出典: 時節を忘れぬ花々は、一心に咲き開いて、
季節は移ろいゆくものであることを、私たちにそっと告げてくれます。
出典: 石楠花(しゃくなげ)や躑躅(つつじ)がその身を閉じ、春をすっかり見送った頃。
初夏の陽射に誘われるように、夏の花々が咲き出します。
出典: 皐月から水無月の、杜若(かきつばた)に、花菖蒲(はなしょうぶ)。
水無月から文月の、半夏生(はんげしょう)に、紫陽花(あじさい)。
文月から葉月の、桔梗(ききょう)に、蓮の花(はすのはな)。
出典: 京都に咲く花は、格別です。
初夏から夏にかけて見頃となる花々も、桜同様に、古都の景色や風情にしっとりと馴染み、素晴らしい花景色を広げます。
出典: 5月中旬から7月は、ちょうどGWと夏休みに挟まれる時期。観光客も比較的少なく、ゆったりと散策出来る季節です。路地や小道に咲く花も。古刹の庭を彩る花も。しっとりと濡れた梅雨時の京都も。他所とは異なる趣きがあって味わい深いものです。
出典: 以下では、今記事で紹介する花、杜若・花菖蒲、睡蓮・蓮、半夏生、紫陽花、桔梗について簡単に説明した後、花の名所をエリア別に案内します。
出典: そして、“花散歩”にうってつけの雰囲気も味も抜群!の近隣カフェも、名所毎に厳選して紹介します。古都京都で、花の名所を周りながらのカフェタイムは、実に贅沢なこと。きっと心残る一時になるはずです。
出典: 紹介するお店は、エリア別・名所毎に紹介してあります。花散歩に限らず、ぜひ京都観光や出張の際の参考としてお役立て下さい。(目次の○数字が、名所周辺のお勧めカフェ。★は名所の花。)
出典: =目次=
○洛東の名所
1.哲学の道 ★紫陽花
2.真如堂(真正極楽寺)★紫陽花
①CAFE SHINKOKAN 真古館 ②SWISS coffee and plants (スイス コーヒー アンド プランツ) ③Pomme (ポム)
3.平安神宮 ★杜若★睡蓮★花菖蒲
4.南禅寺天授庵 ★桔梗
④La Voiture(ラ ヴァチュール) ⑤mement mori(メメントモリ) ⑥菓子・茶房 チェカ
5.智積院 ★紫陽花 ★桔梗
⑦茶匠 清水一芳園 京都本店
6.両足院 ★半夏生
⑧木と根 ⑨Okaffe kyoto(オカフェ キョウト)
○洛西の名所
7.法金剛院 ★花菖蒲 ★紫陽花 ★蓮
⑩ぴちぴち金魚
8.梅宮大社 ★花菖蒲 ★紫陽花
⑪ブルーオニオン
○洛中の名所
9.廬山寺 ★桔梗
⑫FACTORY KAFE 工船 (カフェ コウセン) ⑬katte (カッテ) ⑭みつばち
○洛南の名所
10.東寺(教王護国寺) ★蓮
⑮喫茶なかむら
11.勧修寺 ★杜若 ★睡蓮 ★半夏生 ★蓮
⑯カフェトライアングル
12.藤森神社 ★紫陽花
⑰ゲベッケン本店
○洛北の名所
13.大田神社・大田の沢 ★杜若
⑱賀茂窯 (かもがま) ⑲Radio Bagel(レディオベーグル) ⑳THE PANCAKE ROOM (ザパンケーキルーム)
旅のおわりに
【画像は、「SWISS coffee and plants」の自家製ケーキ。】
出典: 「杜若」は、光琳の『燕子花図屏風』で知られるように、古くから日本で愛でられてきた花。水辺の湿地に生息し、青紫や白色の花をつけます。
【大田神社「大田の沢のカキツバタ群落」に咲く杜若】
◆杜若(カキツバタ)の名所:☆大田神社・☆平安神宮・☆勧修寺・長岡天満宮など
出典: 「花菖蒲」は、“*アヤメ”と呼ばれることがありますが、アヤメと花菖蒲は異なる植物です。また先述の杜若とも良く似ていますが、同じ植物ではありません。(*花菖蒲をアヤメと呼称するのは間違いではありません。)【「勧修寺」に咲く花菖蒲】
出典: 花色は様々で、紫や白の他、黄色やピンク等もあり、花姿も多様です。古典園芸植物として、古くから品種改良が重ねられてきたため、その数は5,000種を下らないと云われる程に、多くの品種があります。【「勧修寺」に咲く花菖蒲】
出典: 「アヤメ」と「花菖蒲」と「杜若」の見分け方ですが、生育地、花の模様を観察すると識別することができます。
乾いた場所に育つのが「アヤメ」。水辺や湿地に育つのが「杜若」と「花菖蒲」です。
【「勧修寺」の庭園内の水辺に咲く花菖蒲】
出典: “いずれアヤメかカキツバタ”とは、優劣つけ難いという意味で使われる慣用句ですが、「花菖蒲」と「杜若」の識別は、外花被片の色で確認出来ます。
外花被片に白い斑紋があるのが「杜若」、黄色の斑紋があるのが「花菖蒲」です。また、同じ土地に生えているのなら、おおよそ「杜若」よりも、「花菖蒲」は遅く開花します。【画像は、花びらに白い斑紋がある「杜若」。】
◆花菖蒲の名所:☆平安神宮・☆勧修寺・☆法金剛院・☆梅宮大社・長岡天満宮
出典: 睡蓮は、水底に根を張り、水面に円形の葉と花を広げる抽水植物です。自生種や園芸種があり、品種改良も進んでいるため、多くの種類の睡蓮があり、花色も花姿も様々です。見頃も長く、京都では大体5月下旬から8月位です。【「平安神宮」の睡蓮】
睡蓮の名所:☆平安神宮・☆梅宮大社・☆勧修寺・大原野神社等
出典: 蓮も睡蓮と同様に、抽水植物。見頃は睡蓮と比較して短く、京都ではおおよそ7月中旬頃から8月中旬頃まで。名の由来は、花托の形が“蜂の巣”状であることから、「はちす」と呼ばれたことから転訛して「はす」となったと云われています。
【「法金剛院」に咲く蓮の花。中心部が花托。】
蓮の名所:☆法金剛院・☆勧修寺・☆教王護国寺(東寺)・相国寺・三室戸寺等
出典: 仏像の脚元や脇等に、“蓮”の花や葉がモチーフとしてよく用いられているように、蓮の花(睡蓮も含める)は、“蓮華(れんげ)”と呼ばれ、仏教と密接に関係する花。【法金剛院】
