ラギオール?ライヨール?
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フランスのラギオール村の羊飼いが考案したとされるラギオールナイフ。
ラギオール村には刃物の製造産業がなかったため、近郊の刃物産業の村として名高いティエールでラギオールナイフは製造されるようになりました。
特許やワインのようなAOCもないナイフは、誰も彼もがラギオールナイフと謳って販売ができるため、今でも多くの社からラギオールナイフが販売されていますが、商品登録がないため、そのどれもが偽物でも本物でもありません。
ラギオールナイフを選ぶ際は、ナイフそのものの性能を見て選ぶことになります。
また、シャトー・ラギオールなどの有名なブランドがラギオール村でなくティエールにあるのも上記のような理由によるものです。
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ハンドルの味わいが美しい「ライヨール・フォールディングナイフ」こちらのハンドルはブライヤー材を使用。
ナイフのハンドル部分の素材は他に、鹿や羊、水牛などの角などがあり、選ぶこともできます。
ブライヤーとは、地中海沿岸地方原産のエリカ・アルボリアというヒース科の落葉低木で木目が美しくパイプの高級材や万年筆の軸などにも使用される25~100年を経た株の塊状のこぶ。
500年の歴史を誇るフランスオーヴェルニュ山地に位置する、刃物の村ティエール。1850年創業の伝統あるナイフビルダーSCIP社の現当主、L・サナジェストが1978年自社の古い歴史と名誉を賭けて、名ソムリエ、ヴィナリウスとの合作として世に送り出した究極のソムリエナイフがこの"シャトーラギオール"です。
日本のレストランでも使用されています!
ヴィーニ デル ボッテゴン (VINI DEL BOTTEGON)
レストラン マノワ
ほかにも人気のラギオール製品
バターナイフ
チーズナイフ
ジャムスプーン
ラギオールナイフ、いかがでしたか?
装飾としても、そして機能的にも優秀なラギオールのナイフ。
たったひとつで優雅な食卓にしてくれるラギオールナイフ、その曲線の美しさをご家庭でもぜひ堪能されてみてはいかがでしょうか。
たったひとつで優雅な食卓にしてくれるラギオールナイフ、その曲線の美しさをご家庭でもぜひ堪能されてみてはいかがでしょうか。
ラギオールナイフを探していると目にする、ライヨールという言葉。
ラギオール?ライヨール?どちらが正しいのでしょうか。
実はこれ、フランスの方言なんです。
南部地方ではライヨール、北部ではラギオールと発音され、どちらも同じ意味を持ちます。