世界自然遺産に登録されている屋久島。登録された場所は広大で、島の素晴らしい自然が評価されています。癒されるスポットや壮大なパワーをもらえる場所など魅力あるスポットがたくさん!ここだけの絶景を見に、ぜひこの夏、屋久島を訪れてみませんか?見どころや、おすすめのカフェなどをご紹介します。2018年07月18日作成
屋久島は美しい景観、植物の生態系などが評価され、1993年に世界自然遺産に登録されました。登録された世界遺産の面積は、島全体の約20%に及ぶ10,747ヘクタール。世界遺産に登録されてからは多くの観光客が足を運んでいます。島全体の大きさは、50,488ヘクタールで、車を利用すれば3~4時間程度で島の外周をまわることができます。
屋久島へのアクセス方法は、飛行機と船の2つがあります。まずは飛行機を利用した場合のご紹介。島への直行便が運航されているのは、鹿児島空港、福岡空港、大阪伊丹空港の3つのみで、このどれかを経由する必要があります。ですが、鹿児島まで来てしまえば、鹿児島空港から屋久島までは約40分のフライト!さらに、1日に5便の運航があるので便利です。
船を利用する場合は、鹿児島の鹿児島本港から高速船もしくはフェリーに乗船しましょう。高速船ならおよそ100分、フェリーだと4時間ほどかかります。時間に余裕がある方は、安価なフェリーを利用するのもいいかもしれません。ですが鹿児島本港は、鹿児島空港からバスで約50分の距離なので、飛行機で鹿児島へと訪れてから屋久島へ行く予定の方は、さらに時間がかかってしまうということをお忘れなく。
屋久島と聞いて最初に思い浮かぶのが、最大級の屋久杉である「縄文杉」という方も多いでしょう。知名度がある縄文杉ですが、見に行くための登山は簡単ではないので、実際に見たという方は少ないかもしれません。登山時間は荒川登山口からの往復で大体10時間程度で、トロッコ道、山道を歩きます。体力も気力も必要だからこそ、縄文杉を目の前にしたときに感動は大きなものになるでしょう。
縄文杉へと歩いていると、野生のシカと出会うことが度々あります。ヤクシカと呼ばれ神々の使いという伝説もあるほど。そんな神聖なシカに出会うことができたら、幸せやパワーをもらえそう。トレッキングの力となること間違いなし!
縄文杉へは荒川登山口を利用してトレッキングする方が多いです。荒川登山口まではバスを利用してアクセスできるので、事前にバスの乗車券を購入してください。日帰りで縄文杉へと行く方は最終バスの時間もチェックし、その時間までに戻ってくるように気を付けましょう。ハイキングやトレッキングをする際は装備が必要となりますが、屋久島ではレンタルをすることも可能です。
縄文杉へと向かう途中にある屋久杉の切り株である「ウィルソン株」です。株の中へと入ったら、上を見上げ、ハートに見える位置を探してみてください。そして記念撮影を忘れずに!
昔、豊臣秀吉の命により大阪城を作るために切り落とされたという説も残るウィルソン株。縄文杉へと向かう方は、ぜひ立ち寄ってパワーを注入してくださいね。
宮之浦港から車で30分程度、縄文杉と共に有名な観光スポットの「白谷雲水峡」です。ジブリ映画の舞台となった場所「苔むす森」が有名で、多くの観光客がその景色を見に訪れています。白谷雲水峡で用意されているコースは、短いもので白谷雲水峡入口から1時間程度で往復できるものがあります。
もう少し頑張れるという方は「太鼓岩」までの道のりにも挑戦してみましょう。白谷雲水峡入口から「太鼓岩」まで往復約4時間の道のりですが、とても壮大な絶景をみることができます。柵もない大きな岩の上から見る屋久島の大自然の偉大さに圧倒されること間違いなしです。
宮之浦空港から車で約65分、「ヤクスギランド」は屋久杉の森の中でのハイキングを楽しむことができるスポットです。30分、50分、80分、150分の4つのコースが設定されているので、時間や体力と相談してコースを選びましょう。
「ヤクスギランド」には、樹齢1,800年とも言われる仏陀杉(ぶっだすぎ)や、三根杉(みつねすぎ)、天柱杉(てんちゅうすぎ)などの巨大な木があります。短いコースもあるので、ぜひハイキングにトライしてみてくださいね。
