地図でわかるコース作り!エリアで見る函館市内観光のツボ
数えきれないほどある函館の見どころ。賢くめぐるためには、まずは函館駅を中心に、市内の「エリア」の位置関係を把握してみましょう。大まかな移動コースを想定したり、宿泊場所を選んだりと、旅のプランを立てるときに便利ですよ。
「函館駅エリア」………ランドマークはJR函館駅。駅前には朝市と市電の駅があり、移動の拠点になる地点です。
「五稜郭エリア」………ランドマークは五稜郭。五稜郭タワーや函館奉行所などのほか、飲食店も多数あります。
「ベイエリア」…………ランドマークは金森赤レンガ倉庫。ショッピングやグルメ、海辺の景観を満喫できます。
「元町・函館山エリア」ランドマークは元町公園。教会群や函館山の夜景など、函館らしい景観を楽しめる場所。
「湯の川温泉エリア」…ランドマークは市電・湯の川温泉駅。トラピスチヌ修道院など、昔ながらの名所もこちら方面です。
出典: JR函館駅は、札幌からの特急列車や、北海道新幹線と接続する「道南いさりび鉄道」が乗り入れる、まさに函館の玄関口。駅前には函館名物「朝市」があり、早朝からにぎわいます。居並ぶお店で海鮮丼を楽しんだり、お土産を購入したりと楽しみがいろいろですよ。
JRだけでなく市電やバスターミナル、レンタカーの窓口などが集約し、市内外の各エリアへ向かう観光ルートの中心地として機能しています。
出典: 函館駅の北東、星形の城塞公園が五稜郭です。ヨーロッパの城郭都市をモデルに安政4年(1857)着工、元治元年(1864)にほぼ完成をみました。「函館御役所」として蝦夷地の統治の拠点となったのはわずか4年ほどと短い間。時代は幕末、新政府軍と旧幕府脱走軍による戊辰戦争は、北上しながらやがて函館へ。函館港や五稜郭は最後の決戦の地となりました。新撰組副長・土方歳三が戦没した場所としても知られています。現在は春は桜の名所として、秋には鮮やかな紅葉を楽しめるスポットとして人気です。
2006年に五稜郭の全貌を楽しめる五稜郭タワーが誕生し、2016年で10周年を迎えます。函館グルメを楽しめる飲食店なども多く、観光の中心地として新たなにぎわいを見せています。
出典: 歴史ある建物や港の風情を楽しみたいならベイエリアへ。金森赤レンガ倉庫群は明治2年、初代渡邊熊四郎が「金森洋物店」を開いたことに端を発します。現在はたくさんのお店が立ち並び、ショッピングやグルメなど、季節や天気を問わず楽しめるスポットに。12月には華やかな「クリスマスファンタジー」が開催され、ロマンティックなムードがたっぷりです。
出典: ベイエリアでは、ちょっと贅沢に遊覧船でのクルージングを楽しむのも素敵です。カフェクルーズは函館のビュースポットを船上から楽しむ30分程度のクルージング。最終便のナイトクルーズはゆったり60分楽しめます。
ベイエリアに行くなら、市電の最寄り駅は「十字街駅」。ベイエリアは函館駅エリアと元町・函館山エリアの中間にあるので、二つのエリアをめぐる間の休憩スポットとしてもおすすめです。
“ここぞ函館”らしさが凝縮。「元町・函館山エリア」
出典: 数々の洋館や教会群、二十軒坂や八幡坂、そして函館山の夜景。絵葉書のような、いかにも函館らしい雰囲気や景観を楽しめるのが「元町・函館山エリア」です。カメラ片手に坂を登り下りしながら観光を楽しみ、洋館や古民家を利用したカフェで休憩。ゆったり時間をとって歩きたいエリアです。
出典: 函館に来たらぜひ見たいのは、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三ツ星に選出されたこともある函館山の夜景。気温が低く空気が澄む秋冬は夜景見物にぴったりです。夕暮れも美しいですが、海に光が差す早朝も格別の眺め。ロープウェイは営業していませんが、混雑しない時間に極上の景観をカメラに収めるなら、タクシーを飛ばして行く価値があるかも!?