出典: それは、泥の中から美しい花を咲かせる“蓮の花”の姿が、“仏教の教え”に通じるため。念仏における「南無妙法蓮華経」とは、美しい蓮の花のような仏教の教えを信じて守りますという意味があります。
出典: 睡蓮も蓮も共に、日中に花が開き、午後になると閉じます。このサイクルを3日間繰り返して一つの花の寿命は尽きます。新しい花が次々と咲くため、見頃は長く続きます。【「平安神宮」神苑の睡蓮】
出典: 睡蓮と蓮もよく間違えられますが、見分け方は簡単で、葉と花にそれぞれ異なる特徴があります。
円形の葉に“切れ込み”がある葉をもつのが“睡蓮”で、切れ込みがなく、円形の葉であるのが“蓮”です。また、睡蓮の花は、水面に咲いていますが、蓮は水面より上方に花を展開します。【画像は、「法金剛院」の睡蓮。葉の切れ込みに注目。】
出典: 半夏生は、湿潤な湿地や水辺に自生している野草で、6月中旬から7月中旬にかけて、花びらのない小花を沢山咲かせます。開花する頃になると、花のすぐ下の葉に白い斑が入り、花びらのような印象を与えます。葉の片面が白くなることから、片白草(カタシログサ)という別名があります。【「両足院」の半夏生】
出典: “半夏生”とは、七十二候の雑節の一つで、農家にとって大事な節目となる、夏至から数え11日目にあたります(現在の暦では7月2日頃)。諸説ありますが、ちょうどこの頃にハンゲショウが開花するため、その名が付いたと云われています。【「両足院」の半夏生】
出典: 世界中で愛される花の一つ「紫陽花」。原産地は、ここ日本です。
紫陽花は、大まかに「ガクアジサイ」と「西洋アジサイ」の分けられますが、日本の山野に自生していた「ガクアジサイ」が、世界各地へと伝わり、品種改良が重ねられて現在に至っています。現在の総品種は、数限りないほどに多く、3千を下らないとも云われています。
【画像は、梅宮大社の「ガクアジサイ」の一種。ガクアジサイとは、額縁のように中心部の花を飾ることから付いた名です。】
出典: アジサイは、代表的な「装飾花」です。一見花びらに見えるのは、萼片(ガクヘン)といわれるもので、人工的な品種改良によって、萼片が肥大化し、中心部の花の部分を装飾しています。ガクアジサイは、中央部に花があり、周辺部が装飾花。西洋アジサイは、全てが装飾花になっています。【画像は、梅宮大社の「西洋アジサイ」。】
紫陽花の名所:☆智積院・☆梅宮大社・☆藤森神社・三室戸寺・善峯寺等
出典: 「哲学の道」は、東山の「若王子橋」から「銀閣寺橋」まで、約2kmにわたる琵琶湖疏水支流に沿った散歩道。哲学者である西田幾多郎が、“思索の場”として散策していたことから、その名が付きました。
出典: 桜の名所として親しまれていますが、近隣の篤志の方々によって育てられている紫陽花も愛らしいと人気です。
他の名所とは比較にならない程の規模ですが、緑に染まる散歩道に冴え冴えと紫陽花が咲き開いているのは、格別な花景色です。
■Access■
(銀閣寺から歩く場合)京都駅から、市バス(30分から40分程度)「銀閣寺前バス停」下車。
出典: 本堂に向かって緩やかに伸びる、石段の参道が印象的な「真如堂」は、天台宗の寺院です。1万2000坪にも及ぶ広大な境内には、本堂や三重塔、鐘楼等が並びます。
出典: 青もみじ、紅葉が有名な「真如堂」ですが、紫陽花の隠れた名所として知られています。「哲学の道」から徒歩圏内ですので、梅雨の頃に、東山散策をするのなら立ち寄ってみましょう。【画像は「真如堂」の塔頭寺院の一つ「法輪院」近くに咲く紫陽花。】
出典: 他の名所程の規模ではありませんが、梅雨の頃になると、境内のここそこで紫陽花が花開きます。
出典: 閑静な境内にひっそりと咲く紫陽花は、楚々として、清らか。しっとりとした風情があります。心静かな散歩を好む人にうってつけの名所です。
出典: 「真如堂」から徒歩で5,6分に位置する「吉田山荘」は、昭和天皇の義弟・元東伏見宮家別邸を改装した料理旅館。緑豊かな敷地には、宿泊者以外でも気軽に立ち寄れるカフェがあります。【画像は「カフェ真古館」内からの眺める本館入口。】
出典: 車庫として利用して建物をリノベーションした内部は、木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気。カフェの窓からは、遠く東山連峰や比叡山まで望むことができます。
出典: カフェのメニューは、珈琲や紅茶、抹茶といったドリンクの他、抹茶アイス等のスウィーツ。
【画像は、人気の甘味『お福もち』のセット。“お福もち”は、黒蜜ときなこがかかった雑穀餅。風味豊かで美味しいと評判。】
◆②SWISS coffee and plants (スイス コーヒー アンド プランツ)
出典: 「真如堂」から徒歩で6,7分、白川通沿いの「SWISS coffee and plants 」は、散策の休憩時にぴったりのナチュラルテイストのカフェ。店内は、小じんまりとしながらも、店主のセンスが隅々まで行き渡り、穏やかな雰囲気。一人旅の方にお勧めの店です。
出典: メニューは、店の雰囲気同様に、身体に優しい食材を用いた自家製のケーキやスコーン、無農薬コーヒー、自家製ジンジャーシロップソーダやレモネード等。【画像は、『本日のケーキ/かぼちゃとポピーシードのケーキ』。】
出典: 長野県産の石臼挽き小麦粉を用いた「SWISS coffee and plants 」の自家製パンと焼き菓子は、風味豊かで美味しいと人気です。
