出典: 温泉大好き、旅行大好き、という女性の間で人気の「伊香保エリア」。石段で有名な温泉街を浴衣でのんびり歩いたり、自然に触れたりパワースポットを訪れたりと、さまざまな楽しみ方ができますよ。今回は、ゆっくりしたい方もアクティブに過ごしたい方も、どちらも満足できる「伊香保エリア」の魅力をご紹介します。
出典: 伊香保エリアは、電車・車どちらでもアクセスしやすい場所にあります。上野駅からだと、特急で約1時間半で渋川駅まで行き、バスに乗り換えて30分ほどで伊香保温泉エリアに到着します。車の場合は、関越道経由で都内から約1時間半。週末の気軽な旅行にもおすすめです。
出典: 伊香保温泉のシンボル「石段」は、伊香保が温泉地として始まった約400年前に作られました。1980年に改修し、美しいみかげ石が敷かれています。石段は全部で365段あり、石段をのぼると見えてくる歌人・与謝野晶子の詩も、ぜひ読んでみてくださいね。
出典: 石段をのぼると足湯のご褒美が。無料で利用できるので、温泉街を歩いたあとに立ち寄ってみませんか?
出典: 石段の両側には、お土産屋さんや飲食店が軒を連ね温泉風情を楽しめます。浴衣と下駄で歩けば、タイムスリップしたような気分になれそう。
出典: 今から1300年前、南北朝時代の書物にはすでに温泉が湧き出ていると記されているほど歴史のある伊香保温泉。日帰り湯を楽しみたい方は、伊香保グランドホテルに併設されている「黄金の湯館」がおすすめです。露天風呂やサウナのほか、シアタースペースや休憩室もあるので、ここで1日のんびり過ごすこともできますよ。
出典: 鉄分を多く含んだお湯が茶褐色であることから、伊香保温泉ではこのお湯を“黄金の湯”と呼んでいます。刺激が少なく肌触りがやさしいお湯は、血行を良くする効能があるそう。体の芯から温まれば、日ごろの疲れも癒されます。
出典: 石段をのぼった先、湯元の近くにひっそりと佇む「伊香保神社」。石段をのぼると、それまでの賑やかな雰囲気とは違う静謐な空気が漂っています。
出典: もともとは山岳信仰とされ、別の場所にあったようですが平安時代ごろの記録では、伊香保の地に移っていたと言われています。大きな木々に囲まれた社殿には、地元の方も多く訪れています。
出典: 国造りの神さま「大己貴命(おおなむちのみこと)」は縁結びや子宝の神さまとしても知られています。一緒に国造りに関わったとされる「少彦名命(すくなひこなのみこと)」は、一寸法師のモデルにもなった温泉の神さまとして知られていますが、病気平癒や産業繁盛などのご利益もあるそう。石段をのぼると運気がアップすると言われていますから、ぜひお詣りしてみてはいかがでしょうか?
出典: およそ1300年前に開基された「水澤観音」には、歴史的な価値の高い建物が今も残っています。こちらの本堂には、十一面千手観世音菩薩が祀られ、“融通観音”として人々に救いの手を差しのべてくれると言われています。現在の建物は、徳川綱吉の時代に建立され、天明7年(1787年)に改修されたもの。ご本尊を見ることはできませんが、本堂に立つだけで気持ちが引き締まります。
出典: 六角堂には、 地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守る地蔵尊が祀られています。中には“六角輪転”と呼ばれる独特な形をした台座があり、六地蔵が鎮座しています。この台座を左に3回まわすと願いが叶うそう。
ファミリーや女子同士で楽しめる「人気観光スポット」
子供連れに人気!動物と触れ合える「伊香保グリーン牧場」
出典: 広大な敷地で動物たちと触れ合いたい、という方におすすめなのが「伊香保グリーン牧場」です。うさぎを抱っこしたり、ポニーに乗ることができますよ。なんと、ひつじややぎはリードをつけてお散歩することも。愛らしい表情と、ふわふわモフモフの感触に癒されること間違いなしです。
出典: 牧羊犬が放牧された羊たちを一か所に集める「シープドッグショー」も迫力満点。ホイッスルの音だけで右に左にと走り回る牧羊犬の賢さにもびっくりです。時期によっては羊の毛刈りを見ることもできますよ。敷地内には売店もあるので、お昼を食べながら芝生でのんびり、という過ごし方も気持ち良さそう。
懐かしの昭和にタイムスリップ「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」
出典: 「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」には、昭和世代なら懐かしく感じる展示がたくさん。たとえば、こちらは「ALWAYS 三丁目の夕日」に登場する「鈴木オート」の舞台セットを再現。実際に映画で使われた車の実物が展示されています。映画の世界に入り込んだような気分で楽しめますよ。
出典: 80年代に活躍したアイドルのポスターがずらりと貼られたコーナーも。子どもの頃に夢中になったあのスターも見つけられるかも知れませんね。懐かしいあの曲を聴けば、当時のことを思い出すのではないでしょうか?