元町エリアの散策には、市電の「十字街駅」または「末広町駅」を起点に、坂を上がっていきます。末広町駅の上にあたる「元町公園」には、旧函館区公会堂や函館市旧イギリス領事館(開港記念館)など、函館の歴史が凝縮されています。
湯けむりと漁火にほっこり、しっとり。「湯の川温泉エリア」
出典: 松前藩の時代から開かれている歴史ある温泉・湯の川温泉は、北海道の三大温泉郷のひとつに数えられています。漁火を眺めながら入浴できる温泉宿などもあり、風情たっぷり。湯の川温泉の発祥地「湯倉神社」にお参りしたり、街角の和菓子屋でお団子をつまんだりと、湯めぐりの間の散策も楽しめます。
湯の川温泉へは市電でアクセス。周辺には函館市熱帯植物園、函館香雪園(見晴公園)、トラピスチヌ修道院などの見どころが点在しています。
市内を周遊するなら、市電・バスの一日乗車券がオススメ!
自分でコースを作るときに欠かせない足が、市内の主な観光地をカバーしている「市電」です。一日乗車券を買って、気軽に乗降しながら街めぐりをするのに便利です。
出典: 湯の川温泉から五稜郭を経由し、函館市街地を通り抜ける函館市電は、市内観光の強い味方。レトロな外観の箱館ハイカラ號は、平成28年度は10/31まで運行しています。
函館市電は、西側が2系統に分かれています。十字街から西側に行くときは乗り間違いのないよう気をつけて。
出典: 市内観光に便利な1日乗車券。1日券・2日券がある市電・バス共通券のほか、さまざまな種類のお得な乗車券があるのでチェックしてみてくださいね。
コースいろいろ、おまかせで見どころ周遊!便利な「観光バス」
「初めての函館、各エリアの見どころを効率よく回りたい!」「市電では行けないエリアまで足を伸ばしたい」「坂の多いエリアを、子供を連れて歩き回るのはちょっと心配」そんな人にオススメなのが市内観光バスです。目的やエリアに合わせて複数のコースがあるので、旅の目的にあわせて選んでみては。
出典: 観光地をめぐる、夜景を楽しむ、大沼公園や松前城など近郊まで足を伸ばす、新幹線のある新函館北斗駅へ接続…など、観光バスだけで10種類以上のテーマやコースがあります。例えば、市街地から離れた「トラピスチヌ修道院」も、バスでなら楽にアクセスできますね。
「札幌から函館入りしたい」もしくは、「函館のあとは、札幌まで周遊したい!」ただし、予算は控えめに…そんなときには長距離バス「高速はこだて号」が便利です。大人片道4,810円なので、JR片道料金8,830円よりかなりおトク。往復利用や学割などを利用すれば、さらに予算を抑えることができます。※運賃は平成28年9月現在の価格です。
【函館・鉄板グルメ♡】絶対外せない!海鮮から洋食まで。
出典: 函館といえば「イカ」。朝市や海鮮居酒屋など街のあちこちで、生きたイカをさばいたイカソーメンを味わうことができます。ところで、季節によってイカの種類が違うのを知っていますか?「真イカ」と呼ばれるスルメイカは、6月〜11月が漁期。肉厚でしっかりした歯ごたえが特徴です。もう一つは、1月中旬~2月にかけて獲れる細身のヤリイカ。身は薄くて柔らかく、上品な味わいです。
出典: 朝市とベイエリアに店鋪を持つ「きくよ食堂」は昭和31年創業の老舗。お米は道産ゆめぴりか、そのほかいくら・かに・うになどそれぞれの素材にこだわりを持っています。
出典: もちろん、透き通った新鮮なイカソーメンも楽しめますよ。
出典: 記念日旅行などの、ちょっと贅沢なディナーで訪れたいのが、朝市に近い一角にある「うにむらかみ」です。うに加工会社直営店ならではの”無添加の生うに”をふんだんに使った料理が人気。写真は、一品料理の中でも特に人気の「自家製うに屋のウニグラタン」。
出典: 北海道では回転寿司もクオリティが高く、「回らないお寿司」に勝るとも劣らないお寿司を楽しむことができます。鮮魚店直営の「まるかつ水産」は、函館ならではの地魚を、獲れたての鮮度で味わえる人気店です。
出典: 「ラッピ」の愛称で地元民にも親しまれているのが「キングオブ・函館B級グルメ」ラッキーピエロです。市内にいくつもお店があるので、気軽に立ち寄ってみて。甘酢味の大きなチキンを挟んだ「チャイニーズチキンバーガー」が人気です。
出典: 函館B級グルメで、もう一つ人気なのが「ハセスト」こと「ハセガワストア」のやきとり弁当。「やきとり」と言いながら豚肉の串焼きが入っているのに驚く人も多いかもしれませんが、道南エリアではこれが一般的なのだとか。「たれ」「しお」のほか、「塩1本、たれ2本」の「MIX」という裏オーダーもあるそうです。
出典: ベイエリアでは「ラッピ」と「ハセスト」が仲良く並んでいます。どっちに入ろうか、どっちも食べちゃおうか、迷いますね!
