長野駅から始まる善光寺表参道
駅から続く青い点線が、善光寺に向かう「善光寺表参道」(中央通り)です。
赤い印「大門交差点」よりかなり手前から、道路が石畳に変わり、まちなみが変化してきます。善光寺界隈の
まち歩きの始まりです。
赤い印「大門交差点」よりかなり手前から、道路が石畳に変わり、まちなみが変化してきます。善光寺界隈の
まち歩きの始まりです。
【善光寺表参道】は、まち歩きも楽しいのです
出典:www.flickr.com(@gtknj)
駅からの途上には、道しるべ「丁石」(丁目石)があり、迷子になりません。
参道には一町毎に「丁目石」があります。善光寺を起点に長野駅が十八丁です。
1里(約4km)=36町ですから18町は約2km。
歩く場合の目安になります。
見どころいろいろ。
出典:www.flickr.com(@NV89119)
「善光寺交差点」付近には、宿坊が集中。お参りの前後に、趣ある建物を見ながらそぞろ歩くのも楽しい。
出典:www.flickr.com(@katsuuu 44)
かつての名旅館「扇屋 五明館」をリノベーションした善光寺郵便局。
電柱が埋設され、並木道が整えられるなど修景されているため、気持ちのよいまち歩きができます。高層マンションでは、1階に蔵を模した建物を造るなど、周りの風景に調和。(画像:筆者)
まちを愉しみながらのひと休みも楽しい
Zawacc caffe |ザワックカフェ
参拝客で賑わう仲見世通り。画像右に「Zawacc caffe」のロゴが見えますか?みやげもの店「九九や旬粋」の
2階にあります。
2階にあります。
善光寺仲見世通りならではの眺め!
歴史的建築でひと休み*
The Fujiya Gohonjin
出典:www.flickr.com(@極地狐)
江戸年間、旧北国街道善光寺宿の本陣に始まり、加賀・前田家藩主をはじめ、伊藤博文、福沢諭吉らが宿泊した『御本陳藤屋旅館(ごほんじんふじやりょかん)』。現在の建物は1925年の竣工。国の登録有形文化財。
カフェの営業は、平日のみ。11:30~17:00(ラストオーダー 16:30)。
The Fujiya Gohonjinの半地下に。
ティールーム藤屋
ふわふわのサンドイッチとコーヒー。(画像:筆者)。
【お店の情報】
TEL:026-235-1580
住所:長野県長野市長野大門町80
交通手段:善光寺下駅から522m
営業時間:9:00~18:00 日曜営業 定休日火曜日
横町(よこまち)カフェ
The Fujiya Gohonjinのお隣に、2014年にオープンしました。母体は、江戸年間から続く七味唐辛子店・八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)。
同店のスパイスたち。
黒(ビーフ)・赤(バターチキン)・緑(ベジタブル)カレーが味わえる『3種の横町カレー』。
麻種(おたね)、生姜、ミルク、唐辛子(万願寺)、黒胡麻、柚子(ゆず)
七味屋さんならではの味。
さらに、ここに七味や山椒をかけても美味しいのです!
自分好みにカスタマイズして、楽しんでくださいね~!
藤屋別館 HEIGORO
The Fujiya Gohonjinの旧名にちなんで名付けられたスイーツ~カジュアル部門。2012年ご近所から移転・オープンしました。
栗が素材の”和のスイーツ”と出会える
竹風堂善光寺大門店|ちくふうどう
『藤屋別館 HEIGORO』より2軒、善光寺寄り。小布施にある栗菓子の有名店による甘味カフェです。1階は
菓子店、カフェは2階に。
菓子店、カフェは2階に。
古民家をリノベーション。スイーツに人気が高い4店
春陽|はるひ
菓恋|かれん
café toque toque | カフェ トケトケ
パンケーキの上にはカスタードクリーム。
その上にはマロンペーストを練り込んだクリーム。
胡桃も散らされています。
しっとり感のあるパンケーキ。
コクのあるクリームとカスタードがマッチします。
そして、真島産カシスの自家製コンフィチュールがサッパリ感を演出。
美味〜い。
「ケニアの無農薬栽培紅茶」との組み合わせも良かったです。
*** 時間がない時は、周遊バスを組み合わせて ***
おしまいに
お参りついでに、歴史ある門前町をぶらぶら。途中、お洒落なランチやスイーツ、香ばしいコーヒーで英気を養ったら、再び元気にまち歩き。興味のおもむくままに見聞を広めましょう。善光寺表参道では、伝統的な祭事をはじめ、春は『善光寺花回廊』、冬は『灯明まつり』などさまざまなイベントもあり、その中に紛れ込むのも楽しいひとときになるはず。実は、この界隈には、まだまだ素敵なお店がいくつも(^^)いずれご紹介できましたら幸いです。
大門交差点付近から善光寺参道方向を望む。