砺波チューリップ公園は、富山県の県花、砺波市の市花となっているチューリップをメインテーマとして四季折々で美しい花々を鑑賞することができる都市公園です。

毎年チューリップが見ごろを迎える4月下旬から5月上旬にかけて砺波チューリップ公園では、砺波市、砺波市花と緑と文化の財団、砺波市観光協会が主催する“となみチューリップフェア”が開催されます。

にゅうぜんフラワーロードは、入善市の特産物でもあるチューリップを道路沿いの水田に栽培して鑑賞してもらうために始まったイベントです。春でも冠雪した北アルプスを背景に約220万本の色とりどりのチューリップが開花する様は、まさに絶景そのものです。

山中湖花の都公園は、富士山麓に位置する山中湖畔にある広大な植物園です。毎年4月下旬から5月上旬ごろにかけて約15万本のチューリップが開花し、冠雪した富士山を背景に風光明媚な景色を堪能することができます。

ハイジの村は、山梨県立フラワーセンター内にある花と星をテーマとしたスイスの童話「アルプスの少女」をイメージしたテーマパークです。

スイスの山間部に位置しているハイジの村が舞台となった町、マイエンフェルトの町並みを連想させるハイジの村では、毎年4月中旬から5月上旬にかけてチューリップの花が次々と開花し、見ごろを迎えます。

遠くに見える冠雪した険しい山々、色鮮やかに咲いているチューリップ、チューリップの美しさを引き立てている花壇に寄せ植えされている花が融和した景色を眺めていると、私たちが思い描く、童話「アルプスの少女ハイジ」の世界に入り込んだような気分を覚えます。

約1万坪の敷地を誇るハーブ庭園旅日記は、季節の花壇、ハーブ園、温室、天然温泉足湯、カフェテラス、ローズガーデン、カブトムシハウスなどを併設した植物と自然をテーマとした複合型エンターテイメント施設です。

約200種類のハーブと季節の花々が咲き誇る「季節の花壇」では、毎年春になると色とりどりのチューリップが開花し、春の甲州市に彩りを与えています。

アルプスあづみの公園は、日本を代用する名峰が連なる北アルプス（飛騨山脈）の麓に位置する総面積353ヘクタールの国営公園です。ここでは、北アルプスを背景にチューリップ畑を眺めることができます。

アルプスあづみの公園内の「堀金・穂高地区」では、毎年春になる29品種約15万本のチューリップが開花し、北アルプス麓の春の訪れを私たちに告げています。

越後丘陵公園は、長岡ニュータウン近郊のなだらかな傾斜に造られた約400ヘクタールの敷地を誇る広大な国営公園です。公園内には、約3000平方メートルの「花の丘」があり、毎年春になると、“新潟県の花”であるチューリップが一斉に彩ります。

赤、白、黄色のチューリップの花々が一斉に開花している様を眺めていると、まるで童謡「さいた～、さいた～、チューリップの花が♪」の世界に入り込んだような錯覚を感じます。

越後丘陵公園内では、チューリップとほかの花の寄せ植えをしている小さな花壇もあり、随所で可愛らしい風景を眺めることができます。

チューリップの産地として有名な新潟県五泉市では、チューリップを出荷するだけでなく、人々に鑑賞を楽しんでもらうために、市が生産者に依頼してチューリップまつりを開催しています。

五泉のチューリップまつりで栽培されているチューリップの本数は、なんと150万本にもおよびます。赤、オレンジ、黄色など色とりどりのチューリップが競うように開花しているのは壮観です。

五泉のチューリップまつりを訪れたら、少し離れた場所からチューリップ畑を遠望してみましょう。まるで大地に、赤、白、黄色といったカラフルな絨毯を敷き詰めたような風景を臨むことができます。