【画像は、『モーニングサービス』の自家製パンのバタートースト・ミニオムレツ・ミルクコーヒー。朝9時から営業のこの店では、11時まで美味しいモーニングが頂けます。】
元田中 / カフェ
- 住所
- 京都市左京区浄土寺下南田町39-3
- 営業時間
- 9:00~19:00
- 定休日
- 月曜、火曜
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 出典: 赤いリンゴが目印の「ポム」は、「哲学の道」にある自家製ケーキが美味しいカフェ。ちょっと一休みするのに丁度良いお店。
出典: オープンな店先に並ぶのは、店主手作りのケーキや焼き菓子。人気は、『アップルケーキ』や『リンゴと豆乳のチーズケーキ』等、店名通りに生りんごを用いた素朴な味わいが魅力のスウィーツ。併設されたカフェでは、自慢のケーキとともに、リンゴ豆乳やアップルティー等ドリンクが頂けます。
出典: ランチ時には、手作りのサンドイッチも頂けます。【画像は『ベーコンサンドセット』】
蹴上 / カフェ
- 住所
- 京都市左京区浄土寺下南田町144
- 営業時間
- [月]
12:00 - 17:30
[火]
12:00 - 17:30
[水]
定休日
[木]
12:00 - 17:30
[金]
12:00 - 17:30
[土]
12:00 - 17:30
[日]
12:00 - 17:30
■ 定休日
第2,3火曜日と毎週水曜日(祝日の場合は翌日)
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 出典: 丹塗の大鳥居や宮殿様の大極殿が印象的な「平安神宮」。
社殿を囲む「神苑」は、近代日本を代表する作庭家・小川治兵衛による京都屈指の名勝庭園で、“平安京千年の造園技法の粋を結集した”池泉回遊式庭園です。
【画像は、西神苑、白虎池の上に架けられた“八ツ橋”と花菖蒲。平安神宮の花菖蒲の種類は豊富で、伊勢系、江戸系等日本古来の200種、2000株が植えられています。】
出典: 「神苑」は、春の枝垂れ桜が特に有名ですが、陽射し眩しい頃も、素晴らしい花景色を眺めることができます。中神苑と西神苑では、季節になると豊かな緑を背景に、杜若や花菖蒲、睡蓮が、池を中心にして次々と花開きます。その眺めは、名勝庭園ならでは、京都ならではの、粋で通好みの花景色です。【杜若が美しい頃の「中神苑」。画像奥は、お休み処の東屋。】
出典: 平安神宮の「神苑」は、日本庭園を代表する傑作です。京都らしい花景色を眺めたい方、庭園に興味がある方に断然お勧めの名所です。
【画像は、秀吉により造営された三条大橋と五条大橋の橋脚を用いて架けられた、中神苑の「臥龍橋」。“「龍の背にのって池に映る空の雲間を舞うかのような気分を味わっていただく」”ことを意図して架橋しています。】
出典: 中神苑には、名勝を楽しみながら休憩できる「東屋(あずまや)」があります。メニューは、珈琲や抹茶等のドリンク、あんみつやぜんざいなど甘味です。【画像は、人気の「抹茶ロールケーキ」と、夏に美味しい「冷やしあめ」のセット。】
★杜若の見頃5月上旬~下旬 ★睡蓮の見頃:5月中旬~9月上旬 ★花菖蒲の見頃:5月下旬~6月中旬
出典: 平安神宮「神苑」の面積は、約1万坪(平安神宮全体では、2万坪)。花菖蒲や睡蓮の季節は、緑も深く、輝く頃。ゆったり周って、京都を代表する名園を存分に楽しみましょう。
出典: 南禅寺三門の南側に位置する「天授庵」は、南禅寺の塔頭寺院の一つです。幾何学模様の石、白砂、苔を配した枯山水の「方丈前庭(東庭)」と、南北朝時代の雰囲気を今に伝える池泉回遊式の「書院南庭」の二つの庭があることで良く知られています。
【画像は、苔に縁取られた畳石が印象的な方丈前の「東庭」。】
出典: また、「桔梗」の名所としても有名で、時期になると、園路や門の傍らに「桔梗」が次々と咲き開きます。濃紫の桔梗と、禅寺織りなす景色は、凛として清々しく、京都ならではの情景です。
出典: 「書院南庭」は、回遊式の池泉庭園です。紅葉の時期は、ライトアップされる人気のスポットですが、夏も緑輝き、趣きがあります。規模は小さいですが、季節には睡蓮が花開き、涼やかな眺めを楽しめます。
出典: 「平安神宮」の西側、閑静な住宅街にある「La Voiture(ラ ヴァチュール)」は、全国に知られる“タルトタタン”の名店です。アンティーク風にまとめられた店内は、落ち着いた大人の雰囲気です。
出典: リンゴがぎっしりと詰まった「タルトタタン」は、見目も味も麗しい絶品スウィーツです。仏タルトタタン協会からも表彰を受けたこのタルトは、先代から孫へと受け継がれた秘伝のレシピによるものです。
とろりとした食感、リンゴ本来の甘味と香りが、ヨーグルトの爽やかな酸味と渾然一体となった美味しさは秀逸。手作りならではの素朴さもほっとする味わいと評判です。
紅茶や珈琲などのドリンクメニュー、名物の『タルトタタン』他に、濃厚な味わいが絶品のチョコレートケーキ『オペラ』、『クルミのタルト』の二種のケーキがあります。ケーキはテイクアウト可能です。
出典: 「平安神宮」の近く、琵琶湖疏水沿いにある「メメントモリ」は、疎水べりの穏やかな雰囲気そのままの素敵カフェ。
出典: インテリアから食器に至るまで、隅々まで店主のセンスが行き届いた「メメントモリ」。岡崎の豊かな緑が望める店内は、清々しく、ゆったりと寛げる雰囲気。
出典: 店で頂けるのは、プレートランチやケーキ、ドリンク類。
【画像は、カラメルとムースのバランスと食味が抜群!と人気の『チーズケーキ シブースト仕立て』。】