出典: 昭和の街並みを再現したコーナーは、昭和世代ではなくても楽しめます。レトロな看板や紙芝居屋さん、実際に駄菓子を買えるお店もあるので、童心にかえってわくわくできそうです。
出典: 温泉街から標高955mにある見晴駅までを結ぶ「伊香保ロープウェイ」は、約4分の空中散歩。昭和37年(1962年)から運行している歴史のあるロープウェイなんですよ。
出典: 展望台からは赤城山や谷川岳の大パノラマが一望できます。青空と山の緑のコントラストがとてもキレイ。思わず深呼吸したくなる気持ち良さです。展望台の奥には県立伊香保森林公園があり、大自然のトレッキングを楽しむこともできますよ。
出典: 榛名山のカルデラ湖である「榛名湖」の透き通った水の美しさも圧巻です。目の前には標高1391mの榛名富士が見え、湖面にシルエットが映ることも。ボートに乗ってゆらりと風に吹かれていると、聞こえてくるのは波の音だけ。時間を忘れてしまいそうです。
出典: 榛名湖の風物詩である「トテ馬車」もおすすめ。ポクポクと蹄の音を響かせながら、湖畔をゆっくりと歩いてくれますよ。ツツジや山桜などの草花をゆったり眺めながらのひとときも、旅の楽しみのひとつではないでしょうか?
味がしみておいしい!伊香保名物「石段たまこんにゃく」
出典: 石段をのぼっているとお醤油の良い香りが漂ってきます。「石段たまこんにゃく」では、こんにゃくを1串から買えるので、食べ歩きにぴったり。
出典: 中まで味のしみたこんにゃくは、しっかりした弾力が楽しめます。さすが、こんにゃくの名産地と納得するおいしさ。食べ歩きにちょうど良いサイズ感もうれしいですね。
渋川市その他 / おでん
- 住所
- 渋川市伊香保町伊香保76-5
- 営業時間
- [月]
定休日
[火]
定休日
[水]
定休日
[木]
定休日
[金]
定休日
[土]
09:30 - 18:00
[日]
09:30 - 18:00
- 定休日
- 月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
データ提供: 出典: しょっぱいものを食べたら、甘いものも食べたくなりますよね。石段の真ん中にある「田中屋」では、蒸したてアツアツの温泉饅頭をいただけます。
出典: 甘さ控えめのあんこと、しっとりした皮のバランスが最高。ひとつずつ買うことができるので、温泉街のそぞろ歩きのお供にいかがですか?
渋川市その他 / 和菓子
- 住所
- 渋川市伊香保町伊香保18-5
- 営業時間
- [月]
09:00 - 18:00
[火]
09:00 - 18:00
[水]
09:00 - 18:00
[木]
09:00 - 18:00
[金]
09:00 - 18:00
[土]
09:00 - 18:00
[日]
09:00 - 18:00
■ 定休日
不定休
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: ランチ&スイーツタイムにおすすめの「おしゃれカフェ」
出典: 石段街の中ほどにある「カフェ&バー 楽水楽山」。創業500年以上の老舗旅館「千明仁泉亭」の1階にあり、宿泊者の方以外でも気軽に利用できるので、ぜひ訪れてみませんか?