宮之浦港から車で1時間30分程度、日本の滝100選にも選定されている「大川の滝(おおこのたき)」は、屋久島にある滝の中で一番大きな滝です。間近まで行くことができるので、その迫力は格別!マイナスイオンをたっぷりと浴びちゃいましょう。
雨の量により滝の水の量も変わるため、毎日違った表情を見せてくれる滝でもあります。雨が多いことで知られる屋久島だからこそ、迫力のある姿を見ることができるのです。
千尋の滝展望台から見ることができる「千尋の滝(せんぴろのたき)」は落差60mもある滝で、遠くから見るだけでもその迫力を感じられます。また、滝の横には巨大な花崗岩の一枚岩が!貴重な自然の風景を楽しんでくださいね。千尋の滝展望台までは、鹿児島や種子島への高速船の就航がある安房港から車で30分程度でアクセスできます。
宮之浦港から車を使って30分程度距離にある「永田いなか浜」。屋久島ではあまり見ない白砂のビーチです。裸足で歩いてもくっつきにくい砂で、ここでのんびりと過ごすのもおすすめです。
「永田いなか浜」は、ウミガメの産卵地としても有名な場所です。5月から7月中旬頃の夜になると、アカウミガメが産卵をしに訪れます。ウミガメの産卵を見学するツアーも組まれているので、気になる方は参加してみてもいいかも。
宮之浦港から車で約30分、清々しい空気を吸いに訪れたい場所が「横河渓谷(よっごけいこく)」です。水量と流れがある渓谷なので、水遊びなどは危険です。目で見て楽しむだけにしてくださいね。それでも癒される景色を堪能できるおすすめスポットですよ。
屋久島でおしゃれなカフェに行ってみたいという方には「ノマドカフェ」がおすすめです。店内には、障害者の方が作った食器などの作品、雑貨、お店名物のジンジャーシロップが並びます。お土産として購入するのもいいかも♪
メニューの内容は不定期で変わり、ドリンクはテイクアウトも可能です。スパイスの効いた料理を堪能することができます。先に紹介した「千尋の滝」の展望台から車で約30分の距離。ドライブ途中にフラッと訪れてみてはいかがですか?
宮之浦港から歩いて約2分の「屋久島環境文化村センター」施設内にあるカフェが「JANE(ジェーン)」です。店内には骨とう品やアンティーク食器が並ぶスペースもあり、落ち着いた雰囲気を味わえます。
メニュ―にはお店オリジナルカレーやとび魚丼定食が並びます。また、自家製のたんかんアイスや屋久島紅茶のシフォンケーキといったデザートも。コーヒーや紅茶にもこだわりを持つお店なので、ランチだけでなくホッと一息つきたいときに訪れるのもおすすめです。
屋久島空港はもちろん、宮之浦港近くの「屋久島観光センターやくしま市場」をはじめ多くのお土産屋さんがあるので、お土産をぜひ買って帰りましょう。おすすめは、屋久島の特産品であるたんかんを使った商品で、たんかんのジャムやジュース、ドレッシングなど、ここならではのお土産が豊富に揃っています。
形に残るお土産には、屋久杉で作られた商品がおすすめです。ストラップや、箸、しおりなど自分用にも、友人用にも欲しいお土産がたくさんありますよ。宮之浦港近くにある「屋久島ふるさと市場 島の恵み館」をはじめ多くのお土産屋さんで購入できるので、ぜひ探してみてくださいね。
屋久島のおすすめ観光スポットとカフェをご紹介してきました。屋久島だからこその絶景を見られる場所ばかりです。その他にも、紹介しきれないほどの魅力が詰まった屋久島。島ならではのご飯処や温泉などもあるので、癒しを求める旅をしたい方にもおすすめです。ぜひ屋久島を訪れて、その魅力を実際に感じてくださいね。
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屋久島は美しい景観、植物の生態系などが評価され、1993年に世界自然遺産に登録されました。登録された世界遺産の面積は、島全体の約20%に及ぶ10,747ヘクタール。世界遺産に登録されてからは多くの観光客が足を運んでいます。島全体の大きさは、50,488ヘクタールで、車を利用すれば3~4時間程度で島の外周をまわることができます。