出典: 人気は、様々な料理が盛り込まれた『プレートランチ』。このランチを目指して訪れるファンも多いほどの人気ぶりです。
京都の旬の野菜、豆や芋、肉や卵等など、多品目の食材を調理した料理は、それぞれ異なる味わいで美味しいと評判。ご飯は玄米や五穀米で食べ応えもあり、ヘルシーでもお腹一杯になると人気です。
【画像は、京野菜の天ぷらやスペイン風オムレツ等が付いた、ある日の『プレートランチ』。】
出典: 岡崎エリア、動物園の近くにある「菓子・茶房 cheka」は、洋菓子とカフェが楽しめる、京都の大人気パティスリー。
出典: 一軒家を改装した店は、1Fがケーキ類の販売、2Fがカフェスペースです。【画像は、2Fのカフェスペース。】
出典: シンプルで洒落た店内で頂けるのは、カフェオレや抹茶、ジュース等のドリンク類の他、季節の果実や厳選の食材を用いた自家製ケーキやスウィーツ。【画像は、茶房 チェカ の絶品!ケーキと評判の『ティラミス』。】
出典: “氷屋チェカ”となる夏の季節は期間限定で、パティスリーならではの自家製シロップがたっぷりかかった絶品のかき氷が頂けます。
【画像は、キラキラと煌めくような美しさの『かき氷 巨峰』】
出典: チェカのかき氷は、綿菓子のような軽くふわっとした食感と、果実や素材の旨味を引き出した味わいが魅力です。かき氷好きなら一度は味わいたい逸品です。
【画像は、人気の『かき氷 プリン』】
蹴上 / カフェ
- 住所
- 京都市左京区岡崎法勝寺町25番地
- 営業時間
- [月]
定休日
[火]
定休日
[水]
10:00 - 18:00
[木]
10:00 - 18:00
[金]
10:00 - 18:00
[土]
10:00 - 18:00
[日]
10:00 - 18:00
■ 営業時間
商品が無くなり次第終了
- 定休日
- 月曜日、火曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 東山三十六峰の南に位置する「智積院」は、真言宗智山派の総本山。【画像奥の建物は、弘法大師空海を祀る「大師堂」。】
出典: 「智積院」は緑深い中に、金堂や明王殿、大師堂等など、二十余もの堂塔伽藍を抱く大寺院です。長谷川等伯一門の障壁画や“利休好みの庭”があるとしてもよく知られています。【金堂裏手に咲き乱れる紫陽花】
また花の名所としても良く知られ、梅や桜、木蓮やツツジ、桔梗等などが季節に応じて咲き開きますが、中でも「智積院」の紫陽花は、特に有名です。
出典: 紫陽花の花景色が眺められるのは、本堂(金堂)周辺から墓地にかけての一帯。色とりどりの紫陽花が咲き乱れます。
出典: 紫陽花を先に紹介しましたが、智積院では、桔梗を象った寺紋を用いているように、桔梗がシンボル。
智積院は、かつて祥雲寺の寺地であった場所に建つ寺院ですが、その祥雲寺建立に尽力した加藤清正の功績を称える意味で、清正の家紋である桔梗を寺紋としています。開花時期になると、境内の此処そこで咲いていますが、一番の見所は、金堂へ続く参道の両脇です。
出典: 智積院では、金堂右手「明王殿」の傍らの池で、風雅な蓮の花も楽しめます。【画像は、ふんわり丸く咲き開く「大賀ハス」。】
■Access■
JR京都駅より市営バスで10分、東山七条下車。
京阪本線七条駅より、徒歩約10分。
★紫陽花の見頃:6月上旬~7月上旬 ★桔梗:6月中旬~9月上旬
出典: 「智積院」は、アクセス抜群で、比較的観光客が少ない割に、見所が多い寺院です。夏の頃は、名勝庭園である「利休好みの庭」では、緑美しく、清々しい眺めを楽しむことができます。一人静かに散策するのにお勧めの名所です。
出典: 茶問屋「清水一芳園」直営の、茶と甘味のサロン「茶味匠 清水一芳園」は、智積院すぐ近く。東大路通沿いに店を構えています。
メニューは、茶問屋ならではの豊富なラインナップ。抹茶や日本茶、『和三盆抹茶ラテ』や『清水珈琲』といったドリンクの他、パフェやぜんざい、ロールケーキ等、抹茶やほうじ茶を巧みに用いたスウィーツ等など。数量限定のランチメニューもあり、実に充実。
出典: 店の人気は、京都一番のパフェ『清水パフェ』と、通年で頂ける“エスプーマかき氷”『亀』。パフェは、濃厚な抹茶アイスやクリーム、抹茶羊羹等などが多彩に入り、味わいも見た目も実にスタイリッシュ。
エスプーマ氷は、ふわっとした食感とともに広がる“香り”と濃厚な味わいが格別と評判。季節限定のエスプーマ氷も人気。
【画像は『亀(宇治抹茶氷エスプーマ仕立て)』。】
七条 / カフェ
- 住所
- 京都市東山区本瓦町665
- 営業時間
- [月]
定休日
[火]
11:00 - 17:15(L.O. 17:00)
[水]
11:00 - 17:15(L.O. 17:00)
[木]
11:00 - 17:15(L.O. 17:00)
[金]
11:00 - 17:15(L.O. 17:00)
[土]
11:00 - 17:15(L.O. 17:00)
[日]
11:00 - 17:15(L.O. 17:00)
[祝日]
11:00 - 17:15(L.O. 17:00)
[祝前日]
11:00 - 17:15(L.O. 17:00)
[祝後日]
11:00 - 17:15(L.O. 17:00)
【只今、待ち時間は有りません】
⭐︎阪神百貨店梅田本店8階催事には多数のお客様にご来店頂き、誠に有難うございました。
⚠️臨時休業等:現在無し(Googleご確認ください)
■ 定休日
月曜(但し月祝営業・翌日代休)