出典: 昼はカフェ、夜はバーになる店内は、ゆったりとくつろげる空間。静かに流れるジャズも心地よく響きます。
出典: 抹茶シフォンケーキやレアチーズケーキなど、数種類のスイーツがいただけます。石段街の喧噪から離れて過ごしたい、という方にもぴったりな落ち着いた雰囲気です。
渋川市その他 / カフェ
- 住所
- 渋川市伊香保町伊香保45 千明仁泉亭 1F
- 営業時間
- [月]
09:00 - 01:00(L.O. 00:30)
[火]
09:00 - 01:00(L.O. 00:30)
[水]
09:00 - 01:00(L.O. 00:30)
[木]
09:00 - 01:00(L.O. 00:30)
[金]
09:00 - 01:00(L.O. 00:30)
[土]
09:00 - 01:00(L.O. 00:30)
[日]
09:00 - 01:00(L.O. 00:30)
■ 営業時間
【カフェ営業】
9:00~18:00(L.O.17:30)
【バー営業】
18:00~25:00(L.O.24:30)
■ 定休日
不定休
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 石段街の目の前にある「茶屋たまき」は、待ち合わせにも便利な和カフェ。温もりが感じられる店内からは、木々の緑を間近に見ることができます。
出典: 名物の「あがり餅」はぜひ食べたいひと品です。外側が香ばしい手焼きしたお餅の中には、こしあんor胡麻あんがたっぷり。焼きたてのアツアツを頬張れば、幸せ気分に浸れますよ。
渋川市その他 / カフェ
- 住所
- 渋川市伊香保町伊香保100-1
- 営業時間
- [月]
09:00 - 17:00
[火]
定休日
[水]
09:00 - 17:00
[木]
09:00 - 17:00
[金]
09:00 - 17:00
[土]
09:00 - 17:00
[日]
09:00 - 17:00
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 石段から少し路地を入ったところにある「大正浪漫 黒船屋」はモダンな外観が目印のお店。しっかりランチを食べたい方におすすめですよ。
出典: 人気メニューのひとつ「石焼きカレー」。上州ブランド豚の「とことん」をじっくり煮込んだ角煮と旬のお野菜がトッピングされたボリュームのあるひと品です。石焼きなので最後までアツアツを食べられるのもうれしいですね。
渋川市その他 / カレー
- 住所
- 渋川市伊香保町伊香保20
- 営業時間
- [月]
11:00 - 15:00
[火]
11:00 - 15:00
[水]
11:00 - 15:00
[木]
定休日
[金]
11:00 - 15:00
[土]
11:00 - 16:00
[日]
11:00 - 16:00
[祝日]
11:00 - 16:00
- 定休日
- 木曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 伊香保温泉から車で10分ほどのところにある「クレヨン 伊香保ファクトリー」は、お土産の新定番「伊香保プリン」の製造直売店。イートインスペースもあるので、おやつタイムに立ち寄ってみませんか?
出典: 定番のカスタードをはじめ、チョコレートやかぼちゃなどさまざまなプリンが並んでいます。昔ながらの固めのプリンから、とろけるようになめらかなものまで、それぞれ食感が異なるのも魅力のひとつ。
出典: イートインスペースでいただくのはもちろん、お土産にしても喜ばれること間違いなし。上質な甘さを堪能しましょう。
渋川 / プリン
- 住所
- 渋川市渋川3692-8
- 営業時間
- [月]
10:00 - 17:00
[火]
10:00 - 17:00
[水]
定休日
[木]
10:00 - 17:00
[金]
10:00 - 17:00
[土]
10:00 - 17:00
[日]
10:00 - 17:00
■ 定休日
水曜定休(祝日・繁忙期は営業)
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 温泉まんじゅう発祥のお店「勝月堂の湯の花まんじゅう」
出典: 明治43年(1910年)創業の「勝月堂」は、今や全国で販売されている温泉まんじゅう発祥のお店と言われています。元祖温泉まんじゅうの味をおうちで味わってみませんか?
