厳島神社と原爆ドーム、二つの世界遺産を有する広島。宮島や尾道など、瀬戸内海方面のレトロな町並みも素敵ですよね。観光だけでなく、お好み焼きやあなごめしなどの名物もたくさん。その中でも特におすすめしたい名産品が広島の「牡蠣」です！

牡蠣の旬は種類によって違い、真牡蠣が11～4月、岩牡蠣が7～9月となっています。旬の牡蠣はしっかりと栄養を蓄えるので、大粒でぷりっとした食感を堪能できますよ。牡蠣生産量日本一の広島には、冬だけでなく夏も美味しく食べることができる「かき小町」といった品種もあります。やはり冬がイチオシですが、夏の牡蠣もぜひ食べ比べてみたいですね。

牡蠣小屋は、セルフ式で牡蠣を焼いて食べることができるお店です。10月下旬～4月頃までシーズン限定で営業しています。海辺に近い場所に多く、新鮮な牡蠣を堪能できるのが何よりの魅力！基本的に焼き牡蠣メインですが、それ以外にも新鮮な魚介を一緒に焼いたり、さまざまな牡蠣料理を楽しめますよ。食べ放題のお店が多く、お値段がリーズナブルなのも嬉しいですね。

平和記念公園の程近く、繁華街の中にある居酒屋です。カウンター席前のショーケースには牡蠣や鮮魚が並び、まるで魚市場のような活気のある雰囲気。味噌バター風味の「カキ味噌鍋」などの牡蠣料理はもちろん、「刺身どっさり盛り」や穴子料理もおすすめです。「雨後の月」や「宝剣」などの地酒と一緒に楽しみたいですね。

おすすめは1kgの殻付き牡蠣をあられ缶で豪快に焼き上げる、名物「がんがん焼き」！大粒でぷりぷりの牡蠣が堪りません。熱々を軍手で剥きながら食べるので、かき小屋らしさも味わえます。「牡蠣小屋で自分でやくのは難しそう」という方にもおすすめ♪

大きな鉄板で焼かれた「カキのバター焼き」は、にんにくの芽と共にぷりぷり食感を残したままカリッと焼き上げられた牡蠣が絶品。一緒に出されるキャベツと一緒につまみつつお酒を飲んで、のんびりとお好み焼きが焼けるのを待ちましょう。

宮島にある人気の牡蠣専門店です。ランチメニューのイチオシは「牡蠣屋定食」。かきめしにかきフライ、牡蠣の赤出汁に佃煮やオイル漬けなど、隅から隅まで牡蠣尽くしの贅沢な定食となっています。そしてさらに、網で焼き上げた焼きがきまでセットに！昼から贅沢に牡蠣を楽しめますよ♪

王道の生牡蠣の食べ比べから、牡蠣のパスタやリゾット、牡蠣バーガーなどちょっと変わった洋食まで、さまざまな料理を楽しむことができるお店です。画像はフライやオイル漬けなど5種盛り合わせのオイスターアソート。おつまみ類も充実しています。

広島に牡蠣を食べに行くなら、1～3月上旬にかけて催される「広島牡蠣祭り」が狙い目です。2月の週末を中心に沿岸部や宮島、市内などで開催されます。定番の焼き牡蠣から土手鍋、雑炊など体が温まるような牡蠣料理が盛り沢山！一番美味しい時季の牡蠣をリーズナブルに楽しめるので、期間さえ合えばぜひ足を運びたいですね。