長野県の中信地方に位置する松本市は、松本城の旧城下町として知られています。
アルプスをのぞむ美しい自然、戦災を免れたことで守られた風情ある街並みは、古くから多くの人々に愛されてきました。

古民家や大正ロマン風の洋館をリノベーションした建物は、眺めているだけで歴史散策が楽しめます。江戸時代から工芸家の集まる街だった松本市は、素敵なクラフトショップもたくさん。お土産探しも楽しみたい女子旅にピッタリなんです。

松本市といえば、やっぱり松本城。天守閣は安土桃山〜江戸時代に建造された当時のもので、国宝指定されています。

なまこ壁の土蔵が風情ある中町通りは、駅からも近いので、散策や旅のお土産選びにもぴったりです。
他にも、大正ロマンの風情を感じる上土通り、江戸時代の街並みが再現されている縄手通りなど、松本市内には見応えのあるスポットが充実しています。

名湯と名高い白骨温泉も松本市。白骨まで行かずとも、浅間温泉や美ケ原温泉などは市街地から気軽に行くことができる距離にあります。

標高約1500メートルに位置する上高地は絶景の連続。おいしい空気と癒される緑で、アルプスの大自然を堪能しましょう！

信州といえば蕎麦ですよね！ 松本に来たら、やはり蕎麦は外せません。
香りの高い十割そばは、塩や辛味大根で食べても絶品。郷土料理の「とうじ蕎麦」もおすすめです。

まずは、つゆではなく塩でシンプルに味わってほしい「蕎麦倶楽部 佐々木」の香り高いそば。ザラッとした蕎麦特有の歯ごたえは、そば好きがリピートする人気店です。

透き通るような麺が特徴の「もとき」。そばの実の中心にある心拍だけで打った蕎麦は雑味がなく、麺が短め。透明感のあるそばは、吟醸造りだからこそなんです。

福伝のおすすめは、とうじ蕎麦。具材の入ったアツアツのつゆに、少量ずつそばを湯がきながら頂きます。とうじ蕎麦は長野の郷土料理なんですよ！

カフェというより“喫茶店”と呼ぶのが相応しいレトロな店内が、旅の疲れを癒してくれますね。松本には古くから残る蔵や古民家を利用したショップも多く、時代を逆行したような風情を楽しめます。

生クリームをたっぷりまとった自家製のプリン。どこか懐かしい甘さにホッと一息。

鮮度の高い珈琲豆を使って「86度」の温度にこだわったお湯で入れた香り高いコーヒーが味わえるお店。店名の『八十六温館』は、一杯一杯丁寧に入れるネルドリップのお湯の温度から由来しているそうです。

趣のある店内は、テーブルや椅子など全て松本の民芸家具で統一。大正ロマンのような落ち着いた空間は、コーヒーの香りを楽しむために全面禁煙になっています。

2日間かけてコトコト煮込んだハッシュ・ド・ビーフは、肉と野菜の旨味の調和がバツグン。松本ホテル花月のメインレストランI;caza〔ikaza〕イカザの味を、こちらで味わうことができます。

120年前に建てられた国指定登録有形文化財でもある「光屋」の母屋を利用したヒカリヤ ヒガシ。隣にはフレンチレストランの「ヒカリヤ ニシ」が並んでいます。どちらも趣のある建物で、格別の存在感を放っています。

懐石・会席料理の「ヒカリヤ ヒガシ」の室内は、畳敷きの和室にテーブルなので、正座が苦手な人にも安心。その雰囲気に相応しく、袴姿のスタッフから極上のおもてなしが受けられます。

京懐石の調理法を取り入れながら、信州素材の魅力を存分に楽しませてくれる料理は、目にも鮮やか。季節を盛り込んだ料理は、運ばれてくるたびにワクワクします。

登録有形文化財に指定されている旧第一勧銀松本支店の建物をそのまま利用したレストランは、圧倒的な存在感。旅先で日頃の喧騒を忘れるのに相応しい時間が過ごせます。

ゆっくり過ごす贅沢ディナーも憧れですが、ランチタイムにもしっかり贅沢感が味わえます。お魚かお肉のメインメニューを選べるランチコースは、特製デザートまで付く大満足の内容です。