幻想的で思わず息を呑むような「絶景」。世界各国、そして日本にも素敵な絶景はたくさんありますよね。でも世界の「絶景」は遠く、そう簡単には目にすることができません。そこで、今回は日本国内で「世界の○○の絶景みたい」といわれている場所をいくつかご紹介します。 2017年11月08日作成
国内とはいえ「絶景」は、季節や気候など様々な条件が揃って初めて見られるもの。そう簡単には見られないからこそ、価値があり「見てみたい!」と思える、そんな絶景たちをご紹介します。
ペルーの標高約2,000メートルの山の尾根にある、古代インカ帝国の遺跡「マチュピチュ」。山すそからは遺跡の存在を確認できないことから「空中都市」とも呼ばれています。15世紀にこれほどの都市が建設されていただなんて、神秘的ですね。
成田空港からは、アメリカとペルーの首都「リマ」で2回乗り継ぎクスコへ。クスコから、列車とバスを乗り継いでマチュピチュに到着します。所要時間はうまく乗り継げても約35時間ほどかかります。
日本100名城の1つ、兵庫県朝来(あさご)市の標高約350メートルの山頂にある「竹田城跡(たけだじょうせき)」。朝霧に取り囲まれると雲海に浮かぶように見えることから「天空の城」とも呼ばれています。朝日に彩られた雲海と竹田城跡は、まさに絶景。
福井県の大野盆地にある標高約250メートルの亀山にそびえる「越前大野城(えちぜんおおのじょう)」。安土桃山時代に5年もの歳月をかけて築城されました。天守閣は昭和43年(1968年)に再建され、歴代城主の遺品が数多く展示されています。城下町が雲海につつまれ越前大野城だけが浮かびあがった景色は、いにしえの世界に迷い込んだよう。
南米ボリビアの標高約3,700メートルに位置する「ウユニ塩湖」。海底からアンデス山脈が隆起し、大量の海水が山上に残されたことから広大な塩の平原ができたのだとか。12月から3月の雨季には雨水が湖面に溜まり、この世のものとは思えない「天空の鏡」が広がります。
4月から11月の乾季には、結晶化した塩が大地を五角形や六角形の模様に浮かび上がらせます。
成田空港からはアメリカ経由で乗り継ぎ、ボリビアの首都「ラパス」へ。ラパスからボリビア国内線でウユニまで行きます。所要時間は約35~40時間ほど。「死ぬまでに行きたい絶景NO.1」として有名なウユニ塩湖は、最近ではハネムーンで訪れて写真を撮る人も多いそう。
北海道稚内(わっかない)にある日本最北端の地「宗谷岬(そうやみさき)」。稚内から宗谷岬へ向かう途中に遠浅のオホーツク海が広がり、海面に大空を映し出します。その景色は、まるでウユニ塩湖の「鏡の世界」のよう。
潮干狩りでも有名な、千葉県木更津(きさらづ)市にある「江川海岸(えがわかいがん)」。オレンジからブルーに変わる空と、静かにそれを映す海が幻想的。日の出や日没のタイミングの絶景を狙って訪れる人が多いそう。
南イタリアのナポリにある、カプリ島の「青の洞窟」。差し込む光が洞窟の海面を青く浮かび上がらせます。入り口が非常に狭いのは、地盤沈下により洞窟のほとんどが海中に沈んだから。1日の中でも、何度か波の高さによって入場禁止になることがあり「なかなか出会えない絶景」としても有名です。
成田空港からは、ヨーロッパで乗り継ぎイタリア南部の街ナポリへ。ナポリからフェリーか高速船でカプリ島の玄関口「マリーナ・グランデ港」へ行き、バスまたはボートで青の洞窟に到着します。所要時間は約17時間ほど。
沖縄本島北部の恩納村(おんなそん)にある、ダイビングとシュノーケルのスポット「真栄田岬(まえだみさき)」。洞窟内を照らす青い光が神秘的です。青の洞窟へは、真栄田岬の階段から海へ入る「ビーチエントリー」と、ボートで青の洞窟近くまで行き海から入る「ボートエントリー」の2つ。
世界三大瀑布(せかいさんだいばくふ)の1つ、アメリカ合衆国とカナダにまたがる「Niagara Falls(ナイアガラの滝)」。カナダ側にあるTable Rock(テーブルロック)は、ナイアガラの滝を最も間近から見ることができる場所です。夜にはライトアップされて幻想的な世界が広がります。
羽田空港からは、トロント空港への直行便が毎日運行。トロント・ピアソン国際空港からバスかタクシーでカナダ側の「ナイアガラの滝」へ到着します。所要時間は14時間ほど。
群馬県沼田(ぬまた)市にある、高さ約7メートル、幅約30メートルの「吹割の滝(ふきわれのたき)」。「東洋のナイアガラ」と称され、四季折々の自然の美しさを映す滝は、遊歩道からゆっくり眺めることができます。1936年に天然記念物に指定されました。
タイ北部のチェンマイで行われるイベント「khom Loi (コムローイ祭り)」。毎年11月に、和紙でできた熱気球(スカイランタン)に火を灯し、一斉に夜空に放って無病息災を祈ります。
空に放たれたランタンは小さく見えますが、実際は高さ約1メートルと、2人で持つくらいの大きさ。
成田空港からは、バンコクで乗り継ぎチェンマイへ。チェンマイから乗り合いタクシーなどで到着します。所要時間は8~9時間ほど。
日本有数の豪雪地、新潟県津南町(つなんまち)で行われる「津南雪まつり」。震災復興の願いを込めて2012年から行われているイベントです。夜の雪原に舞うスカイランタンの灯りは幻想的。
季節や気候など様々な条件が揃って初めて見られる「絶景」。奇跡の瞬間は簡単には訪れないからこそ、より神秘的で幻想的です。そんな絶景に出会う旅に出かけてみませんか。
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