観光地として人気の高い"北海道"。四季を通して様々な表情を見せてくれる大自然は、訪れた人々をその魅力の虜にしてしまいます。

さらに、ラーメン、ジンギスカン、スープカレー、海の幸など…北海道には美味しいグルメも盛りだくさん♪美味しいものがあるところには、何度も足を運びたくなってしまいますよね。

2005年にグランドオープンした「モエレ沼公園」は、世界的な彫刻家イサム・ノグチ氏が、公園全体をひとつの彫刻作品としてデザインしたアートパークです。写真は、公園のシンボルである「ガラスのピラミッド」。中にはレストランやギャラリーなどがあります。

公園内には、高さ52メートルの「モエレ山」をはじめ、実際に登ったり遊んだりできる様々な彫刻やアート作品があり、体験しながら周ると1～2時間はあっという間。とても大きな施設なので、公園で借りられるレンタサイクルを利用して周るのがおすすめです。

直径48mの大きさで、最大25mまで水が吹き上がる「海の噴水」。ダイナミックな水の動きは、“水の彫刻"と呼ばれ、目が離せなくなる迫力です。（開催期間は4月末から10月中旬まで。）

夜にはライトアップもあり、昼間とは違った雰囲気が楽しめますよ。

北海道美唄市にある「アルテピアッツァ美唄」。かつて炭鉱の町として栄えたこの場所は、閉校になった木造校舎の小学校（1階部分を幼稚園、2階部分をギャラリーとして再生）を中心に、約7万㎡の広大な敷地を活かした芸術の広場として親しまれています。

広場には、美唄出身の彫刻家・安田侃氏（やすだかん）の抽象彫刻が約40点、常設で展示されています。

実際に近くに行って手で触れられる作品なので、フォトジェニックな写真が撮れるかも！？

北海道最大級の霊園である「真駒内滝野霊園（まこまないたきのれいえん）」では、2016年に公開された、世界的建築家の安藤忠雄氏が設計した「頭大仏」が注目を集めています。ラベンダーの丘の中に礼拝空間が設けられ、その姿は外からは頭しか見えません。

夏には一面のラベンダーに囲まれ、冬には頭に雪が降り積もった姿も見ることができます。北海道らしい豊かな自然と厳かな大仏様の姿は、きっと見る人を穏やかな気持ちにさせてくれます。

開拓のシンボルとして、また国の重要文化財として北海道の歴史を今に伝える北海道庁旧本庁舎。「赤れんが庁舎」の愛称で親しまれています。

内観外観ともに、クラシックな装飾美に魅了されます。館内は一般に無料公開されていて、北海道の歴史をたどる資料を見ることができます。

館内では、北海道大学の歴史展示、各学部による研究紹介、五感を使って楽しめるハンズオン展示、博物館の学術資料を紹介する「学術標本の世界」などが観賞できます。また、常設展示の他、企画展も開催。カフェやミュージアムショップもあり、ゆったりと楽しむことができます。