出典: 札幌は「味噌」、旭川は「醤油」、そして函館は「塩」と、地域によって主流が変わる北海道ラーメン。函館を代表する「あじさい」は創業80年を超える名店で、市内では五稜郭エリアの本店をはじめ4店舗があります。塩ラーメンは、あっさりしながらも深い旨味とコクがある透明のスープに、こだわりのストレート麺がよく合います。サイドメニューの餃子も食べごたえがあってオススメ!
出典: 鎖国時代にいち早く開国していた函館。洋食をはじめとする外国文化は、新しもの好きの函館っ子たちに歓迎されました。明治12年創業、ロシア料理を出す店として始まった五島軒。二代目が帝国ホテルで修行して創り上げたカレーは、今でも看板メニューとして不動の人気です。中でも「リッチ鴨カレー」は天皇・皇后両陛下が召し上がった味であり、またテレビなどでも度々紹介される名物料理です。
出典: 函館で本格的なスペイン料理を味わえる名店が「レストラン・バスク」。スペイン北部のサン・セバスチャンで修行した深谷宏治オーナーシェフが腕をふるう料理は、スペインの伝統料理をしっかりと踏まえつつ、地元函館の魚介や肉、自家栽培も取り入れた有機野菜など、素材からこだわったものばかり。天井から吊るされた生ハムがインパクト大!
洋食・カフェ「TACHIKAWA CAFE」(元町エリア)
出典: 和洋折衷の歴史的建築が数多く建つ函館。中でもどっしりと重厚な雰囲気の中で食事を楽しめるのが、北海道函館の元町地区にある国重要文化財【太刀川家住宅店舗】を利用した「TACHIKAWA CAFE」。ランチやカフェメニューなど気軽に利用できるメニューが揃っているのも嬉しいところです。
おいしく食べて、お土産にも♪テイクアウトグルメも充実!
出典: スナッフルスの「チーズオムレット」は2000年誕生。ふんわりとろけるスフレタイプのチーズケーキは、航空会社の客室乗務員の口コミから人気に火がつきました。本店ほかいくつかの店舗では、イートインができるティールームも備えているので、お土産とは別に、直営店でしか扱っていない生ケーキなども味わってみては?
スイーツ「アンジェリック・ヴォヤージュ」(元町・函館山エリア)
出典: 今、函館で行列必至の人気スイーツ店といえば「アンジェリック ヴォヤージュ」。その場でいただくなら「賞味期限30分」のフレッシュなクレープ、お土産には、北海道の生クリームを「最幸(さいこう)の」ガナッシュで包んだ「ショコラヴォヤージュ」がオススメです。
和菓子「五勝手屋羊羹」(函館市・江差町ほか複数で取扱)
出典: 真っ赤な筒型パッケージでおなじみの「五勝手屋羊羹」も、伝統ある銘菓です。遡ること慶長年間(1596年~1615年)、函館にほど近い江差の街に渡り住んだ人々が、蝦夷地で初めて小豆の栽培に成功したことが始まりといわれています。
出典: 函館名物の「いか」をお土産にするなら、「塩辛」が定番ですが、中にはこんなアイディア商品も!パッケージはユーモラスですが、製造会社は創業75年の老舗。おいしさはお墨付きです。
出典: 主に函館の東側海岸で採れる、珍しい昆布が「がごめ昆布」。食物繊維が豊富で、強いねばりが特徴。整腸作用や血液の若返りなど、女性に嬉しいヘルシーな食材として人気です。
出典: 酪農が盛んな道南エリアでは、乳製品も豊富。トラピストバターは、中世から続くフランスのシトー会修道院の伝統的な製法を受け継いで作られる香り高い発酵バターです。函館ベイエリアの土産店、函館駅売店、空港売店などで購入できます。
出典: 函館牛乳の工場敷地内にある小さなお店が「あいす118」。函館近郊でとれた新鮮な生乳だけを使って、フレッシュなアイスクリームやチーズ、ヨーグルトを製造しています。お土産用に地方発送もOK。季節によっては牛とのふれあいもできるので、子供と一緒に行っても楽しめますよ。
畜産品「函館カール・レイモン」(元町・函館山エリア)
