出典: 鹿児島県が「温泉天国」と呼ばれていることをご存知ですか?鹿児島のシンボル"桜島"をはじめ、県内には今も活発に活動を続ける火山がいくつもあります。そのため、魅力的な温泉地が各地に点在しているんです。
出典: 指宿・霧島・鹿児島市内など、多くの観光客が訪れる温泉地は、どれもエネルギッシュで個性的。大パノラマが広がる露天風呂、森の中の貸切風呂など、豊かな自然に抱かれてリフレッシュできますよ。そんな鹿児島の温泉をまとめてご紹介していきましょう!
海も山もあり。泊まりでも日帰りでも楽しい"温泉地"4選
出典: 薩摩半島の南端に位置する【指宿(いぶすき)温泉】は、"砂蒸し温泉"で有名な温泉地。海岸の地下に温泉が流れており、その熱で砂浜が温められているんです。砂蒸し温泉は普通の温泉の何倍も健康効果があるのだそう。ぜひ体験してみて下さいね。
出典: 指宿の海岸沿いに建つホテル「吟松(ぎんしょう)」は、オーシャンビューが自慢のお宿。露天風呂付き客室や、温泉の熱を利用したちょっとユニークなお料理などが評判です。
出典: 客室の露天風呂から見えるのは、錦江湾の美しい水平線。季節や時間帯によって様々な景色を見せてくれます。二人きりでゆっくりしたい夫婦やカップルにぴったりのお部屋ですよ。
出典: "天空野天風呂"と呼ばれる共用の露天風呂からも、見事なオーシャンビューを堪能できます。たっぷりのお湯に身を預けると、湯船と海が一体化してとってもキレイ。宿泊客に人気のインフィニティ風呂です。
出典: 「吟松」では食事のテーブルの中央から源泉が沸く「温泉卓」も評判となっています。目の前で温泉卵を作ったり、お酒を温めたりと、他にはないサービスを楽しめますよ。さらに、同じくテーブル上で調理する揚げたてのさつま揚げも大人気。素敵な思い出の一つになるはずです。
出典: 指宿の温泉を気軽に楽しみたい方におすすめなのは、全国でもトップクラスの人気を誇る日帰り温泉施設「ヘルシーランド」です。一番の魅力は、錦江湾や開聞岳(かいもんだけ)などが大パノラマで広がる露天風呂「たまて箱温泉」。開放感たっぷりのお風呂でリフレッシュできます。
出典: ヘルシーランド前の海岸には名物の砂蒸し温泉を体験できるエリアもありますよ。波音が間近に聞こえるので、リラックス度は満点。また、入浴後は指宿サイダーやアイスでクールダウンするのもおすすめです。
出典: お腹が空いたら園内のレストラン「地熱の里」へ行ってみましょう。こちらではカツオのたたきや黒豚のトンカツなど、郷土色豊かなメニューを味わえます。充実した日帰り温泉を満喫できるのが嬉しいですね。
出典: 【霧島温泉郷】は霧島連山の南西部に点在する温泉地の総称。標高600~850mの高さにあり、山々に抱かれた雄大な景色を堪能できます。
■貸切の大きな露天風呂が人気なホテル「旅行人山荘」
出典: 「旅行人山荘(りょこうじんさんそう)」は5万坪もの広大な森林の中に佇む温泉ホテル。貸切の大きな露天風呂に入ったり、森の中を散策したりと、山あいの温泉地ならではの時間を満喫できます。
「旅行人山荘」には全部で7種類の温泉があり、そのうちの4種類は貸切で利用できます。中でも一番人気は、森と一体化したような開放感が魅力の「赤松の湯」。大浴場並みの大きな露天風呂を、宿泊客なら無料で利用できるんです。空いていればいつでも入れますが、事前に予約しておくと確実ですよ。
出典: 共用の大浴場からは、桜島や錦江湾を見渡せます。山の中腹にあるので眺望は抜群!天気が良い日は明るいうちに入浴するのがおすすめです。
出典: 森の中を散策していると、可愛い鹿の群れに出会えることも。ホテルにいながらこんな光景を目にできるなんてワクワクしますね。
■わずか5棟の高級プライベートリゾート「天空の森」
出典: 東京ドーム13個分の広大な敷地の中に、わずか5棟のヴィラが点在する高級プライベートリゾート「天空の森」。ヴィラのテラスにはこんなに素敵な露天風呂が付いています。それぞれのヴィラが距離を置いて建っているので、自分たちだけの空間でのびのび過ごせます。
出典: ヴィラの窓を開け放つと、眼下の絶景との一体感が増してさらに贅沢。木々のざわめきや風がダイレクトに感じられて、いつまでも景色を眺めていたくなります。
出典: 5棟のヴィラのうち2棟は日帰り専用として利用できます。中には、見晴らしの良い場所でランチを味わえるプランも。日頃のご褒美に、非日常的なリゾートタイムを過ごしてみてはいかが?
