インド映画界の俳優といえばこの人！絶大な人気を誇るアーミル・カーン。代表作でもある「きっとうまくいく」は、ハリウッドならぬボリウッドと呼ばれるほど映画大国のインドで、歴代興行収入ナンバー1を達成しました。全世界興収75億円を叩き出し、あのスティーブン・スピルバーグも“3度見た”と大絶賛した作品です。

キング・オブ・ボリウッドと呼ばれるシャー・ルク・カーンの「恋する輪廻オーム・シャンティ・オーム」は2007年に公開と同時に人気が爆発し、その年の映画興行収入成績ランキングで1位を獲得。世界で絶賛された作品です。

1970年代のボンベイ（現ムンバイ）で、青年オームがスター女優シャンティに思いを寄せ親しい仲に。しかし、シャンティは売れっ子プロデューサーのムケーシュと密かに結婚・妊娠していた事実が！歌って踊って恋をする！ これぞインド映画という豪華絢爛で、ロマンチックなミュージカルエンターテイメントです。

「プレーム兄貴、王になる」で、純粋で世話焼きな下町のアニキ、プレームと頑固で尊大なヴィジャイ王子の2役を演じたサルマン・カーンは、インド映画の3大カーンの1人です。ボリウッド史上最も高額な製作費が投じられた作品でもあり、2015年の公開当時のインド映画興行成績第1位を獲得しました。

憧れの王女が婚約者であるヴィジャイ王子の王位継承式にやってくることを知り、街へと出かけた主人公プレーム。家来にスカウトされるも、王位継承権による暗殺事件が起き、王子は意識不明の重体に。プレームと王子が瓜二つだった為、替え玉となった下町育ちのプレームは、人情味あふれる姿で問題だらけの王室に変化をもたらします。総製作費18億、エキストラ5,000人を動員させた圧巻のインド映画です！

2008年のインド・ムンバイ同時多発テロで、テロリストに占拠されたタージマハル・パレス・ホテルでの人質脱出劇をもとにした映画「ホテルムンバイ」。人質となった500人以上の宿泊客とプロとして彼らを救おうとしたホテルマンたちの姿が描かれています。

R-15指定作品で、緊迫感に満ちたドキュメンタリータッチのストーリーとなっているため、圧倒的なリアリティで息を呑みます。実際にあった事件だからこそ、知っておきたい真実に心打たれます。

インド最大のスラム街ダラヴィに住んでいた青年が、ヒップホップと出会いアーティストへと羽ばたく姿を描いた「ガリーボーイ」は、実在するラッパーNaezyの軌跡をベースにした物語です。

明るい性格で人気者のスタンリーは、家庭の事情でお弁当を持ってくることができず、空腹を水道水で紛らわせる日々。見かねたクラスメートたちが自分たちのお弁当を分けるも、教師に目の敵にされ、”弁当を持って来ない生徒は学校に来る資格などない”と言われ・・・。ほんのり笑えて心温まるストーリーと美味しそうなカレー料理が必見の作品です。

歴史、宗教、経済など様々な部分で激しく対立するインドとパキスタン。波乱万丈な二人旅が始まり、シリアスな状況の中でも、心が温まるユーモアあふれる踊りやストーリーに感動します。主役の女の子ハルシャリー・マルホートラの可愛さにも胸キュンです。