店内に入るとまず目を奪われるのが、吹き抜けに存在感を放つシャンデリア。2階へと続くらせん階段も、昔から変わらないレトロな雰囲気。

1階の天井には、バブルを思わせるオレンジの装飾が今でも健在。店内の隅々までチェックしたくなります。

アメリカンに来たら必ず食べてほしいのが、昔ながらのふわふわのホットケーキ。メイプルシロップではなく、普通のシロップでいただくホットケーキは、お母さんが作ってくれたホットケーキを思い出す優しいお味。

あんこがたっぷり乗った小倉ホットケーキも人気。半分はそのまま、半分はあんこをたっぷりつけて二度楽しむのがおすすめです。

ホットケーキと並んで人気なのが、パンからはみ出るほどのボリュームのビーフカツサンド。カツにかかっているソースが絶妙で、リピートしたくなります。

店の入り口には、チケットブースをイメージしたメニュー看板が。旅のはじまりを想像させてくれる素敵な演出です。

入り口の前にも舵（操舵輪）がディスプレイされ、客船らしい演出が。その上のポパイの看板もかわいくて、お店に入るまでにたくさん写真を撮りたくなります。

丸窓からは道頓堀川が見え、本当に船の中にいるかのよう。都会の真ん中で船旅気分を味わえる贅沢な空間です。

キャビンのイメージキャラクター、ポパイもレトロな雰囲気を演出。ポパイが船長をつとめる客船に乗っていると思うと、ワクワクしてきますよね。

カップにも、舵を切るポパイの姿が。SNSにあげたくなるポイントがいっぱいで、ついつい長居してしまいそう。

ボリュームたっぷりの「ミックスサンド」はモーニングメニューとしても人気。そのままでも、もちろんおいしいのですが、一緒に運ばれてくる塩をかけていただくと、味が変わって二度楽しめます。

こちらは女性に人気の「野菜サンド」。シンプルな具材ながらも、バランスのいいボリュームで食べごたえ十分。こちらも塩を少しかけて変化を楽しんで。

カフェとしての利用はもちろん、ビールやサワー、ウイスキーなどのアルコールが楽しめるのもマヅラの魅力。ボトルキープも可能で、何度も通いたくなります。

今では目にすることも少なくなった昔ながらの食器に出会えるのも純喫茶の醍醐味。ふっくらとしたフォルムが懐かしいグラスに注がれたアイスコーヒーは、レトロな雰囲気を演出してくれます。

プリンやアイス、フルーツがたっぷり盛られた「プリンローヤル」は、ドレミの看板メニュー。お友達同士でシェアして楽しめる懐かしいお味。

あんこがたっぷり乗った「フルーツパフェ」も人気。アイスや生クリームとの相性も抜群で、ボリュームたっぷりでもペロリと食べてしまいそう。

店内には、今ではあまり見かけなくなったモダンなステンドグラスが存在感たっぷり。やさしく差しこむ光に、時間を忘れてくつろぐことができます。

1階・2階・半地下という3フロアのつくりも独特。それぞれのフロアで雰囲気が違うので、通うごとに座る席を変えるのもおすすめです。

女性客が多いビクターでは、パフェやあんみつなどのデザートメニューが充実。チェリーやウエハースが乗ったアイスクリームに懐かしさを感じる方も多いはず。