ファブリックブランドBasShu(バッシュ)の魅力
織物文化は、熟練された職人の技術が生みだす賜もの。
その日本古来から伝わる伝統工芸に新しい息吹を吹き込みました。

ブランドコンセプトとされるのは、その「心地よさ」。
それは職人のプライドがこもっていて、作り手の顔が見える生地で企画生産されているからこその使用感。
最大の魅力は、時代が移り変わっても大切に受け継いでいきたくなる品質と生活に溶け込むデザインなのです。

長年インテリア業界で生地に携わる仕事をしてきた、いわば生地マニアだそう。
そして、デザインを担当するのは井本 愛氏。
彼女は、メンズアパレルの世界からの転身です。


海外の古着屋やマーケットを訪ねているうちにインスピレーションが刺激されることが多いのだとか。
もしかすると、BasShuに男性ファンが多い理由はそんな所にあるのかもしれませんね。
BasShuと織りもの
「商品を企画する前に工場に行き、直接会って職人さんと話をします。」
必ず作り手と顔を合せる、そのポリシーは立ち上げ当初から守られています。

播州織りについて
はじまりは、播州織り独特の自然な風合いに魅せられたことでした。
そんなBasShuの商品に代表される播州織りをご紹介します。

そこの中心部を流れる大きな川が織り物生産になくてはならない自然の恵み。
播州織りは200年以上続く、糸を染めてから織るという日本伝統の”先染め”手法で生産されます。
染物に良好な水質によって、美しく奥行きがあり、また見る角度や布のシワによって色味が変わるという独特の質感に仕上げるのです。

求める素材や技術に応じて職人と一緒になって、ものづくりをする。
これからも日本の各地で、新しい商品が生まれていくのも楽しみですね!
出荷までの丁寧なしごと
その最終段階でも、ここにしかない良さを発揮しているんです!

これでさらに上質な生地へと仕上がっていくので、手にとった私たちは感覚的に
「これ、いいな!」
と思うわけですね。

「例えば、帆布のような厚手の生地は、ゴルフボールと一緒にガシガシと洗って表面にムラを出し唯一無二の個性的な表情に仕上げます。」
風合いへの妥協も一切しない、それがBasShuのものづくりの根幹といえます。
ここまで手間と時間掛けて完成されたアイテムは、ずっと愛用したくなりますよ!
ファブリックアイテムで暮らしに彩りを
それでは、デザインが落とし込まれた実用品を見てみましょう♪
コースター

いくつも集めたくなるキッチンアイテムのひとつコースター。
人気のあるインディゴシリーズについて、少し解説をしますね!
こちらは、伝統的な抜染手法(ばっせんしゅほう)を用いて繊細な柄を落とし込んでいます。
テーブルにもよく映え、和食器にも洋食器にもマッチする不思議な魅力があるのです。
こちらはキャリコ(Calico)と呼ばれる花柄をモチーフにしたもの。生地には、旧式の力織機で織り上げた播州織のセルヴィッチ生地を使用。
仕上げには独自のウォッシュ加工をほどこし、インディゴならではの奥行きある発色を加味して古布のような雰囲気に仕上げました。

食事という大切なシーンの演出にぴったりのコレクションです。
プレイスマット

前述のコースターと同様に、柄違いで集めるなど楽しみが広がります。
BasShuははじめてという方にも取り入れやすく、贈り物にも最適ですよ。

やわらかい空気感のただよう朝食のテーブル。
おはようの挨拶もかろやかになるのは、優しい風合いのファブリックのお陰♪
エプロン

台所しごとを楽しいと思えるかどうかを左右するであろう大切な道具、エプロン。
サッと纏うだけで背筋もシャンと家事もはかどります。

ちょっとそこまでの買い出しには着用したまま出かけたい!
そんな気持ちになるエプロンです。
クッションカバー

インテリアにほどよいエッセンスをくれるデザインが特徴。
肌に触れたときの感触は病みつきに。
季節によって模様を入れ替えることも気分転換になります。

無造作に配置するだけで、ほどよいリラックス感のある空間に。
ラグ

家の中で”空間の役割”を区切るという意味でも用いられるラグ。
リビングやダイニングで主役になると言っても過言ではありません。
こちらのリサイクルデニムラグは、程よい厚みで扱いやすいので気軽に使えます。
スタイルによってインドに別注しているラグシリーズも必見ですね!
リサイクルデニムのはぎれをハンドメイドで織り込んだラグです。
ランダムに残っているデニムのブルーがアクセントになっており、その表情は一枚一枚異なります。

