カトマンズとは?
しかしその一方で、首都カトマンズは喧騒と活気に満ちておりています。細い路地を行き交う三輪自動車・テンプー、リキシャ、艶やかな民族衣装を纏った美しい女性たち、みなぎる活気で賑わうバザール…。ここは、混沌としたアジアらしい魅力で溢れています。また、カトマンズの街中では、「サドゥー」と呼ばれるヒンドゥー教の修行者たちの姿をよく見かけることができます。
カトマンズの見どころ
ダルバール広場
旧王宮、数多くの寺院など見どころが集中するダリバール広場は、「カトマンズのへそ」とも言える場所です。
観光客はもちろんのこと、美しく装飾が凝らされた寺院を参拝する地元の人々、観光客目当ての物売りなど、ダルバール広場では、人通りが絶えることがありません。
クマリの館
クマリの館とは、女神として崇められている少女、クマリが住んでいる宮殿です。壮麗な意匠が施されたクマリの館の歴史は古く、16世紀後半に、ジャヤプラカーシャ・マッラの命によって建設されたものと伝えられています。
インドラ・チョークとアサン・チョーク
インドラ・チョークとアサン・チョークはダリバール広場から少し北西に位置する古いバザール(市場)です。インドラ・チョークは中世の面影を色濃く残しており、カトマンズンの中でも「最もカトマンズらしい場所」との称されています。
インドラ・チョークからアサン・チョークへと続く路地の両側には住居を兼ねた、昔ながらの木造のお店が軒を連ねています。
ここでは、香辛料、野菜、果物などの食料品や、日用品、洋服、絨毯、美しい布からお土産までありとあらゆるものが売られています。
カトマンズでのおすすめ寺院
パシュパティナート
シヴァ神を祀るパシュパティナートは、1500年以上も前から参拝者が絶えない巡礼の地で、ネパール最大のヒンドゥー教寺院です。
パシュパティナートに面したバグマティ川は、聖なるガンジス川へと流れ込む支流で、ここで沐浴を行う人々の姿を見かけることもできます。
スワヤンブナート
小高い丘にそびえ立つスワヤンブナートからは、カトマンズ盆地を一望することができます。天気に恵まれると、カトマンズ市街を一望できるほか、遠くにそびえるヒマラヤ山脈までをも見渡すことができます。
標高8000メートル級の山々が連なるヒマラヤ山脈に抱かれたネパールは、この世のものとは思えないほど雄大な絶景の宝庫です。