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 京都最古の禅寺「建仁寺」の鐘楼の東南にある「両足院」は、桃山から江戸期にかけて造園された「池泉回遊式庭園」や枯山水庭園、長谷川等伯による障壁画で名高い寺院です。
出典: 通常は非公開ですが、半夏生の開花時期になると“半夏生の庭園特別公開”として一般に開かれます。
両足院には、三つの庭園がありますが、その中の一つである池泉回遊式庭園は「半夏生の庭」と呼ばれ、初夏に半夏生が一斉に咲き開き見頃を迎えます。
【画像は、池泉回遊式庭園内。池を中心に園路が設けられ、北側には庭が眺められる二つの茶室があります。】
出典: 白と緑が織りなす半夏生の花景色は、両足院ならではの眺め。初夏に京都を訪れるのなら、見逃せない花の名所です。
出典: 呈茶券付き拝観券を購入すれば、茶室「臨池亭」にて、半夏生の庭を眺めながら、抹茶と和菓子が頂けます。
【画像の和菓子は、両足院の寺紋が焼印された、塩瀬総本家の特製饅頭。】
出典: 素朴で味わい深い作家ものの器や、暮らしの道具を扱う「木と根」は、全国の雑貨ファンに知られる京都の有名店。
出典: 店に併設された喫茶室では、穏やかな「木と根」の雰囲気を味わいながら、珈琲やお茶、旬の果実等を使った自家製スウィーツが頂けます。【喫茶室は、店の隅に設けられたカウンターやテーブルで、全部で8席。】
出典: ケーキやパフェ等の自家製スウィーツは、どれも素材本来の味わいが楽しめると人気。テーブルセッティングや設えもセンス抜群と評判です。【画像は、「マロンアイスと栗の渋皮煮」。】
出典: 「木と根」で特に人気なのが、夏季(6月~9月)限定の『かき氷』。ふんわりとした氷の食感と、果物の風味が口いっぱいに広がる、自家製果実シロップが絶妙!と大人気です。
【画像は、果物の生スクイーズや自家製シロップ、白いんげん豆等など、多彩な味わいが楽しめる『かき氷』。】
◆⑨Okaffe kyoto(オカフェ キョウト)
出典: 「Okaffe kyoto」は、“バリスタ界のエンターテイナー”こと、岡田彰宏氏による、今注目の京都の人気カフェ。
坪庭に面した店内は、小じんまりとしながらも明るく、京都らしい落ち着いた空間で、ゆったりと寛げる雰囲気。
出典: メニューは、バリスタチャンピオンならではの『オリジナルダンディブレンド』や『キャラメルラテ』等、珈琲各種と軽食。
【画像は、三条の有名店「カシヤ」監修による『パンどら粒あん』。オカフェの焼印入りのどら焼は、小豆餡の味わいがダイレクトに伝わり、珈琲によく合うと評判。散策のエネルギーチャージにぴったりのどら焼きです。】
出典: 軽食のイチオシは『京都ポークのグルメバーガー』。フックラと焼き上げられたハンバーグは、ジューシーで肉の旨味がしっかり味わえ、美味と評判です。
出典: 平安末期に待賢門院が開基した「法金剛院(ほうこんごういん)」は、特別名勝庭園があることで名高い律宗寺院です。桜と紅葉の名所として人気の高い寺ですが、“花の寺”としても良く知られ、境内では季節折々に様々な花が咲き開きます。
出典: 中でも名高いのが、境内東側に広がる「苑池」や「礼堂」の周辺に咲く「蓮の花」。古くから「法金剛院」の蓮は有名で“蓮の寺”と呼ばれ、都の人々に親しまれてきました。
出典: 境内に咲く蓮の種類は、70品種にも及び、色とりどり。フォトジェニックな蓮の花と出逢えます。
出典: 蓮の眺めは、まさに“極楽浄土”。優美な姿は、この世のものとは思えない程の美しさです。
出典: 「蓮の花」が開花する前は、花菖蒲や杜若、紫陽花が庭園を彩ります。【画像は、花菖蒲。背景の緑は蓮の葉。】
出典: 由緒ある寺院ですが、荒廃復興を繰り返した歴史があり、現在の庭園は、昭和43(1968)年からの発掘調査によって復元されたものです。初夏の頃は、池周囲の散策路に紫陽花が咲き乱れ、杜若や花菖蒲が水辺を彩ります。
出典: 「渦紫陽花」や「柏葉紫陽花」等、紫陽花の種類も多く、また花菖蒲も様々。緑眩しい季節にぜひ訪れて欲しい“花の寺”です。【画像は「ガクアジサイ」】
★花菖蒲の見頃:6月上旬~中旬 ★紫陽花の見頃:6月中旬~7月上旬 ★蓮の見頃:7月中旬から8月上旬
出典: 「法金剛院」から歩いて2分、JR山陰本線「花園駅」前に店を構える「ぴちぴち金魚」。絶品のパスタが頂けることで知られる人気店です。
メニューは、珈琲やワイン、ジュース等のドリンクの他は、パスタ各種とピッツア、オムライス等のフードメニュー、チーズケーキやガトーショコラといったスウィーツ類。【画像は『フレッシュトマトとモッツァレラチーズのパスタ』】
出典: この店の人気は、もちろんパスタ。全粒粉の自家製平打ち麺は、モッチリとして噛みごたえ程良く、風味豊か。具材の旨味を活かしたソースも抜群と大評判です。
【画像は、一番人気の「カルボナーラ」。ソースは、クリーム・トマト・オイルの3種から選ぶことが出来ます。】
出典: ランチで頂くのなら、断然パスタセットがお勧めです。パスタは単品でもオーダー出来ますが、セットなら、好みのパスタと一緒に、自家製フォッカッチャとサラダが頂けます。フォッカッチャは、もっちりして味わい深く、サラダのドレッシングも秀逸と評判です。【「ぴちぴち金魚」はリピーターの多い人気店です。土日に行かれる方は事前予約がお勧めです。】
花園 / カフェ
- 住所
- 京都市右京区花園寺ノ内町4-8
- 営業時間
- [月]
11:30 - 19:00(L.O. 18:00)
[火]
11:30 - 19:00(L.O. 18:00)
[水]
11:30 - 19:00(L.O. 18:00)
[木]
