共感が心を軽くする
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
仕事がテーマのエッセイ漫画
「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由|汐街コナ|あさ出版
スーパーの野菜売り場でパートやってます。|伊吹かのこ|KADOKAWA メディアファクトリー
スーパーのパートさんのてんやわんやの日常のお話。スーパーという身近な場所の裏側で、クセのあるおばちゃん達に囲まれ戦う主人公は、とても親近感がわきますよ。野菜の選び方や保存方法、値引き商品の裏話など、知って得する話題も豊富です。
百姓貴族|荒川弘|ウィングス・コミックス
人気漫画「鋼の錬金術師」の作者として知られる荒川弘さんの、7年間に渡る酪農・畑作の日々を描いたエッセイ漫画。知られざる農業従事者の仕事の裏側や、食物が手元に届くまでの過程が面白く綴られています。とにかく笑って読める1冊です。
結婚・恋愛がテーマのエッセイ漫画
早子先生、婚活の時間です|立木早子|イースト・プレス
一人でもいいけれど、このまま本当に一人で生きていくのかな。独身生活の中でそんなふうに考える人は多いでしょう。早子先生もその一人。婚活漫画はテンポ感が早く痛快なものが多いですが、こちらはとてもほのぼのしていますよ。私らしく、婚活。こんな生き方もいいかなと思えてきます。
ダーリンは外国人|小栗左多里|KADOKAWA
映画化もされた人気エッセイ漫画「ダーリンは外国人」は、外国人と付き合っている人でなくても妙に親近感を抱きながら読める漫画。もちろん面白さもあるけれど、価値観の違いや親の理解、互いを思うが故のすれ違いは、すべての恋愛のテーマかもしれません。家族でベルリンへ移住する続編も発売されていますよ。
今日も拒まれてます|ポレポレ美|ぶんか社
夫婦のセックスレスを描いた大人気エッセイ漫画。愛されるため、そして子供を作るため、並々ならぬ努力を重ねるポレ美さんを応援せずにはいらません。その分、パートナーから浴びせられる心ない言葉の数々に一緒に泣いてしまうことも。夫婦におけるセックスの意義、そしてモラハラについて考えさせられます。
家族・育児がテーマのエッセイ漫画
家族ほど笑えるものはない|カフカヤマモト|KADOKAWA
大事件が起きるわけではないのに、家族の日常に笑って泣ける漫画。ユニークな両親と、いつでも元気いっぱいのお兄ちゃんに我道をいく妹。現実だと小憎たらしく思うことも漫画で見ると、そっか笑うとこかって、気づいたりします。家族っていいなと自然と思える1冊です。
ママは悪くない!子育ては“科学の知恵"でラクになる|ふじいまさこ|主婦と生活社
初めての出産・育児はわからないことだらけ。大変だとは聞いていたけど、予想外の事態が多すぎて全然思うようにいきません。なんで自分はうまくやれないのかと落ち込むこともあるでしょう。そんな時に読みたい1冊。子育てにも身体の仕組みとの関係やコツがあり、読むだけで少し頑張れそうな気がしてきますよ。
子離れしなきゃダメですか?~社会人息子ふたりに依存する母の日常~|華桜こもも|ぶんか社
今この手を煩わせ、こんな忙しい日々が続くのかと思うような幼子の子育ても、子供が大きくなり独り立ちして子離れへ。そこに待っているかもしれないのが育児ロスです。息子がかわいすぎて構い続けるお母さんのドタバタエッセイ。子供が巣立った後の想像、してみませんか?
病気がテーマのエッセイ漫画
さよならしきゅう|岡田有希|講談社
突然宣告された病は、子宮頸がん。もう娘に兄弟を作ってやれない。でも、それは絶望ではない。病気でも明るい気持ちになる漫画を描きたいと闘病生活の中で作者が綴ったエッセイ漫画です。家族はもちろん、一緒に入院している患者さんなど、人の温かさが胸にしみる1冊ですよ。
元気になるシカ!|藤河るり|KADOKAWA
36歳ひとり暮らしの漫画家さんが、卵巣がんと診断されてからの闘病物語。愛着のわくかわいいシカの絵で、深刻な闘病エッセイも読みやすくわかりやすくページが進みます。闘病が一段落ついてからの社会復帰を綴った2冊目も、一緒に読んでみてください。
はっちゃん、またね 多発性骨髄腫とともに生きた夫婦の1094日|池沢理美|講談社
病気は自分ではなく、最愛の人に訪れることもあります。旦那様が骨髄腫と診断され、壮絶な闘病生活を共に生きるエッセイ漫画。自分が病気になることより、パートナーや子供が病気や事故で奪われることを想像すると、より強い恐怖に襲われるもの。本書はそんな、闘病者の家族の心境を細かく綴っており、涙なしには読めません。
ペットがテーマのエッセイ漫画
あしょんでよッ ~うちの犬ログ~ |らくだ|KADOKAWA/メディアファクトリー
コーギーとおとうたんのほのぼのとした愛しい日々。こんなかわいい犬がいたら毎日きっと楽しいだろうなと、読んでて笑顔になるエッセイ漫画です。おしりのフォルムに萌えたり、腕を押し上げてなでなでを要求したり。犬飼いさんならきっと共感の嵐ですよ。
うちの猫がまた変なことしてる。|卵山玉子|KADOKAWA
犬もいいけど、やっぱり猫もいい* 二匹の猫、トンちゃんとシノさん、そして飼い主ご夫婦のマイペースな毎日が穏やかに綴られています。気まぐれ、でも甘えん坊という猫らしい二匹ももちろん、静かにツッコミを入れる卵山さんのセンスも抜群。ブログも人気で、現在里親募集中のタネオも仲間入りしてます。
カラス飼っちゃいました|犬養ヒロ|ぶんか社
怪我をしたカラスを救助し、かぁ子りんという名を付けて一緒に暮らすことになった作者。本書は、世間では時に嫌われ者にもなるカラスとの生活を通し、実はかわいい一面やあまり知られていないカラスの生体を解説しています。カラスをペットにするのは非現実的だけど、命はどれもて等しく、そして愛しいもの。あとがきではうるっときてしまいますよ。
世にいうブラック企業に務める人や、学校が苦しい人、働きたくてもうまくいかない人、すべての人の心に残る、仕事と命の天秤の話。働き方のみならず、自分自身の生き方も考えさせられます。辛い心境に共感して苦しくなるかもしれないけれど、読み切れば幸せに向かって生きる力が得られるはずです。