上高地とは
上高地のみどころ
河童橋
河童橋はいつかけられ、誰がどんな理由で河童橋と命名したのかはわかっていません。その昔は河童橋の下は深淵で、その深みを「河童の渕」と呼んでいたという説から。あるいは、昔は橋がなかったために川を渡るには着物を頭にのせて水の中を歩いていき、その姿が河童に似ていたため・・・などという説もあります。
田代池
「田代」とは水田のこと、水田のような湿原という意味でしょうか。田代池の四季は美しく、夏はイチョウバイカモや周辺のニッコウキスゲ、コケモモが箱庭のような美しい景観を見せてくれます。5月の新緑、10月の黄葉、晩秋の霧氷もおすすめの光景です。
大正池
現在の大正池は、標高1490メートル、深さ3.9メートル、周囲2.4キロメートル余。焼岳の噴火でできた当初の湖面積は3.9平方キロメートルもあったといいます。これは現在の2倍以上の大きさで、水面上の立ち枯れの木々は、昭和初期には2000数百本を数えたと伝わります。
明神池
明神岳の岩壁直下で、神秘的な静けさをただよわせる明神池は、穂高神社の私有地(5.28ヘクタール)の中にあります。明神池は穂高神社の神域で別名「鏡池」「神池」とも呼ばれます。
少し足をのばして徳澤園へ
常に進歩する現代社会の生活になれてしまった人々には、たくさんの不便を感じることかもしれません。それでも私たちには、そんな不便を補って余りあるほどのたくさんの宝物があります。
静かな眠りがあります。
おいしい水が飲めます。
日常から解き放たれた自分の時間があります。
草木のにおいを感じます。
小鳥たちのさえずりが聞こえます。
夜には天然のプラネタリウムをご覧にいれます。
高層ビルよりはるかに高い北アルプスの山々に心動かされます。
そんな自然からの贈り物に感謝し、私たちはここで自然と共にくらしていくことを誓いました。
長野県西部の梓川上流の景勝地として知られている「上高地」。