「色彩能力」を高めて、あなたも色の魔術師に!
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色彩能力が高いと様々な分野でその能力を生かすことができます。でも今回はとくに日々のファッションやメイクに役立つための、色彩能力を高めるコツを伝授します。おしゃれな人、なぜか素敵な人というのは、色の組み合わせが上手だったり、バランスが絶妙だったりすることが多いですよね。ファッションやメイクがおしゃれかどうかは、カラーコーディネイトが重要なポイント!
カラーコーディネイトのコツを知って実践を積み重ねれば、自然と色彩能力が高まります。最初はベーシックカラーから始めて少しずつレベルを上げていき、最終的には色の魔術師を目指しましょう!
カラーコーディネイトのコツを知って実践を積み重ねれば、自然と色彩能力が高まります。最初はベーシックカラーから始めて少しずつレベルを上げていき、最終的には色の魔術師を目指しましょう!
色彩能力が高いとライフスタイルも彩り豊かに!
色彩能力が高まると具体的にどのように日々の生活に役立つのでしょうか。具体的なメリットを3つご紹介します。
自分に似合うカラーが見つかる
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色彩能力が上がると、自分に似合う色を見つけることができます。実は好きな色と似合う色は必ずしも一致しません。せっかくのおしゃれやメイクも自分の肌の色、髪の色、雰囲気などに合っていないと台無しですよね。自分の魅力を最大限に引き出してくれるカラーを見つけましょう。
カラーコーディネイトで失敗しない
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好きな色、身に着けたい色だけを選んでいると、カラーコーディネイトがちぐはぐになったり、しっくりこなかったりすることがあります。おしゃれの達人は、色合わせの達人です。あなたのコーディネイトが素敵に見えるか残念に見えるかの分かれ道は、カラーコーディネイトが鍵となります。
飛びぬけておしゃれに見える必要はありません。少なくともカラーコーディネイトが残念な感じにならないように、色彩能力を高めましょう。
飛びぬけておしゃれに見える必要はありません。少なくともカラーコーディネイトが残念な感じにならないように、色彩能力を高めましょう。
カラーコーデだけでおしゃれに見られる
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同じ形の洋服を身に付けていても、色彩によって大きく印象が変わります。ベーシックだけれど洗練されている、なぜか垢抜けて見えるのはカラーコーディネイトのセンスが高い可能性が大。おしゃれのセンスが高い人は、色の合わせ方が人とは少し違ってとってもユニーク。センス良く見せるためには、カラーコーディネイトを磨くことが大事です。
レベル別に実践してみよう。カラーコーディネイトレッスン
色彩能力を高めるのは、実践が一番!もちろんベースの知識を得るために、色彩検定のテキストなどを参考にすることもよいかもしれません。でも結局は実践を積み重ねて自分の物にしていかないと、センスは磨かれないでしょう。カラーコーディネイトの初級のレベル1から、上級者向けのレベル3までレベルごとの実践カラーコーディネイトをご紹介していきます。初級から始めて自然と組み合わせられるようになったら次のレベルへステップアップ。少しずつレベルを上げてみましょう。
レベル1:失敗の無いテッパンのカラーコーデ
まずはカラーコーディネイト初級者編、レベル1から始めましょう。絶対に失敗の無いカラーコーディネイトの紹介です。これさえ守っておけば、カラーコーディネイトが残念な感じになりません!
ベーシックカラーだけでまとめる
ベージュ、ネイビー、グレー、カーキ、白、黒のようなベーシックカラーのみでまとめれば、カラーコーディネイトが自然と落ち着きます。ナチュラルでオーソドックスなカラーコーディネイトは冒険はありませんが、センスの良さを感じさせます。
カラーを3色以内でまとめる
ベーシックカラー以外の色も入れたい時でも、使う色を3色までに抑えればきれいにまとまります。たくさんの色を使うようになるまでにはステップが必要。まずは3色の組み合わせから始めてみましょう。
同系色のグラデーションコーデ
同じカラーのグラデーションも失敗がありません。濃淡をつけてメリハリを持たせましょう。グラデーションだと少しぼんやりする時は、靴や小物でアクセントをつけるのもよいでしょう。
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ブラウン系のグラデーションカラーをメイクやヘアスタイルにまで。自然と馴染み、失敗がありません。
レベル2:彩度を合わせる
彩度というのは色の鮮やかさのことです。同じ色でも彩度が違うと全く違った印象になります。彩度を合わせることはカラーコーディネイトの基本ともなります。コーディネイトの色合いがなんかチグハグすると思ったら、もしかして彩度がずれているのかもしれません。逆に彩度さえ合っていれば、意外とどんな色合いでも合わせることができます。
ペールカラーで合わせる
淡い色合いという意味のペールカラー。2019年のトレンドカラーでもあります。鮮やかな色だと色合わせが難しいカラーでも、ペールトーンで合わせればしっくりと馴染みます。チャレンジしてみたい色合いは、ペールトーンから始めてみるといいかもしれませんね。
ダークカラーで合わせる
ペールトーンとは逆の発想になりますが、ダークカラーでまとめるのもどんな色合いでも合わせやすいのでおすすめです。秋冬には自然とやっているカラーコーディネイトかもしれませんね。
ヴィヴィッドカラーで合わせる
色鮮やかなカラー、ヴィヴィッドカラーで合わせるのはレベル2の中ではちょっと上級テク。でも思い切って合わせてみると、意外にフィットする組み合わせがみつかりそう。
レベル3:アクセントカラーを使った上級者編
馴染みのよい色ばかりで合わせていると、失敗はありませんが冒険もありません。おしゃれ上級者にもなれば、あえてはずしやアクセントカラーを使ってよりユニークで洗練されたコーディネイトを目指しましょう。
キー&アクセントカラーを入れる
ベーシックカラーのコーディネイトはそれだけでも十分センスがいいのですが、おしゃれ上級者はそこにキーカラーやアクセントカラーをスパイスとして足します。ちょっとした小物やバッグなどが上手に使えると、コーディネイトがより表情豊かになります。
トレンドカラーを入れる
キーカラーやアクセントカラーを加えるのであれば、そのシーズンのトレンドカラーを意識するとより感度が高いスタイリングになります。
コントラストカラーでのコーディネイト
コントラストカラーとは色彩のカラーチャート上で、その色の反対になるような色の組み合わせです。具体的には赤と緑、青と黄色のような色の対比がはっきりしているコーディネイトとなります。必ずしも反対色でなくてもいいのですが、コントラストがはっきりしているカラーでのコーディネイトはちょっと上級者向け。でも色々実践してトライ&エラーを繰り返し、自分なりのルールを見つけていきましょう。
色彩能力を高めるには実践でトライ&エラーを積み重ねよう!
色彩能力が高まれば、ファッションやメイクのコーディネイトも自然と違和感なく、さらに洗練されたカラーリングが可能となります。でも参考書を読んだり、資格を取るだけでは色彩能力は高まりません。色彩能力を高めるコツを知り、ひたすら実践して目と感覚で覚えていくしかありません。
時には失敗をしてもいいのでトライ&エラーを積み重ねて、少しずつレベルをアップしていきましょう。実践こそが色彩能力を高める唯一の近道であることを忘れずに。
時には失敗をしてもいいのでトライ&エラーを積み重ねて、少しずつレベルをアップしていきましょう。実践こそが色彩能力を高める唯一の近道であることを忘れずに。
ベーシックカラーだけで合わせるのであれば、チェックのような柄物が入っていてもキレイに収まります。