【全国】いつでも会いに行けるアート。通いたくなる「常設展」の魅力

【全国】いつでも会いに行けるアート。通いたくなる「常設展」の魅力

期限がないからいつでも観に行ける常設展。常設展には、美術館の想いや魅力がたくさん詰まっています。じっくり浸りたいとき、インスピレーションを得たいとき、何も考えたくないとき…そんなふとした瞬間に立ち寄ってみませんか?2021年10月30日作成

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旅行・お出かけ
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「常設展」こそ美術館そのもの

【全国】いつでも会いに行けるアート。通いたくなる「常設展」の魅力
出典:pixabay.com
話題の特別展示はよく行くけれど、「常設展」には行ったことがない、という方は意外と多いのではないでしょうか? 常設展は、実は美術館の特徴そのもの。各美術館のこだわりや情熱を知ることができて非常に興味深い展示です。

今回は「常設展」の魅力や楽しみ方と、全国にあるおすすめの美術館を紹介します。

目次

<美術館の展示>にはどんな種類がある?

美術展示には、常設展の他、いくつか種類があります。美術展で催される展示の種類を紹介します。

常設展

✔期間を設けずいつでも見られる
✔その美術館が所蔵しているコレクションを展示
美術館の常設展は、展示の期間を設けず、いつでも見ることができます。また、その美術館が所蔵しているコレクション作品を展示しています。閲覧料金も500円前後と比較的安く定額なので、気軽に足を運びやすいのが魅力です。

常設展内で時節に合った特集を組んでいたり、展示作品を入れ替えている所もあるので、飽きずに楽しむこともできます。

企画展

✔期間限定で開催
✔あるテーマのもとに、他の美術館やコレクターから作品が集められる
【全国】いつでも会いに行けるアート。通いたくなる「常設展」の魅力
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ひとつのテーマをもとに、他の美術館やコレクターから作品を借りて集め、期間限定で開催。閲覧料金はその都度設定されます(約1000円〜2000円程)。企画展にも種類があり、次の2つに分かれます。

【自主企画展(特別展)】
美術館が独自で企画し、調査や準備などすべてを行います。

【巡回展】
同じテーマで複数の美術館をまわっていく展覧会です。気になった展示を自身の地域で見られるチャンスがあります。規模やインパクトが多きく、その場所限定の公開作品・グッズもあり楽しめます。

【北海道・東北地方】

北海道近代美術館(北海道)

北海道を代表する札幌の美術館。常設展のジャンルは絵画・彫刻・版画・ガラス工芸・写真などで作品数もそれぞれ豊富なため、時間をかけてじっくり楽しみたい方におすすめです。
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北海道を代表する札幌の美術館。常設展のジャンルは絵画・彫刻・版画・ガラス工芸・写真などで作品数もそれぞれ豊富なため、時間をかけてじっくり楽しみたい方におすすめです。

北海道の美術を堪能できるのも特徴的。歴史や民族背景を感じながら、何度も思考を巡らせたくなる展示の数々です。写真撮影OKのエリアもあり、行くたびに楽しみ方も広がります。
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北海道の美術を堪能できるのも特徴的。歴史や民族背景を感じながら、何度も思考を巡らせたくなる展示の数々です。写真撮影OKのエリアもあり、行くたびに楽しみ方も広がります。

北海道立近代美術館
●開館時間 9:30 - 17:00(入場は16:30まで)
●休館日 月曜日、年末年始、展示替期間等
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

北一ベネツィア美術館(北海道)

北一ヴェネツィア美術館は、なんといっても優美な外観に圧倒されます。
「応接間」「貴族の居間」「家族の食堂」「バスルーム」「寝室」などを表現した展示室は、内装や豪華絢爛な展示品のすべてをヴェネツィアン・スタイルで統一。コレクションも常に約3000点展示し、18世紀頃の貴族の豊かな暮らしぶりを感じることができます。
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北一ヴェネツィア美術館は、なんといっても優美な外観に圧倒されます。
「応接間」「貴族の居間」「家族の食堂」「バスルーム」「寝室」などを表現した展示室は、内装や豪華絢爛な展示品のすべてをヴェネツィアン・スタイルで統一。コレクションも常に約3000点展示し、18世紀頃の貴族の豊かな暮らしぶりを感じることができます。

