“時の記念日”とは?
“6月10日”を何の日かご存知ですか?答えは、時の記念日です。
今回は、そんな記念日にふさわしい、世界各地の名だたる時計台をご紹介します。
ときには、刻一刻と過ぎ去ってゆく時間をいつも以上に意識して、ゆっくり過ごしてみるのも良いかもしれません。
1920年に東京天文台(現在の国立天文台)と文部省の外郭団体である財団法人の生活改善同盟会によって制定された。日本国民に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、時間の大切さを尊重する意識を広めるために設けられた。記念日ではあるが、法定された国民の祝日ではない。
生活改善同盟会が、1920年(大正9年)5月16日から7月4日まで東京教育博物館で「時の展覧会」を開催し、期間中の6月10日を時の記念日として設定し、行事・宣伝を行ったのに始まる。
時計台を探す、世界一周旅行へ
エリザベスタワー 「旧ビッグ・ベン」(イギリス)
時計台がトレードマークのウエストミンスター宮殿は、ロンドンを象徴する建築物です。ウエストミンスター寺院、聖マーガレット教会と共に世界遺産に登録されています。また、イギリスの国会議事堂であり、現在でも様々な審議がなされています。
クレムリンのスパスカヤ塔(ロシア)
塔のてっぺんにはルビーで作られた赤い星(クレムリンの赤い星)が輝きます。
ストックホルム大聖堂(スウェーデン)
オルセー美術館の時計台(フランス)
フランス・パリに来たらルーブル美術館と共に巡りたい、オルセー美術館にも大きな時計が設置されています。モネやマネ、ルノワールなど日本人に人気の印象派の作品も多く所蔵しています。1900年のパリ万博の際に建てられた駅舎兼ホテルを改修した美術館とのことで、今もその面影を見ることができます。
旧九龍駅時計台(中国)
ツィートグロッケ トゥルム(スイス)
アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ(サウジアラビア)
世界でもっとも空に近い時計台は、サウジアラビアのタワーとホテルを含む超高層ビル群の中の「メッカ・ロイヤル・クロック・タワー・ホテル」棟上部にあります。高さ601mにもなる棟の高さは、ドバイのブルジュ・ハリファ、東京スカイツリーに次いで世界3位。時計自体も破格のサイズで、直径はなんと46mと世界最高です。
新生活がスタートして早2ヶ月。慌ただしい日々も少し落ち着いてきて、慣れとともにだんだんと疲れが溜まってくる頃ではないでしょうか?