鹿児島県の中央に位置する霧島。鹿児島県と宮崎県に広がる霧島連山と鹿児島湾に面した美しい自然が魅力です。坂本龍馬と妻・おりょうが新婚旅行で訪れた地としても有名です。そんな霧島には、歴史を肌で感じられる霧島神宮や豊かな自然を活かしたスポットがあります。そこで今回は、おすすめ観光とランチのお店をご紹介します。
霧島の観光・グルメ情報はこちらの記事をご参考に。
【3】桜島へのアクセス良好!市内で楽しむ【鹿児島温泉】
出典: 鹿児島県の中心地・鹿児島市も【鹿児島温泉】と呼ばれる人気の温泉地です。何と言っても桜島の眺めが良く、フェリーの出航地でもあるのでアクセスに便利ですよ。
■露天風呂と美味しい朝食が評判のホテル「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」
出典: 「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」は、市街地を一望する高台の上に建つホテル。スタンダードなシティホテルらしい、洗練されたひと時を過ごせる場所です。
出典: 展望露天温泉「さつま乃湯」から見える桜島は、まるで絵に描いたよう。鹿児島らしい絶景を堪能できるのが嬉しいですね。朝風呂に入りながら、朝日を浴びる桜島を眺めるのもおすすめです。
出典: 実は「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」は、全国の"朝食が美味しいホテルランキング"でトップクラスに入るほどの有名ホテル。80種類以上の和洋ブッフェ料理がずらりと並び、鹿児島産の旬の食材もたっぷり味わえます。
大河ドラマで今注目を集めている鹿児島は、歴史を感じながらぶらり旅をするのにぴったりな観光地です。散策を楽しんだら、カフェで一息つきませんか?そこで今回は、フラワーショップを併設した「アビューカフェ&フラワーズ」をはじめ、古民家を利用した「cafe食堂JyuJyu」、ハンバーカーが絶品の「CUCURRUCUCU(ククルクク)」、こだわりコーヒーの「DINIZCoffee&Sweets(ジニスコーヒースイーツ)」、ワンプレートランチの「まるCAFE」など、鹿児島市内のおしゃれなカフェをご紹介します。
鹿児島市内にはおしゃれなカフェもいろいろ。参考になる記事はこちら
出典: 【妙見(みょうけん)温泉】は、鹿児島空港から車で約15分ほどの場所にある温泉地。天降川(あもりがわ)という川沿いに宿泊施設が並び、川のせせらぎを聞きながら温泉に浸かれます。
■おしゃれな客室や露天風呂が人気の旅館「妙見石原荘」
出典: 「妙見石原荘」は渓流に沿って約1万坪もの敷地が広がる高級温泉ホテル。昭和初期の石造りの建物を移築した「石蔵」や、趣きの異なる5つの温泉など、静謐で上品なホテルステイを満喫できます。
出典: 石蔵の中にあるお部屋は、全て露天風呂付きの和モダンな客室。窓いっぱいに天降川の景色が広がり、明るく開放的な空間です。カップル旅にぴったりですね。
出典: テラスの露天風呂も木の温もりが感じられるリラックスした雰囲気。カウチに寝そべってのんびりするのもおすすめですよ。
出典: 渓流をもっと間近に感じたいなら、野天風呂「椋の木」も利用してみましょう。女性は朝または夕方以降に混浴での利用となりますが、湯浴み着があるので大丈夫。野趣あふれる温泉をぜひ楽しんで。
鹿児島ではお馴染み。子連れで行きたい立ち寄りの「家族湯」
温泉天国の鹿児島では、「家族湯」と呼ばれる立ち寄りの貸切温泉が各地にあります。家族みんなで入れるので、小さいお子さん連れのファミリー旅行にぴったり。続いては、そんな「家族湯」を2箇所ご紹介しましょう。
■川沿いの景色が気持ちいい貸し切り温泉「かれい川の湯」
出典: 「かれい川の湯」は、鹿児島空港から車で約10分の場所にある家族湯の施設。個室に分かれた貸切湯が全部で18室あり、当日であれば電話で予約もできます。
出典: 家族湯のタイプは3種類あり、一番広い個室には内風呂・露天風呂・テラスが全て完備されています。日帰り温泉とは思えない贅沢な空間に、お子さんも大喜びするはず。
出典: 個室の多くは天降川に面しています。内風呂でも窓を開ければ露天風呂気分を楽しめますよ。
出典: 「野の香(ののか)」は指宿の山あいにある家族湯の温泉施設。全8室で全ての部屋に露天風呂・内風呂・休憩室が完備されています。
出典: 露天風呂は山の緑がよく見えつつ、しっかり目隠しされています。家族水入らずでゆっくりできますよ。また、ベビーバスやラバーマットの貸し出しもあるので、赤ちゃんでも安心して温泉を楽しめます。
泉質にこだわるならココがおすすめ。美肌になれる「珍しい温泉」