11:30 - 19:00(L.O. 18:00)
[金]
11:30 - 19:00(L.O. 18:00)
[土]
11:30 - 19:00(L.O. 18:00)
[日]
定休日
■ 定休日
祝日の月曜日
- 定休日
- 日曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 子授け・安産の神様、酒造守護の神様として親しまれている「梅宮大社」。京都では、梅の名所として良く知られています。
【画像の手前は、拝殿。奥が本殿。】
出典: 「梅宮大社」の中に広がる神苑は、本殿を囲むように東神苑・西神苑・北神苑とあり、総面積は3000坪を誇ります。梅だけでなく、春の頃は、桜やツツジが咲き乱れ、初夏の頃は、杜若・花菖蒲・紫陽花・睡蓮が神苑を彩ります。
【画像は、東神苑。右の建物は、平安期の風情を今に伝える「池中亭茶室」。】
出典: 「梅宮大社」の紫陽花も名高く、梅に匹敵するほどの素晴らしさです。
出典: 「梅宮大社」では、新品種の紫陽花も積極的に植えられ、色とりどり。その数60種にも及び、500株もの紫陽花が植えられています。【神苑内の「西洋アジサイ」と「柏葉アジサイ」】
★花菖蒲の見頃:5月下旬~6月中旬 ★紫陽花の見頃:6月上旬~7月上旬
■Access■
阪急嵐山線・松尾大社駅下車(烏丸駅から約20分)、徒歩15分。
京都駅から市バス(約30分)で「「梅ノ宮神宮前」下車すぐ。
出典: 「梅宮大社」へ阪急嵐山線を利用して行くのなら、松尾大社駅近くにある「ブルーオニオン」はお勧め。地元に根付いた老舗の喫茶店です。
出典: 創業30年を誇る「ブルーオニオン」で頂くのなら、やっぱり珈琲。高級陶磁器メーカー「マイセン」の柄の名が店名になっている通り、この店の珈琲は、マイセンを始めとする見目麗しいカップで供されます。
メニューは、珈琲や紅茶、自家製ジュース、サンドイッチ等。
【画像は、人気の「ウインナーコーヒー」。】
出典: 珈琲も香り高く美味しいと評判ですが、「ブルーオニオン」へ行くのなら、名物の『カツサンド』は外せません。このサンドイッチを目指して訪れる人も多いほど。
注文を受けて作る『カツサンド』は、見た目も味もファンタスティック!ジュワ~と広がる肉汁、熱々の特製ソース、カリッと焼き上げられたトーストが三位一体となった美味しさは秀逸!と大評判のサンドイッチです。
松尾大社 / 喫茶店
- 住所
- 京都市西京区嵐山朝月町53-3 ハウスくらもと 1F
- 営業時間
- [月]
09:00 - 22:00(L.O. 21:30)
[火]
09:00 - 22:00(L.O. 21:30)
[水]
09:00 - 22:00(L.O. 21:30)
[木]
定休日
[金]
09:00 - 22:00(L.O. 21:30)
[土]
09:00 - 22:00(L.O. 21:30)
[日]
09:00 - 22:00(L.O. 21:30)
- 定休日
- 木曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 平安期に良源が開山したと伝わる「廬山寺(ろざんじ)」。
『源氏物語』の作者・紫式部の邸宅跡として、また本堂前の「源氏の庭」で良く知られる寺院です。
出典: 庭園は、平安絵巻を眺めるような雅で清々しい眺め。白砂敷き詰められ、絵巻物の雲を象った苔の上には、紫式部の名にちなんだ紫の桔梗が植えられています。
涼やかで凛とした花姿と、枯山水の取り合わせは、紫式部の才気さえも感じさせる美しい花景色です。一人静かな時を過ごした方にお勧めの名所です。
◆⑫FACTORY KAFE 工船 (カフェ コウセン)
出典: 「FACTORY KAFE 工船」は、河原町今出川交差点から徒歩数分の雑居の2階。ネルドリップで丁寧に淹れる珈琲が大評判の穴場カフェです。【画像は、雑居ビル入口。】
出典: 焙煎所を兼ねた店内は、珈琲の香りに包まれ、食器や焙煎機等が雑駁に並んで、ノスタルジックな雰囲気。雑貨好き、カフェ好きを虜にする洒落た空間です。
【画像は、ネルドリップで淹れる「アイス珈琲」。】
出典: 店で頂けるのは、世界各地の豆を自家焙煎した、香りも深みも抜群の珈琲各種、紅茶やトースト等。珈琲豆も販売しています。【画像は『コーヒーフロート』。】
出典: 「katte」も隠れ家的な洒落たカフェ。シンプルで洒落た店内は、女子旅にぴったりの寛げる空間です。
出典: 「katte」は、小じんまりとした店構えながらも、メニューは実に豊富で、味も抜群と評判のお店です。
珈琲からアルコールまで、ドリンクメニューが各種揃う他、フードメニューも実に充実しています。カレーやパスタ、自家製ベーグルのサンドや自家製ケーキ、お酒に合う一品料理まで、どの時間帯に訪れても楽しめるラインナップです。
【画像は、『クリームチーズ&サーモンのベーグルセット(ドリンク付)』】
出典: 中でも、自家製ベーグルは、もっちりとして風味豊かと評判。人気は、ベーグルに自家製小豆餡を挟んだ『あんバターサンド』。おやつにぴったりのスウィーツです。
神宮丸太町 / カフェ
- 住所
- 京都市上京区荒神町120 平田ビル 1F
- 営業時間
- 12:00~21:00
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 京都の有名甘味処の一つ「みつばち」は、手づくりの“あんみつ”が絶品の店。