出典: 大正14年、ドイツのマイスター、カール・レイモン氏が函館にハム・ソーセージ製造所を作りました。ドイツ伝統の技術で丁寧に作られる本物の味は、当時の栄養状態が良くない日本人を、おいしいハムやソーセージで元気にしたい、という想いから生まれています。元町にある「レイモンハウス元町店」では、焼きソーセージやホットドッグなどを店頭で味わうことができます。
出典: 元町エリアを散策中、雨が降ってきたら…近くのカフェで雨宿りもいいですが、歴史的な建物を訪ねてみるのはいかがでしょうか?例えば、元町公園に建つ旧函館区公会堂は、明治43年(1910年)に建てられたもの。ブルーグレーとイエローが映える外観が有名ですが、内部も美しい意匠で満たされて見どころたっぷりなんです。
出典: 函館区公会堂で人気の体験メニューが、華麗なドレスを着て館内で撮影ができる「ハイカラ衣装館」。天候によっては外のテラスは厳しいですが、館内の広間や廊下でも素敵な写真が撮れます。男性用・子供用の衣装も揃うので、カップルや家族での記念写真を残すのもいいですね。
函館市青函連絡船記念館 摩周丸(駅前〜ベイエリア)
出典: 八幡坂から海を見下ろすと、一隻の大きな船が見えます。これが、函館市青函連絡船記念館「摩周丸」。1988(昭和63)年3月13日の青函連絡船最後の日まで運航していた本物の船です。現在は実際の乗り場であった旧函館第二岸壁に係留され、内部を見学することができます。乗り場は函館駅の近くにあります。
出典: 船内では操舵室や消音室などを見学できます。また、3階サロンには無料休憩所のほか喫茶コーナーがあり、海から函館山や旧市街を眺めながらくつろげます。その他、青函連絡船のあゆみについて知ることのできる企画展や、映像・図書コーナーなども。
出典: 北国での雨や雪の日は、寒さがしみてきますよね。そんな日は、あれこれ欲張るプランはいったん忘れて、温泉でのんびり過ごしてみては?湯の川温泉は、函館の市街地から市電にコトコト揺られて30分ほど。宿に宿泊しなくても、日帰り温泉で名湯をたっぷり楽しめます。
展望風呂からの眺めがすがすがしいところや、源泉掛け流しの老舗旅館、ゆったりランチがセットになった日帰りプランのある宿など、複数の温泉で日帰り入浴を楽しめます。付近には湯倉神社や、下で紹介する熱帯植物園などの見どころも。
出典: 函館駅から徒歩1分の函館朝市。屋外の通りを歩いてお店めぐりをするイメージが強いかもしれませんが、実は、市場内の多くのお店は建物の中にあり、季節や天候にかかわらず、屋根の下で快適に市場めぐりや飲食を楽しめるんです。建物は「どんぶり横丁市場」「えきに市場」「函館朝市ひろば」の3つ。いけすから活イカを釣り上げ、その場でさばいてもらって食べられる「イカ釣堀」は、「えきに市場」で行っています。
番外編:さらに市場めぐりを極めるなら…地元民が集まる2つの市場へ!
観光客向けの店だけじゃなく、地元民が集まる市場でお買物を楽しみたい!そんな方に、ふたつの市場をご案内。どちらも市電の函館駅から五稜郭方面へ乗車。自由市場は「新川町」、中島廉売は「堀川町」で下車するとすぐそこです。同じ路線上にあるので、市場のはしごも楽しめますよ。
出典: プロの料理人も仕入れに来店する地元の市場が、昭和20年誕生の「はこだて自由市場」。新鮮なお刺身をその場でお造りにしてもらって、店内のフードコートで食べるのもOK。干物などの加工品は地方発送もできるので、おいしい北海道の魚をお土産にいかがでしょう?
出典: 函館市民の台所と呼ばれる「中島廉売」は、昭和初期にまで歴史を遡る昔ながらの商店街。鮮魚店では店頭に並ぶ魚の種類の豊富さと安さにびっくり。立ち食い寿司は安くて美味い!と密かな人気。たい焼きやクレープなどの甘味もお楽しみです。
子供と一緒に函館観光♪ファミリーで楽しめるスポットは?