鹿児島には知る人ぞ知る名湯もたくさんあります。温泉がメインの旅行なら、泉質にこだわって選ぶのもいいですよね。続いては、他ではちょっと見られない珍しい温泉をご紹介しましょう。
出典: さつま町の紫尾(しび)という場所は、紫尾神社の下から温泉が湧いたことから「紫尾温泉」と呼ばれています。そんなご利益のありそうなお湯を楽しめるのが、全室温泉付き離れの宿「紫尾庵」です。
出典: またの名を「神の湯」とも呼ばれる「紫尾温泉」は、淡い緑色をしたpH9.4以上のアルカリ性。ほんのりとろみのあるお湯が肌を優しくクレンジングして、ツルツルの美肌に整えてくれます。露天風呂付きの離れもあるので、お好みで選んで下さいね。
出典: 湯上りはお庭のテラスでのんびりしましょう。こちらも離れ専用のスペースなので、人目を気にせずリラックスできますよ。
出典: 霧島温泉郷にある「さくらさくら温泉」は、全国でも珍しい"泥"の温泉を楽しめるお宿です。本館や別館の客室の他、広い敷地内には様々なタイプの離れがずらり。洋風コテージ・ログハウス・和室一戸建てなどがあり、中には最大20名まで泊まれる離れもあります。
出典: 日帰り利用も可能な泥湯温泉は、露天風呂と内風呂で体験できます。手前の石造りの入れ物にたっぷり入っているのが、源泉の湯の花から採取したという上質な泥。これを肌に塗ってパックを楽しみます。
出典: 手ですくってみると、きめ細かいなめらかさにびっくり。泥パックは5分ほどで白く乾燥してきます。あとは温泉のお湯で洗い流せばOK。お肌がツルツルになっているのを実感できますよ。
出典: 日置市吹上町にある「吹上温泉」は、鹿児島の中でも秘湯と呼ばれる小さな温泉地。「みどり荘」はそんな吹上温泉を代表する旅館の一つで、みどり池という大きな池に面した静かな場所にあります。
出典: 「みどり荘」のちょっと珍しい温泉は、内風呂いっぱいに満たされた黒い色のお湯。実は吹上温泉と自家源泉が混ざることで、こんな色に変化するんです。みどり池のグリーンとも対照的で面白いですね。
出典: 池に面した場所には自家源泉の露天風呂もありますよ。こちらは無色透明でアルカリ度の高い美肌湯として人気。日帰りでも利用できるので、観光の途中に立ち寄るのもおすすめです。
温泉マニアおすすめの秘境。離島のワイルドな「露天風呂」
出典: 最後にご紹介するのは、本土から飛行機やフェリーに乗って行く"離島"の温泉。海との境目がほとんどないワイルドな露天風呂には、ホテルや旅館とは全く異なる開放感があります。旅好きな方にぜひ訪れてほしい場所です。
出典: 薩摩諸島の北部にある「硫黄島」は、硫黄岳が活発に噴煙を上げ続ける火山島です。フェリーで入港すると港の色にびっくり。港周辺では鉄分をたっぷり含んだ温泉が湧き出しているため、こんな色に染まるのだそう。"恋人岬"の展望台から眺めるとよく見渡せますよ。
出典: 島一番の名所とされる「東温泉」は、港から約2.3kmほど東にあります。海との距離感がとっても近くてとにかくワイルド!3つの露天風呂が並んでおり、源泉との距離によってそれぞれ温度が異なります。混浴ですが水着で入浴できるので、民宿などで着替えてから行くのがおすすめです。
■神秘の島"屋久島"の温泉スポット「平内海中温泉」
出典: 世界遺産の島として有名な屋久島にも、実は知る人ぞ知る温泉スポットがあるんです。「平内海中温泉(ひらうちかいちゅうおんせん)」と呼ばれる露天温泉があるのは、島の南端に位置する場所。海へ下りていく道の入り口には、注意点が書かれた看板や、入湯料200円を支払う箱があります。
出典: 自然に出来た窪みを利用したお風呂は、なんと一日2回だけ、干潮時の前後2時間程度しか入れないのだそう。混浴で水着も不可ですが、バスタオルの着用はOK。神秘の島から湧く貴重な温泉をぜひ体験してみては?
世界自然遺産に登録されている屋久島。登録された場所は広大で、島の素晴らしい自然が評価されています。癒されるスポットや壮大なパワーをもらえる場所など魅力あるスポットがたくさん!ここだけの絶景を見に、ぜひこの夏、屋久島を訪れてみませんか?見どころや、おすすめのカフェなどをご紹介します。
見所たっぷりな屋久島のおすすめポイントはこちらの記事から
出典: 温泉天国「鹿児島」には、魅力にあふれた個性豊かな温泉地がたくさんあります。開放的な絶景を楽しみながら、いろいろな温泉を巡ってみませんか?
<おまけ>県民の方は「温泉ぱらだいす鹿児島」をチェック
└鹿児島県民の方は限定価格で温泉の楽しめるのだとか!要チェックです*
鹿児島県が「温泉天国」と呼ばれていることをご存知ですか?鹿児島のシンボル"桜島"をはじめ、県内には今も活発に活動を続ける火山がいくつもあります。そのため、魅力的な温泉地が各地に点在しているんです。