美術館でのふとした景色が、「本当にあのとき見たヴェネツィアの街並みみたい。」と話題の美術館。貴族衣装の体験もでき、ひとりでも誰かと来ても飽きずに過ごせます。『小樽にいながらヴェネツィア旅行』をぜひお楽しみ下さい。
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美術館でのふとした景色が、「本当にあのとき見たヴェネツィアの街並みみたい。」と話題の美術館。貴族衣装の体験もでき、ひとりでも誰かと来ても飽きずに過ごせます。『小樽にいながらヴェネツィア旅行』をぜひお楽しみ下さい。

フロントページ - 北一ヴェネツィア美術館
●開館時間 10:00 - 17:00(入場は16:30まで)
●休館日 無休
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

十和田現代美術館(青森県)

十和田市現代美術館でしか観ることのできない作品の数々。常設展は草間彌生、ロン・ミュエクなど世界的な33組の作家によるコミッションワークにより構成され、多様な奥深い作風に触れることができます。
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十和田市現代美術館でしか観ることのできない作品の数々。常設展は草間彌生、ロン・ミュエクなど世界的な33組の作家によるコミッションワークにより構成され、多様な奥深い作風に触れることができます。

敷地内に建物を点在させ、各展示室を独立して配置。作品に合わせて空間づくりを行うことで、より世界観に浸れます。建物内外のオブジェや展示室など、空間一帯がアート作品となり、いつ来てもワクワクが止まらない美術館です。

常設展エリアは写真撮影OKなのも嬉しいポイント。
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敷地内に建物を点在させ、各展示室を独立して配置。作品に合わせて空間づくりを行うことで、より世界観に浸れます。建物内外のオブジェや展示室など、空間一帯がアート作品となり、いつ来てもワクワクが止まらない美術館です。

常設展エリアは写真撮影OKなのも嬉しいポイント。

十和田市現代美術館 | Towada Art Center
●開館時間 9:00 - 17:00(入場は16:30まで)
●休館日 月曜日、年末年始
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

土門拳記念館(山形県)

寺院や仏像、日本の伝統文化を独自の目線で伝える写真家、土門拳。この記念館には土門の作品が約7万点収蔵され、「古寺巡礼」や「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」「文楽」などの作品を順次公開しています。
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寺院や仏像、日本の伝統文化を独自の目線で伝える写真家、土門拳。この記念館には土門の作品が約7万点収蔵され、「古寺巡礼」や「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」「文楽」などの作品を順次公開しています。

リアリズムを徹底した写真は、情景や人物像が手に取るように伝わり、その迫力と繊細さに息を飲みます。広大な自然と調和する建物空間も見どころのひとつ。のんびり庭園を眺め、癒されに訪れるのもおすすめです。
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リアリズムを徹底した写真は、情景や人物像が手に取るように伝わり、その迫力と繊細さに息を飲みます。広大な自然と調和する建物空間も見どころのひとつ。のんびり庭園を眺め、癒されに訪れるのもおすすめです。

ホーム | 山形県酒田市 土門拳記念館
●開館時間 9:00 - 17:00(入場は16:30まで)
●休館日 4~11月は無休、12~3月は月曜日、年末年始
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

【関東地方】

東京国立近代美術館(東京都)

常設展に特に力を入れている東京国立近代美術館は、20世紀初頭から現在までの日本画・洋画・版画・水彩画・写真・映像などを展示し、国指定の重要文化財は15点にものぼります。
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常設展に特に力を入れている東京国立近代美術館は、20世紀初頭から現在までの日本画・洋画・版画・水彩画・写真・映像などを展示し、国指定の重要文化財は15点にものぼります。

13000点を超える膨大なコレクションの中から約200点を展示。名作ぞろいで見ごたえは抜群です。展示品は常に見直し、数ヶ月ごとに企画が入れ替わるため、いつ来ても新しい発見があります。
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13000点を超える膨大なコレクションの中から約200点を展示。名作ぞろいで見ごたえは抜群です。展示品は常に見直し、数ヶ月ごとに企画が入れ替わるため、いつ来ても新しい発見があります。

東京国立近代美術館
●開館時間 10:00 - 17:00(金・土曜は10:00-20:00)
●休館日 月曜日、年末年始、展示替期間等
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

