2014年春、scopeが復刻したイッタラ「フローラ」
きっかけは、ヌータヤルヴィガラス工場の閉鎖
珍しい寸胴型に、独特の世界がある草花のパターン。透明感も美しくただ置いてあるだけでオーラがありますが、カラフルな飲み物を注ぐとこんなにも美しく、きらきらと輝きます。
フィンランドの歴史あるトータルテーブルウェアブランド、イッタラ。高度な職人技を要するフローラをマウスブローで作る手法は、ヌータヤルヴィからイッタラの工場へと引き継がれました。
マウスブローのこだわり
Floraはマウスブローで作るもの
って、デザイナーのオイバ・トイッカが言っていました。実際は、オイバもプレスガラスで作る予定だったのですよ。でも、フローラはマウスブローで作るべきだと、当時の工場長がアドバイスして今の形となります。
手にとるとマウスブローだからこその、やわらかさとぬくもりが伝わってきます。仕上がりは均一ではなく、一つ一つ個体差があるのも、また楽しいところ。全く同じものなど二つとしてない、世界にたった一つのフローラなんです。
そこに人が作った証があり、スコープはそこに強く価値と温かみを感じています。
そういった物を実生活の中心に置き、末永く大事にしていきたいのです。
復刻のラインナップは、2サイズのタンブラー(23cl / 36cl)、3サイズのボウル(100mm / 150mm / 250mm)、ピッチャー。
2015年には新色セビリアオレンジも登場!
光に透かすとやわらかな美しい色が際立ち、また異なる表情をみせてくれます。 底部の少し厚みがある部分とのコントラストもたまりません。
23clのタンブラーに続いて、クリアの一番小さな100mmよりも少し小ぶりな80mmのボウルも発売され、さらに充実のラインナップに。
クリアとセビリアオレンジをあわせて使うのもおすすめ。サイズ違いのボウルを並べるととっても素敵です。
フローラパターンの布に包まれて届きます♪
切りっぱなしの布は、例えば23clのタンブラーが包まれているものならお弁当包みにちょうどよいサイズ。一番大きなボウルだと、なんと2mも長さがあるんです!アイテムやカラーで布の色が違うのも嬉しいところ。他では手に入らない特別なフローラの布、何に使おうかワクワクしますね。
何を入れても様になる、愛らしい佇まい
フローラで特別感のある飲み物に
フローラでいただく飲み物には特別感があって、おしゃべりもはずみます。たっぷり入るピッチャーも大活躍です。
フルーツジュースは相性抜群!フローラの柄が生き生きと見えて、朝から元気がわいてきそう。
もちろん、お酒にも。可愛いカクテルレシピをたくさん覚えたくなりますね。
ピッチャーは、ワイン1本分のサングリアを作るのにちょうどよいサイズ。カラフルなフルーツをたっぷり入れて食卓にのせたら、盛り上がること間違いなし♪
寸胴型は使い勝手も◎
シンプルな料理も、フローラに盛り付けると華やかなごちそうに。色とりどりの野菜たちがとっても美味しそう。
柿の種も、セビリアオレンジのボウルに入れたらこんなにおしゃれに。いくつも並べたくなります。
スコップケーキの器にも。あまりの可愛らしさに、食べるのがもったいなくなりそうです。15cmのケーキ型でスポンジを焼くと、150mmのボウルにぴったりとはまります。
ボウルにいろいろな具材を用意して、タンブラーに好きなようにデザートを作っていくのも楽しそうです♪
和の食卓にもよくなじみます。フローラで手巻き寿司パーティー、いかがですか?
いつも皆が集まる場所に
個包装のお菓子を入れて、大人も子供も手がのばせる場所に。お子さんも、今日のおやつを選ぶ時間がより楽しくなりそうですね。
一際大きな存在感を放つ、250mmの大きなボウル。さりげなくフルーツを入れるだけで絵になります。
草花柄のフローラには、可憐な草花がとってもよく似合うんです。ボウルに生けたら、上から眺めるのも趣があります。
ピッチャーも、フラワーベースとして大活躍します。お花の美しさとフローラの可愛らしさが互いに引き立ちます。
毎日の食卓にも、ちょっと特別な日にもフローラを
日々の暮らしに彩りを添えてくれるフローラ。あなたの食卓にも、愛らしいフローラを迎えてみませんか。
フィンランドを代表する巨匠の一人、オイバ・トイッカ氏は、アラビアのセラミックデザイナーを経て、1993年までヌータヤルヴィのグラスデザイナーとして活躍しました。フローラやカステヘル(Kastehelmi)、Bird(バード)シリーズをはじめ、多くの名作を生み出し、現在も幅広い活動で人々を魅了し続けています。