毎日食べる野菜、どこで購入していますか?
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
「いつもと違う」野菜を食べてみませんか?
スイーツパンを買うように、電車に乗ってお気に入りのお店に出かける。「野菜」も、そんな楽しみ方をしてみませんか? 近所では手に入らないような「野菜」と出会うことは、きっとあなたの「食」や「料理」の世界を広げてくれるはずです。そんな出会いの場になってくれるお店を2軒見つけました。
『VEGEO VEGECO 根津(ベジオベジコネヅ)』
店名の通り、東京・根津にあるお店です。地下鉄根津駅からは徒歩約5分、千駄木駅からは約7分ほどのところにあり、その敷地はわずか8坪。でも小さいながらもステキな野菜がぎっしり詰まっています!
『VEGEO VEGECO』のルーツは宮崎県
宮崎県綾町は40年も前からまちぐるみで有機農法を実践している日本における有機農業発祥の地ともいえる土地。「農業を盛り上げる」という想いのもと、ここ宮崎県で育った野菜を、全国に向けて流通させていこうと創業されたのが『VEGEO VEGECO』です。
作り手である農家さんの想いを届けることを大切にしている『ベジオベジコ』。公式インスタグラムでもおつきあいのある農家さんが紹介されています。この方は宮崎市で柑橘類を育てている大畑さん。
初の実店舗が2017年、東京根津に誕生!
Webサイトでスムージーやスムージー用の野菜販売をメインに行っていた『VEGEO VEGECO』。でも、兼ねてから「実店舗を持ちたい!」という想いがあったことから、クラウドファンディングにも挑戦(見事目標金額に到達!)。2017年1月、「地元の人が多く、長く根付いていけそうな土地」である根津にオープンしました。
珍しい野菜にたくさん出会えます
青汁やスムージーにもよく使われる野菜、ケール。こちらはフリルケールといって、ケールの中でも栄養価が高い種類なのだそう。アンチエイジングや美容にうれしい野菜です。
こちらも目やお肌によいといわれる金時草。町の八百屋さんではなかなか出会えません。宮崎県の鬼塚さんという農家さんが作ったものです。
こちらは丸ズッキーニ。細長いかたちでしか見ることがないズッキーニに丸型があったとは! このままテーブルに並べておいてもかわいいかもしれません。
紫色のにんじん、紫にんじん。甘みが強く、蒸して食べるとおいしいとか。いつものにんじん料理も紫にんじんに変えるだけでごちそうに見えるかも!?『VEGEO VEGECO』の野菜は、カラフルで目に楽しいものが多いんです。
おなじみの西洋人参だって葉つきです! 色もオレンジが濃くておいしそう。「葉つきなんてどうしたらいいの?」という疑問にもお店の方が「こんなふうに食べられますよ」とアドバイスしてくださるとか。
料理をお助け!調味料類も
お店には宮崎県や九州の調味料なども並んでいます。こちらは宮崎県でつくられた金ゴマのペースト。農薬や化学肥料を使わずに育てたゴマを石臼でひいたものとか。おいしくないはずがないですよね!