東京都庭園美術館(東京都)

東京都庭園美術館は、旧朝香宮邸が美術館になっています。レトロかつモダンな建築やインテリアを存分に感じられ、新館では現代の美術も堪能できます。日本庭園・茶室・西洋庭園もあり、時間をかけてゆっくり味わいたい美術館です。
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東京都庭園美術館は、旧朝香宮邸が美術館になっています。レトロかつモダンな建築やインテリアを存分に感じられ、新館では現代の美術も堪能できます。日本庭園・茶室・西洋庭園もあり、時間をかけてゆっくり味わいたい美術館です。

1933年当時、フランスはアール・デコの全盛期で、壁飾り・家具・照明器具にいたるまで、アール・デコとよばれる装飾様式で統一されています。本館各室の内装やインテリアは優美で圧巻。どの部屋もこだわりつくされ、次の部屋へ移るのがワクワクします。
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1933年当時、フランスはアール・デコの全盛期で、壁飾り・家具・照明器具にいたるまで、アール・デコとよばれる装飾様式で統一されています。本館各室の内装やインテリアは優美で圧巻。どの部屋もこだわりつくされ、次の部屋へ移るのがワクワクします。

東京都庭園美術館|TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM
●開館時間 10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
●休館日 月曜日、年末年始
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

彫刻の森美術館(神奈川県)

彫刻の森美術館は、箱根の大自然を生かした国内初の野外美術館です。開放感あふれる庭園に近・現代を代表する彫刻家たちの名作が約120点展示され、1日ではまわりきれないほど。

室内展示場も充実し、ピカソ館では300点余りのコレクションの中から、手法や挑戦を感じられる逸品が目白押しです。
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彫刻の森美術館は、箱根の大自然を生かした国内初の野外美術館です。開放感あふれる庭園に近・現代を代表する彫刻家たちの名作が約120点展示され、1日ではまわりきれないほど。

室内展示場も充実し、ピカソ館では300点余りのコレクションの中から、手法や挑戦を感じられる逸品が目白押しです。

野外展示作品は、彫刻の森美術館最大の見どころ。散策しながらのんびり芸術に触れることができます。
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野外展示作品は、彫刻の森美術館最大の見どころ。散策しながらのんびり芸術に触れることができます。

箱根 彫刻の森美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM
●開館時間 10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
●休館日 無休
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

那須ステンドグラス美術館(栃木県)

石造りの貴族の館【マナーハウス】をモチーフに建てられたステンドグラス美術館は、敷地に足を踏み入れた途端、まるで日本を抜け出したような幻想的な雰囲気に包まれます。リチャード・リーのランプや礼拝堂の壁一面のステンドグラスは、その迫力と美しさに心を奪われます。
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石造りの貴族の館【マナーハウス】をモチーフに建てられたステンドグラス美術館は、敷地に足を踏み入れた途端、まるで日本を抜け出したような幻想的な雰囲気に包まれます。リチャード・リーのランプや礼拝堂の壁一面のステンドグラスは、その迫力と美しさに心を奪われます。

【ステンドグラスの柔らかい光・安らぐアロマの香り・荘厳な造形物・パイプオルガンやオルゴールの心地よい音色・那須の穏やかな風】五感で楽しむ美術館は、癒しとインスピレーションを与えてくれます。
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【ステンドグラスの柔らかい光・安らぐアロマの香り・荘厳な造形物・パイプオルガンやオルゴールの心地よい音色・那須の穏やかな風】五感で楽しむ美術館は、癒しとインスピレーションを与えてくれます。

那須ステンドグラス美術館
●開館時間 9:30 - 16:30
●休館日 無休
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

【東海・北陸地方】

MOA美術館(静岡県)

MOA美術館は相模灘を望む熱海市の高台にあり、そこから見おろす海は絶景。四季折々の風景を感じられるのも足を運ぶ楽しみになります。黄金の茶室や能楽室などの日本伝統作品から現代美術まで、幅広いアートを閲覧できます。
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MOA美術館は相模灘を望む熱海市の高台にあり、そこから見おろす海は絶景。四季折々の風景を感じられるのも足を運ぶ楽しみになります。黄金の茶室や能楽室などの日本伝統作品から現代美術まで、幅広いアートを閲覧できます。