出典: 湯の川温泉にほど近い、函館市熱帯植物園。温室には約30種・300本の熱帯の花々が咲き誇ります。園内には遊具やちびっこ広場、ミニウサギとのふれあいコーナー、温泉熱を利用した足湯などがあり、子どもたちも楽しく遊べます。
出典: 函館市熱帯植物園の名物といえば、「サル山」。冬季(12月〜GW)には、温泉に入ってくつろぐニホンザルが見られます。サルたちに餌やりもできますよ。
出典: 函館山の東側にある函館公園は、2016年秋公開の映画「オーバー・フェンス」のロケ地にもなった場所。園内には遊園地「こどものくに」があります。園内の観覧車は、昭和25年に大沼国定公園に設置されたものを移設してきた、国内でも最古と言われるものです。大規模ではありませんがゆったりと寛げる遊園地で、ノスタルジックな時間を楽しんでみては。
出典: こども新幹線は、北海道新幹線の開業をうけて車両をモデルチェンジ。車掌さんの帽子をかぶって記念写真をパチリ。
出典: 上では「B級グルメ」として紹介したラッキーピエロですが、市街地から少し離れた峠下総本店は、街中の店舗とは違い、まるでテーマパークのような大空間。入るとまず、真っ赤な巨大椅子がお出迎え。ここに座ると財運に恵まれ、お金持ちになれる!というジンクスがあるそうで、子供から年配の方まで、次々に座って撮影を楽しんでいます。
出典: 等身大(!)のキリンに顔はめパネル、店舗の奥には実際に動くメリーゴーランドや巨大な熊のぬいぐるみも。外には広いテラスがあり、夜にはライトアップも楽しめます。食べて、遊んで、外遊びができない天気や季節でも、ここなら子供たちも満足してくれそうです。
紅葉シーズン到来♪定番から穴場まで、秋の函館を楽しもう!
出典: 湯の川地区の高台に位置する「見晴公園」内にある「香雪園(こうせつえん)」。市内有数の豪商であった岩船家が、1890年代に別荘として造成した風景式庭園です。レンガ造りの温室や渓流、茶室様式を取り入れた書院造りの園亭など、変化に富んだ日本庭園を見ることができます。
出典: 紅葉シーズンの庭園をライトアップするイベント「はこだてMOMI-Gフェスタ」は、2016年10月22日(土)~11月13日(日)。昼間とはまた違う、神秘的な庭園の姿を楽しむことができます。ライトアップは16:00〜21:00,夜間は冷え込みますので、暖かい服装でお出かけくださいね。
出典: 春は桜の名所として有名な五稜郭ですが、秋には紅葉も楽しめます。紅葉やイチョウのほか、エゾヤマザクラやソメイヨシノも紅葉。10月末までは貸しボートでお堀を巡ることもできるので、ひと味ちがう景観を楽しむこともできそうです。
出典: 五稜郭のすぐそばにある六花亭五稜郭店。大きな窓から額縁のように五稜郭の風景を切り取って見せてくれます。秋にはきっと鮮やかな紅葉を楽しめるはず。楽しみですね。
出典: ベイエリアの歴史的建物の中には、ツタをからませたものが複数あります。秋になると赤く染まり、レンガと調和して美しい眺めを見せてくれます。
出典: ダムの前庭部分は散策路が整備された公園になっていて、春は桜、秋には美しい紅葉が楽しめます。函館市中心部から車で20〜30分で行ける手軽さもあり、地元の人達がバーベキューなどを楽しむ姿も見られます。
出典: 要塞のように端正な外観は、ダムだけでも訪れる価値があります。日本初、また現在日本に六基しか現存していないバットレスダムとして史跡価値が高く、土木学会選奨土木遺産に指定されています。
出典: 函館から車で40分ほど、七飯町にある「大沼国定公園」も紅葉の名所として有名です。湖には大小126もの小島が浮かび、その一部は網の目のように橋で結ばれています。特に大沼湖畔「湖月橋」は、駒ケ岳を望む紅葉スポットとして有名。園内では島めぐりやサイクリング、ボート、遊覧船などのアクティビティがいろいろ。周辺にはカフェやレストランも揃っています。
出典: 函館市の東側、亀田半島の東端にある「恵山」は、日本百名山のひとつにも指定されている活火山。春はツツジの名所として知られていますが、そのツツジが一斉に紅葉する秋の景観も見事です。道立自然公園として指定されており、車で火口付近まで登ることができます。
市内の観光プランを立てるときは、近いエリア同士を組み合わせたり、宿泊地を起点に「中心部→郊外」「東→西」などの流れを作ると移動がラクちん。飲食店や休憩スポットをリサーチするときも、目的地の近くや、次に向かう場所への中継点などを意識して選ぶと時間のロスも少なくなります。限られた時間で函館をめいっぱい満喫したい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
JR函館駅は、札幌からの特急列車や、北海道新幹線と接続する「道南いさりび鉄道」が乗り入れる、まさに函館の玄関口。駅前には函館名物「朝市」があり、早朝からにぎわいます。居並ぶお店で海鮮丼を楽しんだり、お土産を購入したりと楽しみがいろいろですよ。