伝統ある陶器文化が培われた街を旅しよう*愛知県常滑市でのおすすめ観光スポット

伝統ある陶器文化が培われた街を旅しよう*愛知県常滑市でのおすすめ観光スポット

2005年にセントレア(中部国際空港)が開港して以来、目覚ましい発展と開発が進んでいる愛知県常滑市。しかし常滑市の魅力は空港だけではありません。古くから窯業が盛んな街として栄えてきた常滑市には、風情ある窯元や陶器に関する観光スポットが数多くあります。セントレアを訪れる機会があれば、少しだけ常滑市街地にも足を延ばし、日本六古窯の一つ、常滑焼の街としての常滑市の顔を見てみませんか?今回は、魅力あふれる陶器の街、愛知県常滑市の見どころをご紹介します。2020年02月13日作成

カテゴリ:
旅行・お出かけ
キーワード
東海愛知県観光スポット陶器伝統
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常滑市とは?

愛知県西部、知多半島の中央部分に位置しており、伊勢湾に面した常滑市は、「東海地方の空の玄関口」であるセントレア(中部国際空港)がある街として広く知られています。その一方で、常滑市は古くから窯業が盛んな街で、常滑で生産されている常滑焼は日本六古窯(常滑焼、瀬戸焼、越前焼、信楽焼、備前焼)の一つに数えられています。
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愛知県西部、知多半島の中央部分に位置しており、伊勢湾に面した常滑市は、「東海地方の空の玄関口」であるセントレア(中部国際空港)がある街として広く知られています。その一方で、常滑市は古くから窯業が盛んな街で、常滑で生産されている常滑焼は日本六古窯(常滑焼、瀬戸焼、越前焼、信楽焼、備前焼)の一つに数えられています。

日本六古窯の中でも、最も古い歴史を持つ常滑市は、陶器製造に適した良質な陶土が採取できることから陶芸の街として伝統ある文化を育んできました。現在でも、常滑市には古くから伝わる窯元や陶器文化にふれる体験ができるスポットがたくさんあります。
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日本六古窯の中でも、最も古い歴史を持つ常滑市は、陶器製造に適した良質な陶土が採取できることから陶芸の街として伝統ある文化を育んできました。現在でも、常滑市には古くから伝わる窯元や陶器文化にふれる体験ができるスポットがたくさんあります。

やきもの散歩道

やきもの散歩道は、常滑市街地中心部に位置しており、常滑観光に欠かせない観光スポットです。ここは、映画『20世紀少年』のロケ地の一つになった地でもあり、常滑焼に関する見どころが集中しています。
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やきもの散歩道は、常滑市街地中心部に位置しており、常滑観光に欠かせない観光スポットです。ここは、映画『20世紀少年』のロケ地の一つになった地でもあり、常滑焼に関する見どころが集中しています。

やきもの散歩道は小高い丘あります。入り組んだ細い坂道が続くやきもの散歩道には古い建物なども残されており、古き良き時代の日本情緒たっぷりです。
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やきもの散歩道は小高い丘あります。入り組んだ細い坂道が続くやきもの散歩道には古い建物なども残されており、古き良き時代の日本情緒たっぷりです。

やきもの散歩道を散策していると、今は廃炉となった古い窯の煙突などを見かけることができます。
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やきもの散歩道を散策していると、今は廃炉となった古い窯の煙突などを見かけることができます。

やきもの散歩道には、壁の擁壁にも常滑焼が埋め込まれた一画があります。木造の伝統家屋と常滑焼がずらりと埋め込まれた坂道は、窯業で栄えてきた常滑市の歴史を静かに物語っているかのようです。
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やきもの散歩道には、壁の擁壁にも常滑焼が埋め込まれた一画があります。木造の伝統家屋と常滑焼がずらりと埋め込まれた坂道は、窯業で栄えてきた常滑市の歴史を静かに物語っているかのようです。

やきもの散歩道|一般社団法人とこなめ観光協会
焼き物の街、常滑市の魅力を満喫できる「やきもの散歩道」のご紹介です

招き猫通り

巨大な招き猫「とこにゃん」が目印となっている招き猫通りは、常滑駅交差点から北西に伸びる常滑ICへと続く道路です。
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巨大な招き猫「とこにゃん」が目印となっている招き猫通りは、常滑駅交差点から北西に伸びる常滑ICへと続く道路です。

招き猫通りには、巨大招き猫のとこにゃんをはじめ、「御利益陶製招き猫」が39体、「本物そっくりの猫」が11体並んでいます。39体の御利益陶製招き猫は、常滑市の39人の陶芸作家によって作成されたものです。
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招き猫通りには、巨大招き猫のとこにゃんをはじめ、「御利益陶製招き猫」が39体、「本物そっくりの猫」が11体並んでいます。39体の御利益陶製招き猫は、常滑市の39人の陶芸作家によって作成されたものです。

とこなめ招き猫通り|一般社団法人とこなめ観光協会

土管坂

土管坂は、やきもの散策道を代表する景観の一つです。急勾配の坂道の擁壁には明治期に常滑市で生産されていた土管と昭和初期に生産されていた焼酎瓶がびっしりと埋め込まれています。また坂道には土管焼成時に使用した廃材、「ケサワ」が敷き詰められており、独特の風景が広がっています。
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土管坂は、やきもの散策道を代表する景観の一つです。急勾配の坂道の擁壁には明治期に常滑市で生産されていた土管と昭和初期に生産されていた焼酎瓶がびっしりと埋め込まれています。また坂道には土管焼成時に使用した廃材、「ケサワ」が敷き詰められており、独特の風景が広がっています。

