階段をのぼり2階の店内に足を踏み入れると、庶民的で懐かしい雰囲気が漂っています。カウンター席が7席と4人掛けテーブルが4席の小さなお店ですが、常にお店の中は人がいっぱいで活気があります。また、近くに電車が通っているため、時折聞こえる電車のガタンゴトンという音もお店の活気をさらに増してくれています。

半ボックスタイプの席で、ファミレスのように落ち着いてお好み焼きを楽しむことができます。そのため、友達、カップルはもちろんのこと、家族連れでも気軽に入れる雰囲気となっています。

こちらは「ゆかり曽根崎本店」で人気の「豚玉」。ほどよく厚みのあるふわふわの生地に甘辛いソースがかかっており、その上にマヨネーズ、かつお節が乗っています。素材の味が活きており、ほどよい弾力に歯ごたえも抜群。ザ・王道のお好み焼きですね。シンプルだけど、素材の味をじっくりと味わうことのできるお好み焼きです。

こちらはベテランが焼くねぎ焼きが人気の「福太郎本店」。青くて大きな暖簾が通る人の目を引きます。

店内に一歩足を踏み入れると、温かみのある木のカウンターが「いらっしゃいませ。」と出迎えてくれます。落ち着いた雰囲気で、お好み焼きを味わうことができます。

こちらは「福太郎本店」の看板メニューで、一番人気の「豚ねぎ焼き」。ベテランが職人技で丁寧に焼き上げてくれるのも魅力です。豚ねぎ焼きは主に鹿児島産の最高級の豚肉と、大阪産の青ネギを使用しています。大阪というと、青ネギのイメージがあまりないと思いますが、実は大阪では昔、青ネギがたくさん栽培されていて青ネギの名産地として知られていたのです。そんな自家製の醤油ダレで味わう大阪産青ネギをふんだんに使用した豚ねぎ焼きは、生地と絶妙なハーモニーを奏でいます。そのため、一口食べればおいしくて幸せな気持ちになれます。

こちらの「美津の」では、「山芋焼」が一番人気。中には豚肉と貝柱、イカなどの海鮮類が入っています。他のお好み焼きと違って山芋100％の生地で、ふわふわとしているのが特徴。一口食べれば、そのふわふわの食感のトリコになってしまいます。また、生地に、小麦粉を使用せずに山芋だけを使用しているため、ヘルシーで女性客からの人気が高いメニューです。

中に入ってみると、木でできた温かなボックスタイプのテーブルが並んでいます。また、壁には昭和のポスターが貼られており、昔懐かしい雰囲気も味わうことができます。

こちらのお好み焼きは、なんといっても「自分で焼いて食べるお好み焼き」というのが特徴です。具材は豚、イカ、エビといったシンプルな材料。自分で焼いてもおいしく、老舗ならではのプライドでしっかりとおいしさが保証されています。