出典: 人気の秘密は、千葉県千倉産の天草を煮出して作った自家製寒天と、特製の蜜。風味豊かな寒天は、ぷるんとした食感が抜群。沖縄波照間島産の黒糖から手づくりした黒蜜もさらりとした甘さが自慢です。黒蜜と自家製寒天のマリアージュは、堪らない美味しさです。【画像は、北海道産の赤えんどうがたっぷり入った「豆かん」。】
出典: 店の人気は、やっぱり『あんみつ』。あんみつと一口に言ってもバラエティ豊かです。
白玉・抹茶クリーム・バニラクリームの3種のあんみつを基本に、白玉や抹茶アイス、杏等をトッピングで追加出来る他、抹茶やところてん等と組み合わせたセットメニューもあり、お腹に合わせてチョイス出来ます。
【画像は『抹茶クリームあんみつ』にバニラアイスをトッピング。】
出典: 平安遷都とともに建立された、真言宗の総本山「東寺(とうじ)/教王護国寺(きょうおうごこくじ)」は、京都のランドマーク的シンボル「五重塔」で、よく知られる世界遺産の寺院です。
出典: 東寺は、世界遺産として規模の内容を誇り、寺宝、文化財に溢れ見所が多い寺院ですが、境内に咲く“蓮”も見事です。歴史的文化財を背景に咲き開く“蓮”の眺めは、京都ならではのしみじみとした景色です。
東寺は京都駅から徒歩圏内なので、夏季に京都を訪れるのなら、ちょっと立ち寄るのにお勧めの名所です。
出典: JR京都駅の八条口近くの「喫茶なかむら」は、煉瓦造りの建物が印象的な昔ながらの喫茶店。店内も外観通りのレトロで落ち着いた雰囲気です。モーニングや、ちょっと休憩するのに便利な店で、値段も懐に優しく良心的。京都駅構内の騒々しさを逃れたい方にもお勧めの店です。【画像は『ブレンド』と、フックラと香ばしい『トースト』。】
出典: 山科の門跡寺院「「勧修寺(かじゅうじ)」は、真言宗山階派の大本山。国宝『刺繍釈迦如来説法図(勧修寺繍帳)/奈良国立博物館蔵』が伝わる寺院として、桜の名所として、名が通る寺院です。
【画像は、夏の盛りの「氷池園」。奥は「観音堂」。】
出典: 緑豊かな「勧修寺」は、隠れた花の名所。梅や桜はもちろんのこと、5月から夏にかけては、藤、杜若、花菖蒲、睡蓮、半夏生、蓮と次々と咲き継ぎ、豊かな花景色を満喫できます。【画像は、氷室池に咲く杜若と睡蓮。】
出典: 堂宇と花々が織り成す景色は、歴史ある「勧修寺」ならではの眺め。木立も深く、境外の喧騒を忘れさせる程。【花菖蒲と睡蓮】
出典: 半夏生は「両足院」の方が良く知られていますが、勧修寺の半夏生も、野趣溢れて、見事な眺めです。
出典: 観光客が比較的少ない「勧修寺」は、のどやかな散策を楽しむ方に、お勧めの花の名所です。【氷室池に咲く睡蓮】
★杜若の見頃:5月初旬から下旬 ★花菖蒲の見頃:5月下旬~6月上旬 ★睡蓮の見頃:5月中旬~6月下旬
★半夏生の見頃:6月下旬~7月中旬 ★蓮の見頃:7月中旬~8月下旬
出典: 地下鉄東西線「小野駅」近くにある「カフェトライアングル」は、“安くて美味しくて居心地の良いお店”がコンセプト。「社会福祉法人からしだね」が運営する、セミセルフ、バリアフリーのお店です。
出典: メニューは、珈琲やソフトドリンクの他、日替わりランチやオムライス、パスタやカレーライス等などがあり実に充実。アイスクリームやパウンドケーキ等のスウィーツメニューもあり、使い勝手の良いお店です。
【画像は、『卵サンド』。パンも卵焼きもボリューミーで美味と人気。】
出典: 特に評判の高いのは、日替わりの4品プレートに、ミニサラダや16穀米ご飯がセットになった『日替わりランチ』。安くてボリューミー、身体にも優しい味わいと大好評です。
出典: “学問の神様”と“馬の神様”として信仰される「藤森神社」は、平安遷都以前から当地に鎮座する古社。紫陽花の名所としても良く知られ、季節になると紫陽花で埋め尽くされる「紫陽花苑」が一般に公開されます。
出典: 「藤森神社」の紫陽花は、柏葉アジサイやアナベル等、種類も様々で色とりどり。株数は、3,500にも及びます。「紫陽花苑」は、季節限定で開苑される花の園です。例年6月上旬から約一ヶ月のみ開かれています。詳細は、公式サイトへ。
■Access■
京阪墨染駅下車徒歩7分
JR藤森駅下車徒歩5分
市バス藤森神社前下車
(京都駅から京阪墨染駅までは、約15分。近鉄線利用し近鉄丹波橋駅で乗り換え徒歩2分、京阪本線・丹波橋駅へ。JR藤森駅までは、JR京都駅から奈良線で約8分)
出典: 「ゲベッケン本店」は、藤森神社から徒歩で15分、藤森駅から歩いて7,8分の住宅街の中にあるベーカリー。地元で愛される地域密着の店ですが、その味を求めて遠方からはるばる足を運ぶファンも多い人気店です。
“ゲベッケン”とは、「焼いたもの」という意味のドイツ語。その名通りに、ハード系や食事系、お惣菜系やスウィーツ系と様々な種類の焼き立てのパンが所狭しと並び、ショーケースにも自家製ケーキがやスウィーツが並んでいます。
出典: 「ゲベッケン」では、常時70種程のパンが並びますが、中でも人気なのが、アイデア満載の創作パン。
特に人気を博しているのが『京・だし巻食堂』。赤穂の卵を用いた“出し巻き卵”を柔らかな食感のパン生地で包んだ絶品パンです。トッピングのマヨネーズと天かすがアクセントになって、抜群の美味しさと評判です。
出典: 「ゲベッケン本店」では、広い店内に併設されたイートインスペースで焼き立てパンが頂けます。イートインスペースは、1階だけでなく2階もあるので、ゆったりとランチやカフェが楽しめます。
出典: イートインには、多少の決まりごと(ドリンク・サラダ・スープのワンオーダー等)がありますが、この店のパンは総じて単価が安く、珈琲も本格的なので、お財布に優しく、満足の食事が頂けます。
【画像は『モーニングセット』のハニーバタートースト。中はふんわり、外はカリッの絶品トーストです。】