土管坂|一般社団法人とこなめ観光協会

廻船問屋・瀧田家

廻船問屋・瀧田家(かいせんどんや・たきたけ)は、江戸時代から明治時代にかけて廻船業を営んでいた瀧田家の邸宅です。ここは、1850年頃に建築された住宅を忠実に復元・整備したもので、博物館として公開されています。
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廻船問屋・瀧田家(かいせんどんや・たきたけ)は、江戸時代から明治時代にかけて廻船業を営んでいた瀧田家の邸宅です。ここは、1850年頃に建築された住宅を忠実に復元・整備したもので、博物館として公開されています。

廻船問屋・瀧田家の内部では、和船の模型、往時の生活用具、船道具、海運業の歴史などが展示されています。
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廻船問屋・瀧田家の内部では、和船の模型、往時の生活用具、船道具、海運業の歴史などが展示されています。

廻船問屋瀧田家・登窯広場展示工房館|一般社団法人とこなめ観光協会

登り窯(陶栄窯)

1887年頃に造られた登り窯(陶栄窯)では、実際に1974年までに常滑焼が生産されていた窯です。この登り窯は、日本に現存している登り窯としては、最大級の規模を誇り、重要有形民俗文化財、近代化産業遺産に指定されています。
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1887年頃に造られた登り窯(陶栄窯)では、実際に1974年までに常滑焼が生産されていた窯です。この登り窯は、日本に現存している登り窯としては、最大級の規模を誇り、重要有形民俗文化財、近代化産業遺産に指定されています。

登り窯(陶栄窯)では、窯の内部を見学することもできます。長い期間に渡って、陶器を生産し続けてきたことにより窯の内部に付着した釉薬や灰はキラキラと光っている様を眺めながら、この登り窯でどのような作業が行われていたのか想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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登り窯(陶栄窯)では、窯の内部を見学することもできます。長い期間に渡って、陶器を生産し続けてきたことにより窯の内部に付着した釉薬や灰はキラキラと光っている様を眺めながら、この登り窯でどのような作業が行われていたのか想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

INAXライブミュージアム

INAXライブミュージアムは、株式会社LIXILが運営する「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「陶楽工房」「土・どろんこ館」「ものづくり工房」「建築陶器のはじまり館」から成る陶器に関する複合型文化施設です。
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INAXライブミュージアムは、株式会社LIXILが運営する「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「陶楽工房」「土・どろんこ館」「ものづくり工房」「建築陶器のはじまり館」から成る陶器に関する複合型文化施設です。

窯のある広場・資料館

窯のある広場・資料館では、実際に常滑焼が生産されていた窯跡が休憩スペースとして開放されています。間接照明を浴びてキラキラと輝く壁面に付着した釉薬や灰の輝きは美しく、幻想的な雰囲気が漂っています。
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窯のある広場・資料館では、実際に常滑焼が生産されていた窯跡が休憩スペースとして開放されています。間接照明を浴びてキラキラと輝く壁面に付着した釉薬や灰の輝きは美しく、幻想的な雰囲気が漂っています。

土・どろんこ館

「土・どろんこ館」では、世界で一つだけの“光るどろだんご”を作る体験をすることができます。粘土の球削りからだんごの色付けまでの作業をすることができ、小さな子供でも気軽に“光るどろだんご”作製体験を楽しむことができます。
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「土・どろんこ館」では、世界で一つだけの“光るどろだんご”を作る体験をすることができます。粘土の球削りからだんごの色付けまでの作業をすることができ、小さな子供でも気軽に“光るどろだんご”作製体験を楽しむことができます。

世界のタイル博物館

世界のタイル博物館では、その名の通り、世界中から集めてきたタイルコレクション約1000点が展示されています。ここでは、紀元前から近代にいたるまでの装飾タイルの歴史を学ぶことができます。
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世界のタイル博物館では、その名の通り、世界中から集めてきたタイルコレクション約1000点が展示されています。ここでは、紀元前から近代にいたるまでの装飾タイルの歴史を学ぶことができます。

世界のタイル博物館の1階では、イスラム建築のドーム天井のように青を基調とした幾何学模様のタイル空間が広がっています。ここを訪れると、まるで中東に位置するイスラム圏のモスクに迷い込んだような気分を覚えます。
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世界のタイル博物館の1階では、イスラム建築のドーム天井のように青を基調とした幾何学模様のタイル空間が広がっています。ここを訪れると、まるで中東に位置するイスラム圏のモスクに迷い込んだような気分を覚えます。

INAXライブミュージアム | LIXIL文化活動 - LIVING CULTURE
公式サイトはこちら

常滑市を訪れてみませんか?

伝統ある陶器文化が培われた街を旅しよう*愛知県常滑市でのおすすめ観光スポット
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いかがでしたか?常滑市には、今回ご紹介したスポット以外にも素晴らしい見どころや魅力的な場所がたくさんあります。古くから窯業の街として栄えてきた、煌びやかな歴史を誇る常滑市を訪れ、その魅力を存分に味わってください。

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