いま、子どもたちの周りには、たくさんの情報や物質があふれています。このような環境にあるからこそ、内面に秘めた想像力や読解力、そして知識を充分に発揮し、じっくりと関わるチカラを必要とする、“読書の世界”の魅力にふれてほしい。子どもたちが心から好きになれる本と出会える場所をつくりたい--
そんな願いを込めて、子どものためのセレクト・ブックショップ
〈ちえの木の実〉はオープンしました。
本の世界にも、ファーストフードではなくスローフードのように、また、お母さんがつくる体に優しいおやつや新鮮な果物のような、こころとアタマの栄養になるような本を届けたい。そんな願いから「ちえの木の実」は生まれました。
こちらの選書コンセプトは、“いま、売れている本”ではなく、“親が子どもに読ませたい本”、“親が子どもに好きになってほしい本”。漫画・学習参考書を除き、国内外を問わず、数十年読み継がれているクラシック作品から最新刊まであらゆるジャンルから、子どもに好きになってほしい本だけを選んでいます。
一歩足を踏み入れると感じる木の香り。そして児童館のような明るくほっとする空間。よく見るとそこにあるのは小さいころ読んだなぁと懐かしく思える作品ばかり。子どもには新鮮に、大人には懐かしく・・・子どもも大人も両方が楽しめる、居心地のいい本屋さんです。
プレゼント選びで迷った際も、渡したい相手の雰囲気や希望を伝えれば、イメージに合うような本を紹介してくれたり、さらには“思い出の本探し”の手伝いもしてくれます。「なんとなく」の内容や断片的な記憶を伝えると、スタッフさんが知識を総動員して、その場で本のタイトルを挙げてくれたり、店頭にない本の場合には、絶版でない限り取り寄せてくれるそうなので、諦めていた方にも訪れる価値あり!
本だけではなく、みつろうでつくられた素敵なクレヨンや、安心して遊べる木のかわいい雑貨やおもちゃも販売していて、つい店内をいろいろ眺めてしまいます。
子どもを対象にした読みきかせの会や、夏休みなどの特別イベント、高校生以上の人が集まって詩を朗読する会など、イベントも充実。店頭やHPを要チェックです♪
恵比寿駅から徒歩4分ほど。喧噪から少し離れた場所にあるので、落ち着いた気持ちで楽しめます。また、かわいい図書館風の2階には、親子が絵本を通じてスキンシップできる読書部屋があります。絵本だけではなく大人の為の本も。実際に手に取り開いてみて気に入った本をじっくり探すことができます。
キリスト教の出版社・書店として1885年に創業した教文館。銀座4丁目交差点が目の前の中央通りに面した、今では日本と世界の一流ブランドのお店が立ち並ぶ一角に、1891年に書店を出店しました。その一等地のビルは本のジャンルごとに各フロアに分かれており、6階に「子どもの本のみせ ナルニア国」があります。
「子どものための良い本を集めたフロアを作りたい」。先代社長の長年の夢から1999年にナルニア国は誕生し、次第にフロアを拡大しながら今に至ります。
「ナルニア国ものがたり」に登場するしあわせの国を模し、だれもが楽しみくつろげる空間となっているお店。品揃えも大変幅広く、赤ちゃんから高校生までを対象にロングセラー・物語の本・科学と約15000冊もの本を常備しています。ビルの6階、エレベーターを降りた瞬間から、おだやかな空気に包まれます。
店内は広々として明るい雰囲気。その理由は、子どもが手を伸ばしてとれる2段までの高さの”低い本棚”がずらりと並んでいるためです。自分の手で取って読める、「子どもの本のみせ」ならではの配慮がとても嬉しい♪
フロア中央に並ぶ「ロングセラー」の本棚には、日本語の絵本で50年ほど前のものから、原書となると100年近く経つものまであり、厳選して選ばれています。
2015年4月~5月半ばにかけて教文館向かいの松屋銀座で行われた“誕生60周年記念ミッフィー展”に先駆けて設けられた、うさこちゃんのミニフェア。この展覧会を前に出版された『60周年記念特別版 うさこちゃんのたんじょうび』を含めた新刊3点と、展覧会で原画が展示されるという作品を中心に紹介されました。
その他、2015年に96歳で亡くなられた、絵本『三びきのやぎのがらがらどん』や『ちいさなヒッポ』などの作者で、コールデコット賞を3回受賞したマーシャ・ブラウンさん。たくさんの素敵な絵本を残してくださったマーシャさんに感謝の気持ちを込めて、すぐに追悼コーナーが作られました。作品ごとに違った絵を描き、様々なスタイルに挑戦されてきた画家。どの作品もとても魅力的で、読者それぞれに「お気に入りの1冊」があるのではないでしょうか。
大人もこどもも手にとりたい、洋書もあります。
※画像はイメージです
「子どもの本のみせ ナルニア国」では、「子どものためのおはなし会」や「ブックトークの会」などが毎月開催されている他、9階にあるウェインライトホールでは、絵本やその出版社とタイアップした展示が多数開催され、子どもと本の出会いがより楽しく印象的になるようなイベントが盛りだくさんです♫