エントランスから美術館本館までの橋渡しをするエスカレーター。鮮やかに変化する照明のグラデーションは早速異世界にいざなってくれそう。他にも、マッピングされた巨大な万華鏡の円形ドームも圧巻で、館内すべてが見どころです。
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エントランスから美術館本館までの橋渡しをするエスカレーター。鮮やかに変化する照明のグラデーションは早速異世界にいざなってくれそう。他にも、マッピングされた巨大な万華鏡の円形ドームも圧巻で、館内すべてが見どころです。

MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART | MOA MUSEUM OF ART
●開館時間 9:30 - 16:30(入館は16:00まで)
●休館日 無休
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

富山市ガラス美術館(富山県)

富山市ガラス美術館は、「ガラスの街とやま」を目指し、「現代グラスアート」を中心に展示している美術館です。ガラス美術館のある「TOYAMAキラリ」という複合施設は、東京オリンピックのメイン会場「新国立競技場」の設計を担当した建築家・隈研吾が設計を手掛け、斬新で開放的なデザインに圧倒されます。
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富山市ガラス美術館は、「ガラスの街とやま」を目指し、「現代グラスアート」を中心に展示している美術館です。ガラス美術館のある「TOYAMAキラリ」という複合施設は、東京オリンピックのメイン会場「新国立競技場」の設計を担当した建築家・隈研吾が設計を手掛け、斬新で開放的なデザインに圧倒されます。

富山県にゆかりの深い作家による作品や、色彩豊かな空間芸術も展示。図書館も併設されており、毎日でも通いたくなる美術館です。
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富山県にゆかりの深い作家による作品や、色彩豊かな空間芸術も展示。図書館も併設されており、毎日でも通いたくなる美術館です。

富山市ガラス美術館 – ホームページ
●開館時間 9:30 - 18:00(金・土曜日は20:00まで)
●休館日 第1・3水曜日、年末年始
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

金沢21世紀美術館(石川県)

「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的につくられた金沢21世紀美術館。歴史の大きな転換期であった21世紀の名にふさわしい、近代的な空間が魅力です。
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「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的につくられた金沢21世紀美術館。歴史の大きな転換期であった21世紀の名にふさわしい、近代的な空間が魅力です。

金沢市の中心にあり、いつでも誰でも立ち寄ることができる公園のような感覚でアートを体感できます。のんびり屋外作品をまわるのもよし、室内でさまざまな感性に触れるのもおすすめです。
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金沢市の中心にあり、いつでも誰でも立ち寄ることができる公園のような感覚でアートを体感できます。のんびり屋外作品をまわるのもよし、室内でさまざまな感性に触れるのもおすすめです。

金沢21世紀美術館 | 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa.
●開館時間 10:00 - 18:00(金・土曜日は20:00まで)
●休館日 月曜日、年末年始
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

徳川美術館(愛知県)

徳川美術館は、江戸時代の大名家・尾張徳川家に伝えられてきた宝物の数々を所蔵し、その規模は日本最大。家康の遺産も含む貴重な展示は、保存状態もよく、壮大な歴史を感じられます。
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徳川美術館は、江戸時代の大名家・尾張徳川家に伝えられてきた宝物の数々を所蔵し、その規模は日本最大。家康の遺産も含む貴重な展示は、保存状態もよく、壮大な歴史を感じられます。

1万点余りあるコレクションを毎月入れ替えて展示しているため、飽きずに変化を楽しめます。当時の情景や暮らしぶりがわかる展示方法で、歴史好きはもちろん、名前だけしか知らない方でも興味深くまわれます。
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1万点余りあるコレクションを毎月入れ替えて展示しているため、飽きずに変化を楽しめます。当時の情景や暮らしぶりがわかる展示方法で、歴史好きはもちろん、名前だけしか知らない方でも興味深くまわれます。

名古屋・徳川美術館へようこそ
●開館時間 10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
●休館日 月曜日、年末年始
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

【関西地方】

国立国際美術館(大阪府)

竹の生命力、現代美術の発展・成長をイメージした外観はインパクト大。完全地下型の美術館は世界にも珍しく、1945年以後の現代美術を中心に展示しています。
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竹の生命力、現代美術の発展・成長をイメージした外観はインパクト大。完全地下型の美術館は世界にも珍しく、1945年以後の現代美術を中心に展示しています。

