気分が上がるような上質なものを選びたい。なぜかと言ったら、それが日々の暮らしを少しだけ豊かなものにしてくれると思うから。お手入れしながらも、一緒に年をとっていきたいと思わせてくれる日用品。そんなアイテムに囲まれて暮らしたら、きっと毎日幸せなんでしょうね。
バッグや財布などのレザーアイテムは、長く使い込むほどにエイジングによる色や質感の変化が楽しめるのが魅力です。ただ、外に持ち歩くものなので、お手入れをしないとだんだん傷んできてしまいます。
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お手入れはオイルやワックスがおすすめ。革に栄養とツヤを与えてくれますよ。クロスでホコリを拭き取ったあと、オイルやワックスを塗りましょう。
革靴はまずはシューズブラシで汚れやホコリを落とします。その後、クリーナーで汚れを落とし、オイルを塗り込みます。このシューズブラシはツヤ出しブラシとしても便利なアイテム。スニーカーなど他の靴にももちろん使えますよ。
また、ちょっとした汚れを落としたいときは、レザーガムクリーナーが便利。消しゴムのように使います。レザーアイテムを愛用している方はひとつ持っていると安心ですね。
ナチュラルな風合いが魅力の帆布バッグ。丈夫でモノがしっかり入るので、ついどこにでも持ち歩いてしまうことも。ただ、帆布のアイテムはお洗濯ができないものも多いんです。
もし汚れてしまっても、その汚れをずっと残さないようにするのが、長くきれいに使い続けるポイント。柔らかいブラシで、布目に沿ってブラッシングしてあげましょう。水気を固く絞った布で、やさしく汚れをポンポン叩いて落とすのも効果的です。
天然素材であるかごバッグも、経年変化で色の変化やツヤを楽しめるアイテム。夏が終わったらしっかりとお手入れして保管したいですね。
水気や湿気は良くないので、渇いたたわしやブラシなどで、網目に沿ってやさしくホコリを払いましょう。ひどい汚れは水で洗うことになりますが、すぐにしっかりと乾かして。
お料理好きな方は特に「本格的な包丁」が欲しくなるものですよね。良い包丁は、使い込むにつれて、どんどん自分の手にしっくりと馴染んできます。
日頃のメンテナンスには、砥石が必需品。砥石台がセットになったものだと、安定感が増して使いやすくなります。また、プロに研ぎ直しを依頼することも可能。せっかくの本格的な包丁なので、常に切れ味良く使い続けたいですね。
カッティングボードや木べらなどの木のキッチンツールはおしゃれで人気のアイテム。ただ、お手入れせずに使い続けると、だんだんカサカサしてきたり、傷が増えて目立ってきたりしてしまいます。
お手入れはとてもかんたん。乾いた布にオリーブオイルなどの植物油をしみこませて、拭いてあげるだけ。それでも表面のツヤが復活して、より長持ちしますよ♪
キャセロールやル・クルーゼ、ストウブなどの琺瑯鍋や、直火OKの琺瑯容器。熱伝導性が良い、割れにくいなどいいところがたくさん。見た目もおしゃれでかわいいですよね。ただ、ちょっと強火にしてしまったりすると、焦げ付きやすいことがあります。
鍋物だけでなく、ごはんを美味しく炊ける土鍋も、どうしても焦げ付いてしまい、なかなか落とせない…ということがあります。
そんな時に活躍するのが、重曹。鍋に重曹とお湯を入れて沸騰させ、火を止めてそのまま放置するだけで、焦げ付きが取れやすくなりますよ♪
スキレットをはじめ、おしゃれで本格的な料理が作れる鉄のフライパン。テフロン加工のものと違い、洗剤を使って洗うのは、コーティングがとれてしまうのでNGです。
調理が終わったら、すぐに水をかけながら、タワシで汚れを落とします。その後、コンロで火にかけて、水気を蒸発させればOK。小さなタワシだと手が熱いので、大きめの持ちやすいものが便利です。鉄のフライパンは、正しいお手入れをすれば、半永久的に使い続けられますよ。
うつわは、日常使いすると、どうしても割れや欠けが起きてしまうもの。ただ、お気に入りの作家さんの作品だったりすると、なかなか諦められないですよね。そんな時は「金継ぎ」という修繕方法があります。プロにお願いしてもいいですし、最近は「金継ぎセット」も発売されていますよ。
漆器も長く大切に使い続けるためには、時にお直しに出すことも必要です。中の木地が見えるほどの傷ができたら修理に出しましょう。漆器はお手入れ次第では、孫の代まで何十年も使い続けることができますよ。
木の家具は、なるべく水拭きせず、乾拭きでお掃除をするのがおすすめです。また、直射日光に当たらないような置き場所にすることも、長くきれいに使い続けるコツ。
そしてたまにはメンテナンスをしてあげましょう。ツヤ出しのオイルやポニッシュ、ワックスを塗ってあげることで、どんどん味わいのある質感になっていきます。
汚れたり壊れたりしたら捨てる、ではなく、ひとつのものを大切に使い続ける暮らしは大切ですよね。メンテナンス方がわかっていれば、ちょっと値が張るものでも、こだわって選びぬいた、お気に入りのアイテムをお迎えできそうです♪
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日用品のよさを計るのは、何も価格だけではないと思う。
でも、毎日のように使う身の回りのアイテムは、少しでも自分の気分が上がるような上質なものを選びたい。
なぜかと言ったら、それが日々の暮らしを少しだけ豊かなものにしてくれると思うから。
お手入れしながらも、一緒に年をとっていきたいと思わせてくれる日用品。
そんなアイテムに囲まれて暮らしたら、きっと毎日幸せなんでしょうね。