世界的パワースポット「セドナ」
現在は、ネイティブ・アメリカンは住んでいませんが、彼らの居住地であったレッドロックの横穴や壁画などは保存状態も良く、当時の生活の様子をうかがい知ることができる貴重なスポットです。
20世紀半ばから、インスピレーションを刺激される場所としてアーティストたちが移り住みはじめ、芸術の町として発展してきました。そのため、今では80件以上ものギャラリーやショップがあります。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
渦巻くパワーが宿っている
科学的に証明されているわけではありませんが、セドナのパワーは渦を巻いているといわれています。レッドロックや奇岩、流れる川にもパワーが宿り、地中からパワーが湧き出ているのだそう。
パワースポットでよく見られる現象ですが、サボテンの幹は渦を巻くようにねじれているものが多く、足元のつむじ風まで渦を巻き、レッドロックの地層自体もまるで渦を巻いているように見えるほど。
そんなセドナのパワーを取り込みたいと、岩の上で座禅を組ん瞑想をする人も。訪れた人は誰しも「大地のパワーを感じる」「美しくて言葉にならない」と、感想を述べます。
女優でミュージシャンの原田知世さんは、セドナ旅行で不思議な体験をされた一人。これまでに特に印象的だった旅先としてセドナを挙げています。
癒しのサービスを体験
セドナにはヒーラーが多く住んでいるので、マッサージやセラピーなど「癒し」のサービスが充実しています。特にセドナらしい、ネイティブアメリカンの伝統を取り入れたチャクラバランスを整えるマッサージやストーンセラピーは旅の思い出としても試してみたいところ♪
一度は訪れたい4大ボルテックス
Photo on Visualhunt
セドナは、「ボルテックス」が集中していると言われることがあります。ボルテックスとは、ラテン語で「渦巻き」を意味する単語で、そこから転じて大地の強いエネルギーが渦を巻いて放出されているポイント、いわゆるパワースポットを表す言葉として使われます。世界のボルテックスの中でもセドナには特にパワーの強い4つのスポットがあります。
エアポートメサ
活力を与えるレッドロックと言われ、中心街からもアクセスしやすく、多くの観光客が訪れます。名前の通りエアポート(空港)の近くにあり、セドナを一望できるので、すばらしい朝日と夕日が見られる場所として人気です。
ベルロック
その名の通りベル(鈴)の形をした可愛らしい岩ですが、転機を乗り切る直感や決断の山で、男性的で力強いパワーにみちあふれる場所として有名です。遊歩道が整っているので、ハイキングやトレイルランなど、登山しながらアクティブな時間を過ごしたい人におすすめです。
ボイントンキャニオン
水と緑、大地と空の4大要素が集まった、セドナで最も強いパワーを感じられる場所とも言われています。ネイティブ・アメリカンの大地の守護神「カチーナ・ウーマン」という名のラクダのような形をした岩があることでも知られています。
カセドラルロック
もっとも愛されている岩と言っても過言ではありません。その名の通りその姿はまるで、格式高い古い大聖堂のよう。頂上からはセドナの岩山たちを上から見下ろしながら眺めることができます。愛に迷った時に訪れると良いといわれていて、恋人同士や女性に人気があります。特に夕日に染まるカセドラルロックの美しさは定評があり、写真愛好家からも親しまれています。
セドナでショッピング
2つのショッピングエリア
パワーストーン
パワースポットのお土産と言えば、パワーストーンが人気。アクセサリーが多いので、買ったそばから身に着けることも出来ます。でも、中にはセドナ以外でも手に入るものもあるので、購入する際は注意書きやスタッフさんに聞いて確認してみてくださいね♪
デザイナーズグッズ
ネイティブアメリカンの1点モノの手作りアクセサリー
セドナにはどうやって行く?
セドナは、アリゾナ州都フェニックスより北に車で2時間、グランドキャニオンより南に1時間半くらいの距離にあります。
空港は個人用セスナを持つ富裕層用のため、一般客向けの飛行機は残念ながらありません。観光客の大半は、ラスベガスやグランドキャニオン観光と組み合わせて、レンタカーやバスで移動します。
日本から行く場合は、飛行機でフェニックスかラスベガス空港に向かい、そこからレンタカーかシャトルバスを使用するというのが最短ルートです。費用は12万~20万円程度のプランが多いようですが、シーズンやホテルのランクにもよるので詳しく知りたい方は各旅行会社サイトで確認してみてくださいね♪
セドナでの注意点
レンタカーで行く方
ドライブで行く方は、見晴らしは良好ですが、運転中の車や動物の飛び出しに注意してくださいね♪特に鳥はかなりのスピードで飛び出してくるため要注意です。
駐車をする際は、駐車券を買ってダッシュボードに置いておくのを忘れずに。駐車場以外に、近所のホテル、スーパーマーケットなどでも購入可能な場合もあります。常に、見回りの係員さんがダッシュボードをチェックしているので、気を付けましょう。
アクティビティがしたい方
セドナはトレッキングを楽しむ人が多い一方で、事故が多いのも事実です。急激な傾斜で足を滑らせて怪我をするケースが多いのです。水、トレッキングシューズ、手袋などトレッキング用のアイテムを持っていくこともお忘れなく♪
体温調節できる服装と乾燥対策
気候は日本ほど寒暖差は大きくなく、暑すぎず寒すぎず。ただし朝晩や、室内と室外の気温差が大きいことがあるので、調節できる服装で行くのがベストです。年中乾燥しているので、保湿クリーム、特にリップクリームがあると心強いでしょう♪
セドナツアーも充実、女性が1人旅でも行けるスポット
4大ボルテックスを巡るツアーは定番で人気があります。また、セドナは比較的治安が良いと言われているので、女性一人旅で訪れる方もいらっしゃいます。ただし、夜遅くまで外出するのはおすすめできません。また、ドライブで行く方は長距離運転になるので、途中休憩をとることも忘れずに♪
ずっと忘れられない、極上のパワースポットの旅へ
車やバスでないとなかなか行くことのできないアメリカの秘境だからこそ、異世界のように特別な空間が広がっています。
赤い砂漠に囲まれた世界有数のパワースポットに、是非一度足を運んでみてくださいね♪
世界中から観光客が訪れ、アメリカ人が住みたい街ランキングでも常に上位をキープしている「セドナ」は、「全米で最も美しい町」に選ばれたことも。元々はネイティブ・アメリカンの聖地の一つで、砂漠に囲まれ、山と川もあり、自然豊かな大地の上にあります。