絵画・彫刻・版画・写真展示のほか、映像やパフォーマンスといった新しいジャンルも収集され、時代の先端をはしるアートを追っていく楽しみがあります。
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絵画・彫刻・版画・写真展示のほか、映像やパフォーマンスといった新しいジャンルも収集され、時代の先端をはしるアートを追っていく楽しみがあります。

国立国際美術館
●開館時間 10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
●休館日 月曜日、年末年始
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

神戸ファッション美術館(兵庫県)

ファッションをテーマにした日本初の美術館。18世紀以降~現代までのファッションの歴史を、さまざまな切り口と華やかな展示から感じることができます。
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ファッションをテーマにした日本初の美術館。18世紀以降~現代までのファッションの歴史を、さまざまな切り口と華やかな展示から感じることができます。

西洋衣装・歴史衣装・民族衣装は圧巻で見ごたえ満載。ワクワクする新感覚の展示の数々は、服飾の基本の学びにもおすすめです。
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西洋衣装・歴史衣装・民族衣装は圧巻で見ごたえ満載。ワクワクする新感覚の展示の数々は、服飾の基本の学びにもおすすめです。

神戸ファッション美術館 | 服飾 衣装 展覧会
●開館時間 10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
●休館日 月曜日、年末年始、展示替期間等
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

入江泰吉記念奈良市写真美術館(奈良県)

1905年、奈良市に生まれた写真家・入江泰吉氏。奈良の風景や仏像を中心に撮り続けた作品が多数展示されています。
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1905年、奈良市に生まれた写真家・入江泰吉氏。奈良の風景や仏像を中心に撮り続けた作品が多数展示されています。

閑静な住宅街に突然現れる、瓦葺きの大きな建物が印象的。芸術的でありながら奈良の歴史あるまちなみに調和し、奈良で感じる四季の美しさや日常の繊細な情景が映し出された入江泰吉氏の写真とマッチしています。
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閑静な住宅街に突然現れる、瓦葺きの大きな建物が印象的。芸術的でありながら奈良の歴史あるまちなみに調和し、奈良で感じる四季の美しさや日常の繊細な情景が映し出された入江泰吉氏の写真とマッチしています。

入江泰吉記念奈良市写真美術館
●開館時間 9:30 - 17:00(入館は16:30まで)
●休館日 月曜日、年末年始、展示替期間等
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

京都国立近代美術館(京都府)

平安神宮の大鳥居の中にある美術館。近・現代の美術品、河合寛治郎コレクションなどの工芸品を12000点以上所蔵し、現代アートを存分に堪能できます。
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平安神宮の大鳥居の中にある美術館。近・現代の美術品、河合寛治郎コレクションなどの工芸品を12000点以上所蔵し、現代アートを存分に堪能できます。

静かでゆったりとした時間を過ごせるので、気軽にふらりと立ち寄りたくなります。東山の景色と相まって、歴史と四季の移ろいを感じられる空間です。
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静かでゆったりとした時間を過ごせるので、気軽にふらりと立ち寄りたくなります。東山の景色と相まって、歴史と四季の移ろいを感じられる空間です。

京都国立近代美術館 | The National Museum of Modern Art, Kyoto
●開館時間 9:30 - 17:00(金・土曜日は20:00まで)
●休館日 月曜日、年末年始、展示替期間等
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

【中国・四国地方】

大原美術館(岡山県)

近代絵画や彫刻など約140点を常に展示ている大原美術館。モネの「睡蓮」、エル・グレコの「受胎告知」、ゴーギャンの「かぐわしき大地」といった有名な絵画や、強烈な個性の版画作品など、幅広いジャンルのアートが集結しています。
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近代絵画や彫刻など約140点を常に展示ている大原美術館。モネの「睡蓮」、エル・グレコの「受胎告知」、ゴーギャンの「かぐわしき大地」といった有名な絵画や、強烈な個性の版画作品など、幅広いジャンルのアートが集結しています。

ギリシャ神殿のような建物が目を惹くここは、倉敷美観地区のシンボル的存在。展示されている絵の数も多く、マイペースにゆったりと浸りたいときにもおすすめです。
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ギリシャ神殿のような建物が目を惹くここは、倉敷美観地区のシンボル的存在。展示されている絵の数も多く、マイペースにゆったりと浸りたいときにもおすすめです。

