満天の星空の中に浮かび上がる富士山。そしてキャンプ場内にある池に逆さ富士と星空がうつし出されます

東京ドーム100個分という広大な敷地には周りに遮るものがなく、まるで宇宙の中に浮かんでいるかのような気分に。

【住所】静岡県富士宮市麓156
●車
・東京・静岡(東名・新東名方面)から
東名高速道路「富士I.C」または新東名高速道路「新富士I.C」より西富士道路経由、国道139号線を河口湖・富士吉田方面へ
・東京・長野(中央自動車道方面)から
中央自動車道「河口湖I.C」より国道139号線を富士宮市・富士市方面へ
●電車・バス
JR身延線「富士宮駅」より河口湖/富士山五合目方面行き路線バス「快速バス」で「朝霧グリーンパーク」下車
富士急行「河口湖駅」より富士宮/新富士方面行き路線バス「快速バス」で「朝霧グリーンパーク」下車

200㎜屈折式望遠鏡が設置された星空観測タワーもあり、天体観測のためだけに訪れる人もいるそう。降り注ぐような満天の星空は、手を伸ばすと届きそうなほどです。

西表島は世界水準の星空環境を有する国内初の「星空保護区」国際認定地。日常の暮らしに欠かせない小さな港の上に、星が降り注ぎます。

1年を通して「天の川」を見ることができるほか、全天に輝く88星座のうち84星座も観測できる日本有数の星空観測スポットです。

まばゆい星の明かりで、砂浜が明るく見えるほどに感じるとか。そんな幻想的な浜辺を歩いてみるのも素敵ですよね。

環境省による全国星空継続観察で「星が最も輝いて見える場所」第1位（平成18年）に認定された阿智村。名実ともに日本一の星空を堪能できる「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」ではゴンドラを利用して標高1,400mまで登って美しい星空を見ることができます。

村のいたるところがビュースポット。ただ、そこに立っているだけで、満天の星の煌きを見ることができます。

阿智村は、南アルプスまで広がる美しい雲海でも有名。気象条件がととのえば、星空とは異なる幻想的な世界を体験することができるかもしれまんせん。

日本三選星名所に選ばれた美星町は昭和63年（1988年）に旧環境省が「星空の街」に認定、平成元年（1989年）には日本で初めて光害防止条例を制定し、地域一丸となって美しい星空を守っています。夜空を明るくする散乱光を防ぐため、水平以上に光が漏れない照明器具を使用し、投光器も禁止。闇が深くなった町では満天の星空を堪能できます。

また、美星町ではお盆に自宅前に灯ろうを飾る風習があったことから、1999年から毎年8月に全国から募集した願いごとが書かれた約2,000個の「願い事灯ろう」を路上に飾る「天の川まつり」が開催されています。天の川に見立てた灯籠の光は星空に負けず劣らず幻想的な風景です。

【所在地】岡山県井原市美星町
●車
山陽自動車道「笠岡 I.C」から約30分
岡山自動車道「賀陽 I.C」から約40分
井原線「矢掛駅」から車で10分

●電車
山陽新幹線「新倉敷駅」～バスで井原鉄道「矢掛駅」～バスで美星へ

標高2300mの涸沢カール。北アルプスの穂高にある日本有数の氷河圏谷（氷河の侵食作用によってできた広い椀状の谷）に浮かぶ星空は絶景。夏場でも残雪が多く残るので、星の明かりで輝く雪景色を見ることができるかも。

秋の紅葉を楽しむために、一般の観光客も訪れる場所。本格的な登山を経験していない人でも足を運べる場所ですが、登山の注意事項を守り、防寒の準備をしっかりして出かけてくださいね。

「日本100名山」「日本100景」「日本の秘境100選」などに選出されている大台ヶ原。近畿地方でトップクラスの星景スポットです。立ち枯れしたトウヒが立ち並ぶ「正木ヶ原」の上に広がる星空は、幽玄的な雰囲気。鹿が姿を見せる場所でもあります。

大台ヶ原ドライブウェイを利用して気軽にアクセスできるのも魅力で、星空を見るために訪れる人も多いそう。