ボトムスのおしゃれを、もっと好きになりたい。
「このスカートの柄、素敵だな」なんて心ときめいても、結局手に取るのはベーシックな一枚。クローゼットの中身は、お気に入りのトップスとワンピース、そして脇役となるボトムスで埋め尽くされていく。もちろん、これでもいいのだけれど、何だかボトムスのおしゃれを諦めているような気がする。
気負わず何度でも穿ける主役級ボトムスの選び方、ボトムスありきで展開するスタイリングの楽しみ方を知りたい――。そんな理想のおしゃれを実現させる、"ボトムスとのいい関係"を手に入れてみませんか。
気負わず何度でも穿ける主役級ボトムスの選び方、ボトムスありきで展開するスタイリングの楽しみ方を知りたい――。そんな理想のおしゃれを実現させる、"ボトムスとのいい関係"を手に入れてみませんか。
「しっかり使える」が大前提。主役級・ボトムス選びのコツ
①手持ち服に合う「色」を見極めておく
ついつい暗い色ばかり買ってしまう、派手な色を買ったけれど使い道がない。こういった問題は、カラーボトムスが「手持ち服に合わせにくい」ことが原因です。ワードローブを眺めて、すんなりとなじむ色を見極めてみましょう。ベースがしっかり合っていれば、柄やデザインにも挑戦しやすくなります。
②インもアウトも美しい。自由自在なシルエット
お気に入りを長く愛用するためには、何度でも着回しを楽しめる、自由自在なシルエットを。トップスイン・トップスアウト、ワンピースとのレイヤード。どの見え方も美しいボトムスなら、自然とコーデへの出番が増えます。「穿きたい」と思ったときに穿ける、その日の気分への適応力がポイント!
③柄&デザインは、飽きのこないものをセレクト
主役級のボトムスには、柄やデザインで遊びを加えるのも楽しみの一つ。「惹かれて買ったけれど、気づいたらお蔵入りに……。」なんてことを防ぐには、すぐに飽きのこないものかどうか、フィルターをかけてみましょう。そのひと癖は自分にとって奇抜すぎないか、何度見てもしっくりくるのか。購入前には、数日かけて吟味すると安心ですね。
ボトムスといい関係を築くための「選び方&着こなし術」
手持ち服に合うキャスティングで輝かせる
モノトーンが多いなら、自然な差し色or差し柄を
色ものが多いなら、曖昧な色のボトムスも楽しんでみて
ベースを押さえつつ、少しだけ冒険してみよう
あたたかみのあるカラーで大人の遊び心をプラス
胸がときめくディテールをさり気なくIN
華やかなボトムスは一点を目立たせて
「モノトーン×華やかカラー」でボトムスに視線集中
カラートーンを揃えれば、柄ボトムスも難しくない
ボトムスと小物の色をリンクさせて完成度アップ
お揃いの「柄スカーフ×スカート」は距離感がポイント
「ボトムス×足元」をリンクさせればスタイルアップ効果も
色が主役のボトムスコーデは足元で引き締める
ワントーンコーデを黒でシックに昇華して
「ボトムス×足元」を基準にトップスを選んでみる
小物使い・レイヤードetc……新しい着こなしにトライを
ボトムス×ベルトのコントラストを楽しむ
見せたり隠したり。ボトムスの配分に変化をつけてみて
ボトムスが楽しければ、おしゃれが倍楽しく!
どうしても脇役に周りやすいボトムスを、主役に引き立てるための「選び方&着こなし術」をご紹介しました。一度こだわってみると、実は奥が深いボトムスのおしゃれ。今までにない楽しみ方を取り入れて、あなたらしいスタイルにより磨きをかけてみてくださいね。
どんなにおしゃれで素敵なボトムスも、出番がなければ日の目を見ることができません。手持ち服の中でばっちり活躍する、あなたに合ったスカート・パンツを選びましょう。