大原美術館
開館時間等イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

地中美術館(香川県)

安藤忠雄が設計を手掛けた地中美術館は、建物そのものがアート作品。地下でありながら天井からの自然光で鑑賞するアートスペースは、時間帯、季節によってもその表情を変えます。
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安藤忠雄が設計を手掛けた地中美術館は、建物そのものがアート作品。地下でありながら天井からの自然光で鑑賞するアートスペースは、時間帯、季節によってもその表情を変えます。

地中美術館に続く庭園も見どころのひとつ。モネが自身の庭に植えていたとされる植物をベースに、睡蓮や柳・アイリスが庭を彩ります。モネが表現した「自然」を立体的に感じられる貴重な空間です。
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地中美術館に続く庭園も見どころのひとつ。モネが自身の庭に植えていたとされる植物をベースに、睡蓮や柳・アイリスが庭を彩ります。モネが表現した「自然」を立体的に感じられる貴重な空間です。

地中美術館 | アート・建築をみる | ベネッセアートサイト直島
●開館時間 3~9月は10:00 - 18:00、10~2月は10:00 - 17:00(入館は1時間前まで)
●休館日 月曜日
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

大塚国際美術館(徳島県)

徳島県鳴門市にある大塚国際美術館は、日本最大級の常設展示スペースを誇ります。
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徳島県鳴門市にある大塚国際美術館は、日本最大級の常設展示スペースを誇ります。

古代壁画~現代絵画までの西洋名画約1000点を、200年経っても色あせない陶板化技術で原寸大で複製。日本に居ながら世界中の作品を楽しめ、原画本来の迫力に圧倒されます。
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古代壁画~現代絵画までの西洋名画約1000点を、200年経っても色あせない陶板化技術で原寸大で複製。日本に居ながら世界中の作品を楽しめ、原画本来の迫力に圧倒されます。

大塚国際美術館|徳島県鳴門市にある陶板名画美術館
●開館時間 9:30 - 17:00(入館は16:00まで)
●休館日 月曜日
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

足立美術館(島根県)

近代日本画随一の横山大観や北大路廬山人のコレクションから、童画、漆芸など約2000点が所蔵されています。
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近代日本画随一の横山大観や北大路廬山人のコレクションから、童画、漆芸など約2000点が所蔵されています。

枯山水・苔庭などが後代に広がる庭園は、日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の庭園ランキングで連続日本一に選ばれるほどの美しさ。四季折々違った表情をみせる庭園は一期一会の景色。何度でも訪れたい美術館です。
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枯山水・苔庭などが後代に広がる庭園は、日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の庭園ランキングで連続日本一に選ばれるほどの美しさ。四季折々違った表情をみせる庭園は一期一会の景色。何度でも訪れたい美術館です。

足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART
●開館時間 9:00 - 17:30(10~3月は17:00まで)
●休館日 HPにてご確認ください。

【沖縄・九州地方】

沖縄県立博物館・美術館(沖縄県)

沖縄の風を感じながら、沖縄の自然・歴史・文化を一度に体感できる複合施設。美術館では沖縄にゆかりのある油画・水彩画・彫刻・版画・写真などの近現代美術と、アジア諸国の作品も展示しています。
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沖縄の風を感じながら、沖縄の自然・歴史・文化を一度に体感できる複合施設。美術館では沖縄にゆかりのある油画・水彩画・彫刻・版画・写真などの近現代美術と、アジア諸国の作品も展示しています。

自然・考古・歴史・民俗学など膨大な部門展示を行っている博物館と併せて、沖縄の歴史を幅広く楽しめる空間が目白押しです。
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自然・考古・歴史・民俗学など膨大な部門展示を行っている博物館と併せて、沖縄の歴史を幅広く楽しめる空間が目白押しです。

美術館 | 沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)
●開館時間 9:30 - 18:00(金・土曜日は20:00まで)
●休館日 月曜日、年末年始
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

霧島アートの森(鹿児島県)

