はじめに、波佐見町を訪れたなら、観光案内所などで、波佐見焼の窯元の位置が分かるMAPを手に入れましょう。


ちなみに来年以降で「波佐見焼」を求めに行くなら、ＧＷの「波佐見焼陶器市」のタイミングで訪れるのがおすすめ。例年通りなら、同じ会期で、佐賀県有田町では「有田陶器市」が開催されます。ゴールデンウィークは、長崎と佐賀をハシゴして、器巡りを存分に満喫するのもいいですよね。

波佐見焼といえば、「白山陶器」をイメージする方も多いはず。こちらの「G型醤油差し」は、あまりにも有名なロングセラー商品ですね。他にもグッドデザイン賞を受賞した物も多く、シンプルでお洒落なデザインと使い勝手の良さには定評があります。

白山陶器本社ショールームの店内は、素敵な陶器でいっぱいです。ほぼ全商品２割引で買えるそうなので、ついつい大人買いしてしまいそう♪ショールーム限定品もありますよ。

器をセメントで固めて作られている店内の床も、一見の価値ありですね。

葉っぱ柄や猫の柄などポップで可愛らしいデザインの器を扱っています。人気の若手作家の最新作も取り揃えているので、見ているだけでも楽しめますよ。

江戸時代から続く窯元「幸山陶苑」の製陶所「福幸（ふっこう）製陶所」が2001(平成13)年に廃業し、その1,500坪の敷地にある建物を生かした複合スペース「西の原」が誕生しました。波佐見焼を通じて日々の暮らしを豊かにするオシャレな雑貨店やカフェができ、人気観光スポットになっています。

5ブランド「essense」「HASAMI PORCELAIN」「The Porcelains」「Common」「Sabato」を展示販売しています。店内は、外国の街にあるような素敵な雰囲気だとか。

生活にエッセンスを与えるようなデザインの「essense」は、フォルムが美しい。

「monne porte（モンネ・ポルト）」は、製陶所のろくろ場だったそうです。ライブや展覧会などのイベントを開催するコンクリートの広いスペースと、画材や文具、雑貨などを販売するショップです。

ショップでは、「長く使われ、愛されているもの」や「わくわくするような面白いもの」などをセレクトしています。コンクリートのオルタナティブ・スペースは“感じて表現する場”を提供しています。

生活道具のお店「HANAわくすい」は、“ずっとつかえるもの”がコンセプトです。日々の生活にさりげなく寄り添い、作り手の思いが伝わるような暮らしの道具を扱っています。

オープン前から待ってる人がいるという人気店「monne legui mooks」は、ランチもカフェ利用も◎

アンティークなテーブルやイスがおしゃれな店内は、広くて座席も多いです。

陶房「青」には10人ほどの職人さんがいて、中にはドイツ人女性もいるそうですよ。

手描きの細やかな筆遣いは、温かみを感じつつもモダンな雰囲気ですね。お料理を美味しく引立ててくれそう。

伝統意匠の逸品から、オシャレでモダンな器まで・・・心ゆたかな焼き物のある暮らしに寄り添う、焼き物のうつわ。お出かけシーズンになったなら、お泊まり前提で滞在してみるのもおすすめです。