夏だけじゃない。大人の女性に訪れてほしい、冬の沖縄

気温は20〜25度前後と過ごしやすく、観光地も比較的ゆったり。慌ただしい日常から離れて、自分のペースで街を楽しめます。
そして何より、この時季は沖縄各地で陶器市が開催され、沖縄の伝統工芸“やちむん”にたくさん出会えるチャンスです。
やちむんって知ってる?沖縄が誇る伝統工芸の魅力

ぽってりとした厚みのある器に、大胆な絵付けが施されたものが多く、素朴ながらも力強い存在感があります。
現在は、伝統的な唐草模様や魚紋といった古典柄から、現代作家による洗練されたものまで、個性豊かな器が展開されています。手作業ならでは温かみがあり、暮らしに馴染む器として、全国にファンが多いのも納得です。
個性豊かなやちむんの歴史

100のやちむんに出会える「やちむんルーム」

「100のやちむんと100のつくり手に出会える部屋」をテーマに、柄や作風、技法や風合いまで幅広い“やちむん”がズラッと並んでおり、器好きの編集スタッフたちは、部屋に入った瞬間、思わず「可愛い!!」と声を上げてしまいました。
こんなにたくさんの作家さんの作品を同時に見られることは、なかなかありません。さらに、お部屋は畳敷きでリラックスできる空間。ギャラリーやお店だと周りの人の目が気になってゆっくり見られないこともありますが、ここなら自分のペースでじっくり器と向き合えるのがうれしいポイントです◎
気になったやちむんは、手に取って使い勝手を試せる◎

作家さんの名前や工房の情報をまとめたガイドブックがもらえるので(1組1冊)、ひとつひとつじっくり眺めながら、お気に入りを見つける楽しみも。Instagramのアカウントも記載されているので、旅行から帰った後にもゆっくりチェックできます。
翌日の朝食は、お部屋で楽しみました

朝食は、1階にある「OMOカフェ&バル」でテイクアウトして、部屋で楽しむことができます。今回は、それぞれお気に入りの器に盛り付けていただきました。 朝から素敵な器で朝食を味わえるなんて、なんとも贅沢な時間……!目覚めの一杯も格別です◎
旅の拠点は、テンションあがる「街ナカ」ホテル「OMO5沖縄那覇」

那覇空港から車で約8分、ゆいレール「県庁前駅」から徒歩6分。国際通りも徒歩圏内で、車がなくても移動しやすい好立地です。さらにホテルのアクティビティは、19時以降も充実しているので、遅い時間に到着しても楽しめます。
「あれ食べ損ねた!」も解決してくれる豊富なカフェメニュー

1階の「OMOカフェ&バル」では19時以降はお酒の飲み比べやフードメニューの提供も。沖縄そばや泡盛、ゴーヤーの漬物など、沖縄らしいフード&ドリンクメニューが揃っています。ビール好きの編集部は、オリオンのクラフトビール「75BEER」(写真右上)の爽やかな味わいに感動!食後に「サーターアンダギー食べたい!」となり、5種類から選べるサーターアンダギーバー(写真右下)を満喫。一口サイズでぺろりといただきました。
お土産の買い忘れや自分へのご褒美にも。那覇の逸品が揃う「夜市」

遊びに夢中でお土産を買い忘れること、ありませんか?そんなときには20:00~23:00にオープンする「夜市」が救世主。街をこよなく愛するOMOスタッフならではのラインナップで、街では見つけられなかったローカル菓子や、ミニサイズのシーサーなどを発見しました!商品は毎回少しずつ変わるので、ここでも一期一会を楽しめますね。
住所/沖縄県那覇市松山町1丁目3-16
アクセス/ゆいレール「県庁前」駅より徒歩6分、「美栄橋」駅より徒歩8分、那覇空港より車で約8分
TEL/050-3134-8095(OMO予約センター)
もっとやちむんを堪能したい方へ

今回編集部は、「OMO5沖縄那覇」から徒歩約20分ほどの場所にある「壺屋やちむん通り」と、車で約60分の「バンタカフェ」で開催される「海辺のやちむん市」へ、お気に入りの器を探しに行きました。
歴史が息づく「壺屋やちむん通り」

老舗の窯元から若手作家のギャラリーまで、個性豊かなお店が軒を連ねていて、見ているだけでも楽しく、情緒ある街並み。「やちむんルーム」のガイドブックで気になった作家さんのお店を訪ねたり、ふらりと入ったお店で運命の器に出会ったり。ゆっくり歩いて巡りたい通りです。
期間限定「海辺のやちむん市」で“推し”に出会えるかも

目の前に広がるのは、東シナ海の絶景。その海を臨むテラスに、県内から集まった作家さんの“やちむん”がずらりと並びます。
「この器はどんな想いでつくられたんですか?」「この色はどうやって出しているんですか?」など、作家さんと直接お話ししながら器を選べるのも、この市の醍醐味。 作家さんは毎回変わるので、どんな人に出会えるかもドキドキワクワクです。
カフェや併設のレストランでは、“やちむん”に盛り付けられた食事を楽しめて、器好きにはたまらない空間でした!
編集部もお気に入りと出会えました

編集部二名にも素敵な出会いがあり、それぞれお気に入りを購入。一度にたくさんの卵を産むことから子孫繁栄を表す「魚紋」、表面を削って柄を描く「掻き落とし」、スポイトで装飾することで凹凸が生まれる「いっちん」。作家さんに“やちむん”の技法を教えてもらいながら器を選ぶ時間は、オンラインでは味わえない贅沢なひとときでした。

2025年12月13日から2026年3月1日までは、星空とイルミネーションの幻想的なナイトイベント「イルミーバンタ 海辺の夜あかり」(写真右)を開催。満天の星空と、ビーチに輝く琉球ガラスのオリジナルランタンのコラボレーションは必見です。
シーズンごとにさまざまなイベントが開催され、期間限定メニューも楽しめるので、沖縄を訪れる際はぜひチェックしてみてください。
住所/沖縄県中頭郡読谷村儀間560
アクセス/那覇空港より車で約60分
TEL/098-921-6810
営業/
・バンタカフェ 10:00~日の入り後1時間(日の入りにてラストオーダー)
土日祝のみ8:00~
・オールーグリル ランチ11:30~14:30(L.O.14:00)/ディナー17:00~21:00(L.O.20:30)
冬こそ、沖縄でごきげんな時間を

“やちむん”という器を通して、沖縄の文化や歴史、そして作り手の想いに触れる旅。お気に入りの器を見つけて、家に持ち帰ったあとも、コーヒーを淹れるたび、ごはんを盛り付けるたび、沖縄での楽しかった時間がよみがえります。
そんな素敵な余韻が続く、冬の沖縄旅をぜひ楽しんでください◎

















“やちむん”の歴史は、琉球王朝時代にまで遡ります。中国や朝鮮、タイ、ベトナム、日本などさまざまな地域から輸入された陶磁器の影響を受けながら発展してきました。
パッと目を引く色使いは、釉薬(ゆうやく)によるもの。青色のコバルト、黒色の黒釉、べっこう色の飴釉など、各工房の職人が釉薬を掛け合わせることで唯一無二の色が生まれます。
また、おおらかな絵柄は、南国ならではのゆったりとした時間の流れを感じさせてくれますよね。