出典: 焼き立てパンをイートイン出来る他、モーニングやランチメニュー、ティータイムメニューもあります。
ランチは、カルボナーラや、ペペロンチーノ等のパスタに、スープ・サラダ・本日のパンをセットにしたもの。ボリューミーで美味しいと評判。前菜とドリンク付きのランチセットもあります。
藤森 / カフェ
- 住所
- 伏見区深草西浦町6-70
- 営業時間
- [月]
07:00 - 18:00
[火]
07:00 - 18:00
[水]
07:00 - 18:00
[木]
07:00 - 18:00
[金]
07:00 - 18:00
[土]
07:00 - 18:00
[日]
07:00 - 18:00
■ 定休日
年末年始
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 出典: 上賀茂神社から徒歩10分程にある「大田神社」は、上賀茂神社境外摂社。この神社の参道東側には、日本三大カキツバタ自生地の一つとして数えられる「大田の沢」があります。【画像は「大田神社」の拝殿。】
出典: 国の天然記念物にも指定されている大田の沢の“カキツバタ群落”は、平安期には和歌に詠まれ、尾形光琳の『燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)』のモチーフになったと伝わります。
出典: 杜若が一斉に咲き開いた光景は、都ならではの雅で清廉な花景色。京都好きなら一度は目にしたい眺めです。
出典: 「賀茂窯」は、「大田神社」から10分ほど歩いた賀茂川沿いにある、陶芸工房に併設されたカフェ。賀茂川の景色が楽しめる店内は、白を基調して明るく、ゆったりと寛げる雰囲気。
出典: 店で頂けるのは、珈琲や紅茶、有機ジュース等のドリンク類、モーニングセットや週替りの定食やマクロビご飯、野菜や雑穀をたっぷり使った丼やバーガー等など。器は全て工房オリジナル。料理もオリジナリティに溢れ、身体に優しいものばかりです。
【画像は、モーニングセットの『タマゴグラタントースト』。トーストは各種あり、セットは、サラダ・ドリンク付き。】
出典: ランチなら、『週替わり定食』がお勧め。メイン料理に、サラダ、小鉢、自家製味噌のみそ汁、自家製ぬか漬け、京都産の玄米ブレンドのご飯が付いています。ボリューミーで、味わい深く、心もお腹も満足する絶品定食です。
【画像は、ある週の定食。メイン料理は、「ポークチャップ」。】
◆⑲Radio Bagel (レディオベーグル)
出典: 「Radio Bagel」は、大田神社から徒歩で10分ほどに位置する、北山で大人気のベーグル店。近隣の方はもちろん、遠路はるばる来店するリピーターも多く、閉店時間前に売切れてしまうことも多い程の有名店です。
出典: 「Radio Bagel 」で販売するのは、プレーンやクルミ、いちじくやシナモンレーズンといった10種以上の「ベーグル」と「ベーグルサンドイッチ」、マフィン、ホットコーヒー等。店内には、旅行者に嬉しいイートインスペースも設けられています。
出典: 「Radio Bagel 」のベーグルは、艷やかで見目麗しく、食味豊か。
引きのある生地は、カリッとしてモッチリして、噛み応えがあり、小麦本来の旨味や甘味、香りをしっかりと味わえます。今までの人生で一番美味しい!と言うファンもいるほど。リピーターが多いのも頷ける絶品ベーグルです。
出典: 絶品ベーグルならではの、サンドイッチも見逃せません。プレーンクリームを挟んだシンプルサンドの他、スモークチキンや生ハム等を用いた週替りのサンドイッチが数種用意されています。ベーグルは、好みのものがチョイス出来るのも嬉しい限り。週替りの内容については、HPで確認してみましょう。
【画像は、人気の「ロックス」。スモークサーモンとクリームチーズ、オニオンが入った定番のベーグルサンドです。】
◆⑳THE PANCAKE ROOM (ザパンケーキルーム)
出典: 地下鉄烏丸線「北山駅」から徒歩5分程に位置する「THE PANCAKE ROOM (ザパンケーキルーム)」は、京都で最近注目の人気店。店名通り、パンケーキが自慢のハワイアンスタイルのカフェです。
出典: 一枚一枚、注文を受けてから焼き上げられるパンケーキは、リコッタチーズ入りで風味良く、見た目通りに食味柔らか。ふんわりシュワシュワっとした食感が堪らない美味しさと評判です。
【画像は、食事系の『ベーコンエッグパンケーキ』】
出典: メニューは、スウィーツ系や食事系のハワイアンスタイルのパンケーキ各種、珈琲やアサイスムージー等のドリンク、サンドイッチ、パフェ等など。
平日は11時開店で、土日祝日は朝9時から営業。平日のランチ、土日祝日のモーニングなら、絶品パンケーキがドリンクとセットでお得に味わえます。【画像は、ランチでもモーニングでも頂ける『ハワイアンクラッシックパンケーキ』】
出典:
京都は、“花の都”。
風雅に、優雅に、都の景色を彩るのは、季節に咲く花々。
歌に詠まれ、着物に写され、菓子に象られ。
花無くしては、京の文化、日本の文化は、これ程までに成熟しなかったかもしれません。
色も。形も。儚げに散りゆく様も。
花は、一心に咲くことで、私たちに様々な気づきを与えてくれます。
【「東寺」の蓮】
出典: 夏の花が開く頃は、緑も眩しい季節。
この時分に旅をするのなら、ぜひ京都で、あなたらしい“花散歩”を楽しんで下さい。
あなたが好む、都ならではの“花景色”に、きっと出逢えるはずです。
【「智積院」の紫陽花】
【「平安神宮」神苑に咲く睡蓮】