出典: 「湯の花まんじゅう」の名で販売されているこちらは、皮に黒糖を使い、伊香保温泉のお湯の色を表しているそう。あんこは北海道十勝産の小豆を使用。しっとりとやわらかなおまんじゅうは、小さめサイズでついつい手が伸びるおいしさです。
渋川市その他 / 和菓子
- 住所
- 渋川市伊香保町伊香保9
- 営業時間
- [月]
09:00 - 18:00
[火]
09:00 - 18:00
[水]
09:00 - 18:00
[木]
09:00 - 18:00
[金]
09:00 - 18:00
[土]
09:00 - 18:00
[日]
09:00 - 18:00
■ 定休日
不定休
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 牧場で作られる安心の味「伊香保グリーン牧場のアイスクリーム」
出典: 観光スポットでご紹介した、伊香保グリーン牧場のアイスクリームショップで販売されている「アイスクリーム」は、牧場内の自家製工場で作られています。安心・安全にこだわったアイスクリームは小さなお子さんがいる方へのお土産にもおすすめです。
出典: 濃厚なコクとさっぱりした後味が特徴です。バニラのほかにチョコレートや抹茶のフレーバーもありますよ。
金島 / 洋菓子
- 住所
- 渋川市金井2844
- 営業時間
- ■ 営業時間
9:00~17:00
(2011年5月現在、消費電力削減のため9:00〜16:00(入場15:30まで))
冬季営業時間(11月下旬から2月末まで)
・9:00~16:30 ※ 入場受付は閉場の1時間前まで
定休日
・冬季休業期間
・1月中旬から2月末までの月~木曜日 (祝日は営業)
■ 定休日
年中無休
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 出典: 日本三大うどんのひとつ「水沢うどん」は、ランチはもちろん、お土産としても人気です。伊香保エリアには名店が多くありますが、その中でも「大澤屋」は2店舗を展開する有名店。水沢うどんは、強いコシとつややかさが特徴で、ざるうどんでいただくと格別のおいしさです。大澤屋は併設するお土産店も広く、お土産用のうどんも豊富にそろっています。お食事のあとに寄ってみるのも良さそうですね。
渋川市その他 / うどん
- 住所
- 渋川市伊香保町大字水沢125-1
- 営業時間
- [月]
10:00 - 16:00(L.O. 15:30)
[火]
10:00 - 16:00(L.O. 15:30)
[水]
10:00 - 16:00(L.O. 15:30)
[木]
定休日
[金]
定休日
[土]
09:30 - 16:00(L.O. 15:30)
[日]
09:30 - 16:00(L.O. 15:30)
[祝日]
09:30 - 16:00(L.O. 15:30)
■ 営業時間
[1/12から月~水]
10:00~16:00(L.O.15:30)
- 定休日
- 木曜日、金曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 伊香保には伝統工芸の「伊香保下駄」があります。一般的な下駄は桐で作りますが、伊香保下駄は杉の木で作るのが特徴。石段街にある「吉野屋物産店」では、200種類以上ある鼻緒から好きなものを選び、足に合わせてすげてもらえます。
出典: お子さん用もあるので、ご家族でお揃いにするのも良いですね。下駄を履くと、自然と正しい姿勢をキープできるそうなので、試してみてはいかがでしょうか?自分に合った下駄は、履くたびに旅の楽しさを思い出させてくれますよ。
出典: 伊香保エリアは温泉メインのイメージがあるかも知れませんが、実は見どころ満載の魅力スポットなんです。定番の石段街で食べ歩きをするのも良いですし、牧場や湖でのびのびと過ごすのもおすすめです。また、神社などで歴史に触れたり、おしゃれなカフェでくつろぐのも楽しみのひとつ。ぜひ足を運んでみてくださいね。
伊香保エリアは、電車・車どちらでもアクセスしやすい場所にあります。上野駅からだと、特急で約1時間半で渋川駅まで行き、バスに乗り換えて30分ほどで伊香保温泉エリアに到着します。車の場合は、関越道経由で都内から約1時間半。週末の気軽な旅行にもおすすめです。