お気に入りのラグがあるだけで、そこが特別なお部屋になりますよね。
ランドリーバッグ

ランドリーバッグは、お気に入りの衣類も安心して入れておきたいもの。
丈夫で耐久性の高いコットンキャンバス地を使用し、内側はほつれや縫い目が出ないようテープを採用しています。
まるでバッグのようにコンパクトになるデザイン性の高さにも脱帽です。

あるだけで脱衣場がスペシャルな場所に変身。
「結婚祝いでもらって、一番嬉しかった!」との声も届いています♪
キャビネット

”BasShuが提案する新しい収納の形”
と銘打って登場したキャビネット。
「こんなにも実用性があり、洒落ている収納家具はあっただろうか?」
そんな風に思わせてくれるもの。
こちらは、ミリタリーの代名詞ともいえる耐久性の高い綿100%のリップストップ生地でカバーは生地により素材が異なります。
クローゼットに収まりきらない洋服をどうしてますか。
コートもシャツも衣装ケースに詰め込んで、せっかくのインテリアも台無しになってませんか?
ボーナスを叩いて買ったジャケット、しばらく出番がないけど捨てられないカバン、いつか再開するかもしれない趣味の道具。
モノを大切にすることは、自分の歴史を大事にすることです。
しまいこむ収納から、使うための収納に変えられたら、毎日の洋服選びはもっと楽しいものになると思います。

これは、もう自分の衣類のコーディネートを楽しむっきゃない!
そう思わされるキャビネットです。
BasShuいち押し!春夏コーディネート
キッチン×コットンリネン・ハニカムタオル

発売開始は2008年。
こちらも伝統工芸の魂とBasShuらしいデザインをブレンドした商品です。
はちの巣状の立体に織り上げていて、そのふんわり軽いタオルはデイリーユースに最適。
ぜひ、毎日使い込んでみて!
コットンにリネンが混ざっていることで速乾性もあるので、夏にもピッタリです。
ベッドルーム×The Stripesシリーズ

眠りにつくときから、朝の目覚めの瞬間まで心地良いと思える柔らかな肌触りのために。
そして、デザインも妥協しません。
はじまりは、海外を訪れた時に感じる日本のベッドリネンの選択肢の少なさだったそう。
まだベッド文化の日が浅い日本では、海外のものをそのまま当てはめては馴染まない...
そんな思考から誕生したThe Stripesシリーズは、いわずもがな包み込まれたときの肌当たりがたまらず安眠へと誘われます。
その佇まいは、日本様式のさまざまなインテリアにもスッと馴染むのです。
リビング×パッチワーク・キルト

ひと針ずつ丁寧にハンドメイドでつなぎ合わせた大判のパッチワーク・キルトです。
1900年代初頭につくられていたアメリカンキルトをイメージして素朴ながらもどこかBasShuらしいメンズライクな雰囲気になっています。
長年使い込んだようなクタッとした風合いも特徴。
「ベッドカバーやソファカバー、敷物として長く愛着をもって使ってもらえると嬉しいです。」
とデザイナーの井本さんもおすすめしています!
マイルーム×いぐさRUG

こんなの見たことなかったと誰もが言ってしまうラグです。
ゴザではなく、ラグなんです!
出発点は”ソファでも使える畳のデザイン”だったそう。
特に、夏は涼しげに感じる畳に惹かれる私たち日本人。
しかし、現代様式の住宅では和室もなくなりつつあり、ましてやインテリアに似合う畳がなかなかありません。
「でも、夏は床でゴロ寝したい!」
そんな夢が叶います。
こちらも、福岡の畳工場でしっかりとしたものづくりをされています。
ふわっと舞う香りだって楽しみになりますよ。
BasShuは、お近くのお店と通販で
通信販売も可能ですし、まずは手に取ってみたい方はお近くの販売店でお試しいただけますよ。

ブランド立ち上げ当初から、人気ショップのjournal standard Furnitureでも展開中です。
「面白そうなものがあれば、一緒に海外出張に行くこともあります。沢山の刺激をもらってますし、そんな関係がここまで続いていることにも感謝しています。」
と話す市川ディレクター。
BasShuの今があるのは背中を押してくれたjournal standard Furnitureの存在も大きいそう。
そして楽しみなのが毎シーズンのコラボレーション商品、今後の展開にも注目ですね!
日々の暮らしをも丁寧にさせてくれるようなBasShuのファブリック。
他の取り扱い店もホームページに詳しく掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

この二人のタッグにより、愛されるブランドは成長し続けています。
ハッシュタグに“仕事”“楽しい”と付くところなんて最高ですね!