出典: 絵本から児童書まで、子どもに関する本を約5万冊のラインナップする、表参道「クレヨンハウス」。30年以上の歴史のある子ども用の本の専門店で、懐かしい本から他では見られない楽しい絵本も多数揃っています。スタッフの方々は毎日絵本を読み込んで勉強しているそうで、プレゼントなどで迷っている方などに本選びのサポートをしてくれます。
1階は子どもの絵本フロア。常時5万冊揃っており、入口すぐには新刊・話題の絵本のコーナー、ポップアップ絵本や洋書などが並ぶ棚にも目移りしてしまいます。こちらは乗り物の本を集めた棚。店内には、座り読みや読み聞かせができる机や椅子があり、心和む光景も♪
店内の本は、作家別やテーマ別に分かれ、棚はなるべく表紙が見える陳列で、子どもの目にも留まりやすくなっています。自分で探してきた絵本の扉を開けば、その魅力に一気に引き込まれてしまいますね。子ども自身がじっくり選んで気に入った本を選べるので、本を大切に思う気持ちが育ちます。
2Fは世界のおもちゃが集められたおもちゃの専門店「クレヨンマーケット」。
安全性はもちろん、厳選された世界の木製玩具と画材、楽器、人形などが揃い、絵本だけでなくおもちゃまでカバーしているので、入園祝いなどのプレゼント選びにもおすすめ♪
また、3階はお母さんをはじめとした女性のためのフロアで、スキンケアやヘアケアなどのオーガニックコスメが手に入ったり、ベビーグッズやマタニティグッズも揃うなど、家族みんなで楽しめるお店作りとなっています。
クレヨンハウスでは、月ごとに本やおもちゃ、オーガニック製品に親しむためのワークショップや、
作家さんや児童文学者を呼んでの講演会、絵本の原画展など、様々なイベントが企画されています。
出典: 地下1階には、オーガニック食材を使ったお料理やスイーツを堪能できる、レストラン「広場」があります。
ランチはビュッフェ形式で、旬のオーガニック野菜を中心とした和食系メニュー6品と、玄米、胚芽米、味噌汁、漬物など。
出典: お子様にも安心で大人も嬉しい、からだも喜ぶメニューがたっぷり!子ども連れ専用席や優先席もあるので、気兼ねなく食事を楽しむことができます♪
表参道 / その他
- 住所
- 港区北青山3-8-15
- 営業時間
- [全日]
ランチタイム 11:00~15:00(L.O.14:30)
ティータイム 14:40~17:00
ディナータイム17:30~20:00(L.O.19:30)
- 定休日
- 不定休
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 「まちの保育園 六本木 分園」のあるビルの1階で、本と飲み物とサンドイッチを販売するユニークなお店。「食は広く人をつなぎ、本は深く人をつなぐ」をコンセプトに、保育園と地域をつなぐ場所になることを目指しているそう。
出典: 本のセレクトは、本にまつわるあらゆる知識とノウハウをいかし、コンサルティングやプロデュースをしているクリエイティブ・チーム「NUMABOOKS」によるもの。
小さな子ども達が喜ぶ絵本はもちろん、大人が手に取りたくなる文芸やアートな作品もいっしょに並んでいます。
出典: こだわりの具材がつまったサンドイッチは、パン好きの人々から常に注目の的となっている「パーラー江古田」の原田浩次さんが監修。毎日、江古田のお店から仕入れられるパンを使って、日替わりの4種類が店先に並べられます。
出典: 保育園帰りのママと子どもたちだけでなく、「本好きさん」、「パン好きさん」も足繁く通う、愛らしいお店。買った本をその塲でサンドイッチと一緒に楽しむことができる、他にはない魅力で人気です。
神谷町 / サンドイッチ
- 住所
- 港区虎ノ門5-5-1 アークヒルズ仙石山テラス 1F
- 営業時間
- [月]
12:00 - 17:00
[火]
09:00 - 17:00
[水]
09:00 - 17:00
[木]
09:00 - 17:00
[金]
09:00 - 17:00
[土]
09:00 - 17:00
[日]
09:00 - 17:00
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: いかがでしたか?それぞれに、子どもが読みやすいよう、そして大人も楽しめるように工夫された、東京の素敵なお店ばかりでした。お子様と一緒に、もちろん大人だけでも、とっておきの1冊を探しに、子供向け本屋さんを訪れてみませんか♫
こちらの選書コンセプトは、“いま、売れている本”ではなく、“親が子どもに読ませたい本”、“親が子どもに好きになってほしい本”。漫画・学習参考書を除き、国内外を問わず、数十年読み継がれているクラシック作品から最新刊まであらゆるジャンルから、子どもに好きになってほしい本だけを選んでいます。