旅行先どのように決めてますか?
出典:unsplash.com
仕事や語学留学ではなく、観光目的で海外旅行に行こうという時、まずは「どこへ行くか」が大きな決定事項になりますよね。行ってみたい遺跡があるとか、文化に興味があるとか、ご飯が楽しみなど、いろいろな目的があると思いますが、行き先をどのように選んでいますか?
出典:unsplash.com
まとまった休みを何日取れるか、というのも行き先を選ぶ大きな決め手になりますよね。実際、何日あればどこら辺までを旅することができるのでしょうか。「一般的な観光目的のプラン」を見ていきましょう。
何日あれば世界のどこを旅できるんだろう
出典:unsplash.com
もちろん、たくさん休みがあればその分だけいろんな場所を観光できるし、ひとつの場所に時間をかけることができます。ですが、観光目的の旅行の場合、限られた日程で行くことがほとんどですよね。最短だとどれくらいの日数があれば旅行が可能か、大体の目安を見ていきましょう。
日帰り
出典:unsplash.com
海外旅行で「日帰り」が可能なのが台湾と韓国です。出発する空港は限られますが、台湾は約4時間、韓国なら2時間半程度とフライト時間が短く、ともに日本から深夜発早朝着の直行便を使うと、日中にショッピングをしたり、美味しいグルメを楽しめます。
1泊2日
出典:unsplash.com
パッケージツアーを利用する場合、1泊2日が可能なのは香港です。フライト時間は約4~5時間です。現地のホテルに一泊すれば、夜景や夕食を余裕を持って楽しむことができますね。
2泊3日
出典:unsplash.com
2泊3日になると、タイ、ベトナム、フィリピン(マニラ・セブ島)、グアム、北京など、行き先の選択肢が増えます。いずれも2日目が終日自由に使えます。移動はせずに、ひとつの都市に滞在して楽しむと良いでしょう。
2泊4日
出典:unsplash.com
2泊4日であれば、シンガポールやマレーシア、カンボジアはもちろん、アメリカやカナダ、オーストラリアへ行くことも可能です。さらに、北欧のフィンランドにも行くことができます。
出典:unsplash.com
飛行機内で2泊、現地で2泊するプランです。飛行機の発着時間によって、現地で観光できる時間が変わってきます。いずれの国も、日本からの直行便が多い主要な都市を訪れる定番のプランを想定していますが、2泊4日は必須でしょう。
3泊5日
出典:unsplash.com
3泊5日になると、イタリア、ドイツ、イギリスなどヨーロッパ諸国やデンマーク、スウェーデンなどへ行くことができます。ニュージーランドも3泊5日がパッケージツアーとしては最短です。
出典:unsplash.com
いずれもフライト時間が長く、日本から直行便のある都市でも、3泊5日は必要になります。見どころ満載のヨーロッパや北欧ですが、移動時間を抑えるため行きたい都市をピンポイントで訪れる、1都市滞在でゆっくりと過ごすなどがベストのプランでしょう。
世界の広さを具体的にイメージしよう
出典:unsplash.com
各国へ行くための必要な日数を見て、どんな印象を抱きましたか?例えばヨーロッパについて、遠くて時間がかかるという印象を持っていたけど「やっぱり5日は休みが必要か」と思う方がいれば、「5日あれば行けるんだ」と思う方もいるでしょう。
出典:unsplash.com
また、近いという印象のあるアジアの中でも日帰りで行ける国と2泊4日必要な国がある、北欧のフィンランドは2泊4日でも行けるなど、意外な点もあったのではないでしょうか。
「行ける場所」ではなく「行きたい場所」へ
本当なら、いろんな観光地を回ったり、1日は予定を入れずに過ごすくらい余裕を持って旅行したいですよね。ですがまとめて休みを取ることは簡単ではないでしょう。かといって、休みの日数に合わせて行く場所を選ぼうとすると選択肢が限られてしまいます。
現実的にはまだ旅行に行けない今こそ、本当に行きたい国や場所はどこか、その目的は何かをはっきりさせて、それが叶うようなプランを立ててみましょう。たとえ弾丸でも行ってみたい国に行ける喜びは大きいですよね。
いろんな楽しみ方があるから旅行はやめられない!
以前は簡単に行けていた海外旅行。今では考えられないことですね。行けない期間を経て次に海外旅行に行けるとしたらどこへ行こう、そんなことを考えるだけで、すごくウキウキしてきませんか?
かつては「何回でも行けるんだし、今回はここでいいや」となんとなく決めていた旅行先も、行けなくなる時が来ると知っていれば、たとえ短くとも本当に行きたい場所へ行っていたかもしれません。
出典:unsplash.com
街の雰囲気を感じながらゆっくり過ごしたい、おいしいものを食べて色んなところを見て周りたいなど、旅行の楽しみ方は人それぞれ。今のうちにゆっくりプランを練って、次行ける時を楽しみに待ちましょう!