木曽路最大の宿場町「奈良井宿」とは
徳川幕府の頃に旅人のオアシスとして発展
そして今、江戸末期の町並みを保存した観光地に
町を歩いて、江戸時代全盛期の面影に触れてみよう
江戸時代の面影をとどめて文化財指定を受けた民家の一部は、当時の建築様式に触れられる資料館として実際に入館できるようになっています。
また、周辺に目をやると、歴史深いお寺や神社、お地蔵様、そして、旅人がのどを潤した水場も。宿場としてのみならず、多くの人々が暮らした町としての魅力に触れることができます。
また、周辺に目をやると、歴史深いお寺や神社、お地蔵様、そして、旅人がのどを潤した水場も。宿場としてのみならず、多くの人々が暮らした町としての魅力に触れることができます。
木曽の大橋
中村邸(市指定有形文化材)
手塚家/上問屋資料館(国指定重要文化財)
【イベント】奈良井宿アイスキャンドル祭り
買う、食べる、泊まる楽しみも◎
~木曽漆器や櫛など、木曽の伝統工芸品に出会う~
緑豊かな山々に囲まれた木曽地域は、古くから檜や栃などを使った木工品づくりがさかんでした。木曽漆器の紀源は600年以上前に遡り、江戸時代は奈良井宿を訪れる旅人のお土産として大人気に。以降、国指定伝統的工芸品として発展していったそうです。
才田屋漆器店
斉藤漆器店
上原うるし工房 松坂屋
~小腹がすいたら、茶屋で郷土の味をいただきます~
信州名物のお蕎麦から、五平餅、おやきといった郷土のおやつまで。点在する茶屋では、素朴ながらも味わい深いご当地グルメがいただけます。
越後屋
きむら
~創業二百余年の旅籠に泊まる~
奈良井宿では二軒の旅館、六軒の民宿に泊まることができます。もちろん歴史ある景観に配慮された町家づくりの建物。宿の浴衣や下駄を身にまとえば、時代劇気分に浸れそう♪
諸大名の参勤交代や行商人のための通行ルートとして。そして、寺や神宮を目指す庶民の参拝ルートとしてーー。今から約400年前の江戸時代、徳川家康の命によって整備された街道は、幹線として多くの人々に利用されていました。「奈良井宿(ならいじゅく)」は、そのような主要な街道のひとつ、江戸と京都を結ぶ「中山道(なかせんどう)」にある宿場町です。