焼き物とたぬきだけではない！～滋賀県甲賀市信楽町郊外のおすすめ観光名所9選～

陶器とたぬきがとしてとても有名な信楽町は、滋賀県最南端の甲賀市西部に位置しています。山間部に位置する信楽町は、窯元が集中する信楽駅周辺から少し足をのばすと豊かな自然に囲まれています。

1997年に開館されたMIHO MUSEUM（ミホ ミュージアム）は、信楽町でも指折りの人気観光スポットです。ここでは、小山美秀子氏がコレクションしていた美術品約2000点以上が展示されています。所蔵品は、古代ギリシア、ローマ、エジプト、東西アジア、日本といった幅広い年代と地域に渡ります。

信楽町の中心部から離れた山間部に位置するこの美術館は、「桃源郷」をモチーフにして建設されています。周囲の美しい山岳風景と調和したトンネルのような入り口を通り抜けると、忽然と美術館の建物が現れ、モチーフそのまま、桃源郷を訪れたような気分を楽しむことができます。

紫香楽宮は、8世紀中頃、742年に聖武天皇が離宮として創建した宮殿です。現在は遺構が残るのみですが、わずか数年で遷都された幻の都であった紫香楽宮跡の発掘調査は現在も続けられています。

焼き物とたぬきの町としてのイメージが強い信楽町は、お茶の名産地でもあります。小高く盛り上がった丘一面に広がる茶畑では、1200年の歴史を持つ朝宮茶の生産が行われています。

畑のしだれ桜とは、茶畑が広がる丘に佇むエドヒガンザクラの銘木です。このしだれ桜は、樹齢400年の桜で、甲賀市の天然記念物に指定されています。

信楽町をとうとうと流れる田代川には「三筋の滝」と呼ばれる美しい滝があります。その名の通り、3つの水瀑が岩肌をなでるように滑り落ち、心地よい水音を響かせています。

鶏鳴の滝は落差13メートル、滝幅11メートルの滝です。この滝には不思議な伝説があります。鶏鳴の滝の東側に位置する笹ケ岳の山頂にある古い寺跡には、元旦の朝に黄金の鶏が現れ、新年の幸せを告げると言い伝えられています。そのため、この滝は、「鶏鳴の滝」と名付けられました。

鶏鳴の滝周辺には豊かな自然が広がっています。心地よい清流のせせらぎに耳を澄ませながら、緑いっぱいの森で森林浴を楽しむのもおすすめです。

信楽温泉・多羅尾の湯は、温泉とゴルフ場を併設したホテル・レイクヴィラ内にある温泉です。日帰り入浴が可能なので、観光で疲れた身体を温泉で癒してみてはいかがでしょうか。

信楽町郊外に位置する山田牧場は、場内で牛乳、アイスクリーム、スイーツを食べることができるカフェのほか、ドッグラン、バーベキュー広場などが併設された複合型エンターテイメント施設です。

山田牧場では、牛乳やスイーツの原料を生産する乳牛はもちろんのこと、馬や羊、ダチョウといった大型の動物、人懐っこい小動物など様々な動物が飼育されています。動物園のような山田牧場は、お子様をお連れの方でも安心して訪れることができる観光スポットです。

山田牧場では、動物たちとのふれあいを楽しむだけでなく、乳搾りなどの農業体験をすることができます。

森のCafeは、信楽町郊外にある広大な杉の森の中に、ひっそりと佇むログハウス調の建物をしたカフェレストランです。

明るく開放感あふれる店内は、テーブルや椅子も木目調のもので統一されており、木のぬくもりたっぷりです。

森のCafeでは、スイーツだけでなく本格的なランチをいただくこともできまます。

【注意】森のCafeの電話番号は非公開となっています。ご興味のある方は、直接お店に伺ってくださいね。