おなじみのスムージーはテイクアウトも
『VEGEO VEGECO』といえばスムージー! その時々によって変わる新鮮な果物&野菜を使用しています。
画像のスムージーは、タロッコオレンジを3つ丸ごと使った、とっても贅沢な1杯。爽やかな酸味と甘みが口いっぱいに広がります◎
なんと宮崎県の農薬不使用のお茶も。試しに飲んでみたいという方は、店長さんがいる日なら無料でふるまっていただけるそうです。
(お茶のテイクアウトは行っておりません。)
お店まで行けなくても大丈夫!宅配サービスも
『VEGEO VEGECO』が実店舗開店とともに始めた新しい事業が宮崎野菜の宅配サービス『VEGERY organic』です。東京都渋谷区を中心とした地域では最短1時間でVEGERYのスタッフがデリバリー! その他の地域も宅配業者を利用して届けてもらえるそうです。根津まで行くのは難しいけれど、『VEGEO VEGECO』の野菜を食べてみたい方はぜひ。
『坂ノ途中soil』
『坂ノ途中』は2009年、京都で創業。「環境負荷の小さい農業を実践する農業者を増やすこと」を目指し、野菜の販売を行っています。Webショップでの通販・宅配のほか、飲食店への卸販売も行っているため、気づかないうちに『坂ノ途中』の野菜をいただいていることもあるかもしれません。もうひとつの販売方法が実店舗『坂ノ途中soil』で直接お客様と顔を合わせての形になります。
『坂ノ途中soil』は京都と東京に1店舗ずつ
ぱっと見ただけでは八百屋さんと気づかないかも? 雑貨屋さんのようなかわいらしい店構えのこちらが京都駅の南側、東寺の近くにある『坂ノ途中soil』です。近鉄京都線の東寺駅から徒歩5分ほどですが、JR京都駅の八条口からも約20分ほどで歩けますので、京都の街を眺めながら散歩してもいいかもしれないです。
こちらは東京、代々木公園のすぐ近くにある『坂ノ途中soilヨヨギgarage』。代々木公園駅から徒歩約5分、代々木八幡駅からも徒歩4分ほど。都心ながら、落ち着いた閑静な住宅街にたたずむ、こじんまりとした雰囲気のお店です。ガレージを改装した店内には、個性あふれる野菜のほか、京都をはじめ全国の食材が。
個性あふれる野菜たち、ご覧ください
京都といえば、京野菜! 聖護院かぶです。こちらは京都亀岡の農家さんが育てたものとか。
こちらはピーマンではなくパプリカ。珍しい国産パプリカ。京都の北部で無農薬・無化学肥料で栽培されたものとか。パプリカというと赤や黄色をイメージしますが、こんなカラーのものもあるんですね。発見です。
とってもカラフルなにんじんは山形県の農園から。京都以外の生産者さんのお野菜も取り扱っています。こんなにカラフルなにんじんがそろっていると料理するのも楽しくなりますね。
カラフル野菜つながりで、こちらはらっきょう。「ハイブリッドらっきょう・越しのレッド」という品種とか。らっきょうにこんな鮮やかな色のものがあるなんて、いろいろと発見・勉強になります。
自社農場からのお野菜も
『坂ノ途中』は京都府亀岡に自社農場「やまのあいだファーム」を持ち、野菜を育てています。「やまのあいだファーム」で収穫された旬のお野菜も購入できますよ。
料理上手になれそう?レシピ紹介も
『坂ノ途中』公式サイトのブログやインスタグラムでは、スタッフ方が考案した『坂ノ途中』の野菜を使ったレシピも紹介されています。こちらはなんと大根の皮を使ったきんぴら。カラフルな大根を使うときんぴらも華やかです。
料理に役立つ調味料類も
料理に役立つのはレシピだけではありません。厳選された調味料類もお店に並んでいます。ヨヨギgarageでは京都の『山田製油』の商品も。東京で京都の調味料が手に入るのはうれしいです。
新鮮野菜のジュースも飲みたい!
ヨヨギgarageでは、ジンジャーエールやはちみつレモネードなどのオリジナルドリンクも販売しています。暑い日はスカッとさわやかなソーダ、寒い日にはホットでいかがでしょう。飲めば元気になれそうです。
お店が近くにない方は、Webショップを
「野菜」と「想い」に出会うおでかけ、始めてみましょう
農家さん、そして販売する人たちの「想い」がたくさん詰まった野菜はきっと今までとは違う味わいがあるはず。こだわりの野菜、買いに出かけてくださいね。
あなたは普段、どんなところで野菜を買っていますか? スーパー? 八百屋さん? 宅配サービス? きっと「野菜」を買うためだけに電車に乗ってでかけることはあまりないかもしれません。