兵庫県内の最大の市街地である三宮(さんのみや)と元町(もとまち)エリアは、暮らす人や訪れる人で賑わいます。
この界隈には、ショッピングや食事を存分に楽しみながら、ほっと一息つける公園があるのも魅力のうちです。
メリケンパーク
1987年に船着場であったメリケン波止場と突堤の間を埋め立てて誕生しました。
ちなみに名前の”メリケン”というのは、波止場のすぐ近くに米国領事館があったので”アメリカン”の英語の発音から呼ばれるようになったのだそう。
新生メリケンパークには桜並木も誕生しました。
若い木が毎年桜の花を付けるであろう姿も楽しみになりますね。
海からの風が気持ちよく、つい長居してしまうもの。
点在するベンチは、オーシャンビューの特等席!
ぼんやりと海を眺めると心も癒されそうです。
目の前を船が通りすぎるなど、日常の疲れを忘れさせてくれるような光景があります。
今年は神戸港開港150周年記念ということで、大掛かりなリニューアルを果たしたばかり。
スターバックスや新しいモニュメントなど、今何かと話題の公園です。
元町界隈はおいしいお店が多いので、どこかでランチをテイクアウトして最高の昼下がりを過ごしてみては?!
西日本最大級の店舗面積だというスターバックスの新店舗もお目見え!
週末は行列が出来るほどの人気ぶりです。
それもそのはず、2階席からの見晴らしが最高なんです!
港はもちろん、ランドマークのポートタワーやハーバーランドの方まで一望出来ます。
芝生エリアも豊富なので、木陰にレジャーシートでプライベートスペースを確保してみても。
都会の物音はなくなり、”ポーッ!”という汽笛の音だけが聞こえてきますよ。
さざ波の音に耳を傾けて。
晴れの日は、うたた寝してしまうほどリラックスさせてくれます。
東遊園地(ひがしゆうえんち)
中心部の三宮(さんのみや)で、まさに都会のオアシス的な存在。
オフィス街でもあるので、休憩時間になるとスーツ姿でお弁当を食べる男性や、ちょっとお昼寝中のOLさんも見かけます。
神戸市役所のすぐ傍の公園は、都会の中でありながらも静かなひと時を過ごせます。
芝生エリアの拡大により家族連れはもちろん、話場として利用する若者の姿も多です。
三宮の南側に位置するので、海からの距離も近いもの。
時折感じる潮風も神戸で過ごすことの価値ある時間になるでしょう。
それは、1868年代に居留地に暮らしていた外国人向けの西洋式運動公園として整備されたことがはじまり。
その日本初の試みは、サッカーや野球、ラグビーなど多くのスポーツが楽しまれる場所になったそう。
当時、この運動場は”外国人遊園地”と呼ばれたことが現代にも残っているのです。
ちなみに、東と付いたのは居留地の西側にも運動場があったからということ。
噴水や水場も充実しているので、暑い季節も涼みに行けると好評なんです♪
背の高い木々に守られているような道なり。
歩いているだけで良い気分転換になります。
秋には美しい紅葉に染まるので、木陰で読書もおすすめです。
農村部も広い神戸市内。
生産者と消費者の出逢いの場としてスタートしたファーマーズマーケット。
”EAT LOCAL KOBE”という神戸の農産物などの食文化を発信するこちらの催しは、週末に盛況となっています。
まさに、現代の市場!
普段は話を聞けない農家さんや街中のおいしいお店の店主までが出店しているんです♪
お店は週替わりですので、気になる方は情報をチェックしてみて下さいね!
購入して、公園内で朝食やブランチを摂ることが週末の楽しみだという家族も!
小さい子供もたくさん来場しているので、みんなで気兼ねなく通えるのも魅力です。
夕涼みにピッタリの開放感のある園内。
お気に入りをカバンに詰めて、デイリーユースしてみては?!
みなとの森公園
緑が鮮やかな園内には、ランニングコースやバスケットゴール、インラインスケート場などがあり、まさにアスリートに嬉しい環境。
北を眺めれば六甲山系に心身共に癒されます。
”震災復興記念公園”という名称でも知られており、神戸が震災から復興したことの記憶として地震発生時に止まったままの時計が設置されています。
晴れた日には、運動をして汗を流すのも◎
コースは1周で約46メーターあるので、ランニング前のウォーミングアップにも最適です。
みなとの森という名前がピッタリの園内には、手入れされた芝生の香りが漂います。
整備検討段階の2002年度の市民ワークショップからはじまり、ずっと話し合いを重ね、実行し公園づくりが段階に応じて続いています。
季節によって、花や葉の色づきを楽しめるのもいいですね。
空の下でヨガをするグループも。
リラックス出来るポーズは、野外でするとさらに効果が増すことでしょうね!
ボール投げや三輪車に乗るなど、広い公園ですので自由自在に動き回れます。
小さな子供たちの遊び場としても好評です。
気の知れた仲間とのピクニックもおすすめ。
気張らなくても「今日、お天気いいから外でランチしない?」
というひと言ですぐに実行できるロケーションなのがなにより嬉しいポイントです。
神戸の公園をリビングのように使ってみてください
暮らす人はもちろん、仕事や旅行先でひと息つけるような公園があれば嬉しいですよね。
どちらも行きやすい場所にあるので、その日の気分で使ってみてはいかがでしょうか。
まさに”神戸であれ!”阪神大震災20年目に生まれた言葉。
神戸の魅力は街に集う人なんですということで、来た人はみんな神戸っ子になれちゃいます♪
春に設置されたばかりのこちら、記念撮影スポットとして早くも人気です。