鹿児島県霧島地域の自然空間に、豊かな自然の中で、優れた芸術作品や自然に触れ親しんでもらう野外美術館。屋内展示も充実しており、ここでしか味わえない風景と個性あふれる作品の数々はいつ観ても飽きません。
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鹿児島県霧島地域の自然空間に、豊かな自然の中で、優れた芸術作品や自然に触れ親しんでもらう野外美術館。屋内展示も充実しており、ここでしか味わえない風景と個性あふれる作品の数々はいつ観ても飽きません。

霧島の雄大な自然に調和する独創的な彫刻作品。野外では、国内外の作家がこの地の特徴を生かしながら創造したオリジナル作品を楽しめます。
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霧島の雄大な自然に調和する独創的な彫刻作品。野外では、国内外の作家がこの地の特徴を生かしながら創造したオリジナル作品を楽しめます。

霧島アートの森
●開館時間 9:00 - 17:00(入園は16:30まで)
●休館日 月曜日、年末年始
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

大分県立美術館(大分県)

ガラスをふんだんに使った外観は、光がきれいに降り注ぎ、館内を明るく彩ります。オブジェやらせん階段など、建物そのものが芸術的。
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ガラスをふんだんに使った外観は、光がきれいに降り注ぎ、館内を明るく彩ります。オブジェやらせん階段など、建物そのものが芸術的。

大分の近代日本画、洋画、竹工芸、彫刻、立体作品など独自に築き上げた文化を堪能でき、ここでしか体感できない作品に出合えます。
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大分の近代日本画、洋画、竹工芸、彫刻、立体作品など独自に築き上げた文化を堪能でき、ここでしか体感できない作品に出合えます。

大分県立美術館(OPAM)
●開館時間 10:00 - 17:00(金・土曜日は20:00まで)
●休館日 無休
※その他イレギュラーあり。詳細はHPにてご確認ください。

どう観る?常設展の楽しみ方

① 何も考えずに観る&解説でフカボリ

【全国】いつでも会いに行けるアート。通いたくなる「常設展」の魅力
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・1回目…まずは何も考えず感覚的に作品を観る
・2回目…パンフレットの解説を見ながらまわる、解説ツアーに参加してみる
・3回目…気になった作品を調べ、再びじっくり観る。作品の疑問を学芸員に質問する

など、毎回違う観方でまわることで、同じ作品でも違った印象にみえてくることも。

さらに、『なんとなく好き、気になる。を掘り下げる』『見れば見るほど、理解すればするほど湧き出る疑問点を考える、調べる』。そうしているうちに、作品の観え方が変わり、作品を通して自分の中の変化を知ることができます。

② 常設展内の小さな変化を楽しむ

【全国】いつでも会いに行けるアート。通いたくなる「常設展」の魅力
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常設展の中でも、季節や行事ごとによって展示作品を入れ替えていたり、美術館内で特集や企画を組んで内容ごとに展示していることがあります。

美術館に通っていると、このような小さな変化を楽しむことができます。

③ インテリア・プレゼント視点で観てみる

芸術的な観点で観るのもいいけれど、たまには違った視点で観てみると、ガラリと違った印象を受けます。「部屋に飾るなら…」「誰かにプレゼントするなら…」そんな風に作品を眺めてみるのも面白いですよ。

④ 美術館の周辺の環境や空間づくりにも注目する

美術館は、建物やオブジェ、室内インテリアなどにもこだわりが。作品をより魅力的に感じられるよう、工夫された環境・空間づくりは必見です。他の美術館と比べてみるのも楽しいです。

⑤ 写真撮影・スケッチ・メモを楽しむ

【写真撮影】
最近は美術館の所蔵物であれば、写真撮影OKの美術館があります。写真を思い出とともにコレクションしたり、写真での見え方を楽しんだり、SNSにアップしたりと楽しみ方もさまざまです。

【スケッチやメモ】
スケッチやメモも禁止されている所が多いのですが、可能な美術館があれば、ぜひスケッチやメモをとってみてください。メモと鉛筆を用意し、特徴や気になった所をメモしていくのもおすすめ。作品のアイデアに触れられます。

「常設展」の魅力を楽しみ尽くそう

【全国】いつでも会いに行けるアート。通いたくなる「常設展」の魅力
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常設展だからこそ感じられる「不変さ」と「小さな変化」。その魅力を知ってしまうと、美術館に通って身をゆだねたくなります。自分なりの過ごし方を見つけて、小さな発見を楽しみましょう。

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